食うもの、無いね。
パートタイム教授、行動分析学者の奥田健次です(^^)
大学をさらりと退職して、西軽井沢で学校づくりをしています。
とはいえ、仕事は大学で働いていたときよりも自由な分、より忙しい感じ。でも、清々しい忙しさですから、ええこっちゃ。それなりにレジャーを充実させてるし。
うん、大学に居た頃よりは間違いなくレジャーの充実、確かです。
仕事先の『食べ歩き』も、楽しさが何となく分かってきました。でもまだまだ、ファーストフードとかに行くことが多くて、いかんです。コンビニ弁当で済ませてしまう悪い癖もあり。
いい物を食べたいなと思ってもお手軽に済ませようとしたら、何を摂取しているのか分からない腹立たしさがあります。
そういえば、明日が東京都知事選の投票日ですか。
マスコミの『世論調査という名の世論操作』がどういう影響を及ぼすのか気になるところですが、相変わらず簡単に操作されてしまう有権者もイカンよな。なんや、「細川は1億円、佐川から借りていた」という自民党のネガティブキャンペーンを信じ込むような人もいるらしい。
「猪瀬5000万はダメで、細川1億は良いのか?」みたいな。文脈が全然ちがうのに、こんなネガキャンに引っかかる人って、感覚的にしか物事を考えられないのかね。猪瀬のは直接的に利害関係のある相手っていうのがアウトやけど、細川の殿さんは利害の無い相手から借りていたのにさ。
ま、それは今や当時のことを良く知るというか最先鋒で追求した村上正邦氏が「でっち上げのキャンペーンだった」と告白しちゃったから、もう使えませんけどね(この記事『細川氏佐川問題追及の張本人 あれは「デッチ上げ、無茶苦茶」』に村上氏本人談あり)。
テレビとかネットのメディアを見た印象だけで判断する人って、簡単に操作されるからなぁ。印象操作されてる本人、それに気づかないもんやし。
本を読んで勉強するべし。広瀬隆さんの著作物とか、20年近く前のものが『予言の書』みたいになってしまってるし。利権の構図が実名で分かってしまって恐ろしや。これ、原発事故前の本。
『メリットの法則』と同じ集英社新書からも『原発の闇を暴く』という新しいのが出てます。これ、原発事故後の本。
食べ物の問題といえば、京大の小出先生が指摘してますね。
「原発事故前、 日本の農作物の放射能汚染は、1kgあたりわずか0.1ベクレル程度だった。それが今は1kgあたり100ベクレルが規制値となり、市場に流通している。事故前の1000倍もの被曝を国が許している」
これね、小出先生の「意見」と違うからな。原発事故後の、国の新基準という「事実」です。まあ、昨今は「意見」と「事実」の違いも分からん人が多くて困るんですけども。
国が定めた基準によって1000倍もの被曝を受け入れなきゃならんことに。
要するに、小出先生の言葉を言い換えればさ。日本国民が消費する日本の農作物を、もし原発事故前の基準で制限してしまうと、スーパーで売っている農作物やそれらを加工した食べ物が1000分の1以下に減ってしまうよってことでしょ。事故前の基準では、外食店の仕入れ品数も1000分の1。あらゆるところで産業が壊滅状態。その壊滅を隠すために作った新基準ってこと。
それくらい、福島の事故ってのは破局的事故やったわけで。地球上の破局的な原発事故と言われたチェルノブイリの事故の、数百、数千倍の放射能汚染ですからね。終末です。
この記事を読んでいる最中も、福島第一原発の高濃度汚染水はどんどん海へ漏出してます。1日400トン。1年で146,000トンの放射性物質まみれの汚染水が流れ出ています。野菜も魚も1000倍の放射能汚染まみれを口にしないといかん時代。まだトイレに落とした寿司飯(5年前の古米で作った)を食べるほうがキレイキレイ。
これでも原発が必要と言っているのは、原発村と利害関係の無い専門家が調べた客観的な資料や文献に当たればええんやろうけど、まあ情報の仕入れが原発村と利害関係のあるメディアからなんやから、やっぱり操作されてしまうんやろう。
ま、それは選挙結果を見てからです。
世界の破局と終末に向かって加速してますし、俺にはそれをどうすることもできへん。
学者を捨ててロックでも始めようかね。
いや、すでに学者らしさなんてものは捨ててるし、ロックな人生歩んでるかもしれん。
やはり20年近く前、ロックからは忌野清志郎さんが歌ってて、まあ御用学者よりもロックが正しかったという話。
明日、東京都知事選。大頭と呼ばれた俺は、東京じゃなくて平城京で講演会。
奥田健次//
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