木製カーポート
パートタイム教授、奥田健次です(^^)
全国あっちこっち出かけています。大学のほうは常勤を退職させてもらって、今は客員教授とか非常勤だけ。お気楽なもんです。でも、リアルな仕事のほうはお気楽にというわけにはいきません。とにかく体調管理がすべて。もともと虚弱体質なのに、よく持っているほうです(>_<)
さて、うちの学校のほうですが何せ少しでも冬を快適にすることばかり考えています。前の所有者は夏しか使用していなかったため、冬は水道も保温工事されていません。そういうのを昨年は1年かけて、生活している部分から工事していきました。まだまだ発展途上です。
悲願の1つだったのは、本館の正面玄関にカーポートを付けること。雪が降ると、ちょうど北側に面している正面玄関の雪が春まで溶けず、しかもスケートリンクみたいにツルツルになるんです。だから、そこは雪を何とかして積もらないようにしないといけませんでした。
今どき、量販店のアルミの出来合えのものを付けてもらえば、かなり安いのですが。
ただ、うちの学校は50年くらいの古い建物で、軽井沢らしい山荘の雰囲気もあって、そこに家の脇に設置するようなカーポートではどう考えてもマズイ。家の脇にあるアルミのカーポートが、学校の正面の本館の真正面にあるのはイカンのです。学校の顔ですから。
だから、ここはオーダーメイドで作るべき。イメージしているのを建築家ビルダー・フナキさんに相談して、かなり良いCGで完成予想図を作ってもらいました。量販店の2倍の費用がかかるのですが、そこは学校の顔の部分ですからね。思い切ってオーダーメイドでお願いすることにしました。
で、これが完成。
少しでも明るさを残しておきたいため、屋根はポリカーボネートです。
もしこれをトタン屋根にしていたら格好悪いやんか。この透き通った屋根。まるで屋根がないみたいでしょ。でも、落ち葉とかで分かると思う。これ、ポリカーボネートの屋根なのです。明るくクリアーなので、学校の駐車場奥の大きな白樺の木々もそのまま見えますね。
横からの図。
それにしても、空が綺麗でしょうに。こないだのシドニーもこんな感じの空でした。途中、東京は晴れてもガスってて灰色の空でしたが。
このオーダーメイドの木製カーポート。すごい雰囲気が出てるでしょ(^o^)
築50年の建物と、見事に調和してると思うよ。
先日、弟子コトーが来たときに「ちょっとほれ正面玄関、見てみろよ」と。でも「何か変わりましたか?」と夏からの変化に気づかない。
だから大成功。
調和してるってことです。
もちろん、近くで見たら新しいところと古いところの違いは明らかですけどね。でも、見事にうちの学校の顔が雰囲気を損なわれずに、しかも機能的になりました。
これで、雪が降っても玄関前がスケートリンクになりません(^_^)v
奥田健次//
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