[gtranslate]
世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
奥田健次(行動分析学者)Xアマゾン
記事

STAP!STAP!STAP!

パートタイム教授、奥田健次です( ´ ▽ ` )ノ

大学を超早期退職して、西軽井沢で学校づくりをやっています。

さてさて。

今回、毒々しすぎるので要注意。

小保方晴子さん。痛いですね、この人┐( -”-)┌

サムラゴーチと時期的に被っているという運の悪さ。

「サムラゴーチなんかと一緒にするねいっ!」ってか?

サムラゴーチは被災者や障害者を利用したからあくどい?

いえいえ。ウソはウソでも、サムラゴーチのほうが、まだ全然マシです。所詮は芸事ですから

〽嘘の程度がとても幼稚ね、HIROSHIMA♪

小保方さんの場合はさ。科学者でしょ。功を焦って画像を流用したり画像を加工したり。そして論文の執筆においても、まさかのコピペ。うーん、学部の講義レポートでこういうことをする留学生とか、ときどきいたけどさ。博士論文で序論を大量コピペって。

こぴぺ?

はい。コピー&ペーストの略です。

今ドキ、パソコンの画面のテキストを選択してボタン一つでコピー(メモリに複写)。それをワープロの原稿にペースト(複写した原稿を貼る)ことです。

それで略してコピペと言います。今ドキ、数秒で出来ます。

小保方・コピペ・貼る子さん。

小保方さんは「あれは下書きでした」と言い訳してるみたいやけど、それだと余計に早稲田大学の指導教員だけじゃなくて審査者全員が揃いも揃って「下書き」と「清書」の見分けも付かなかったとなるぜ。笑

俺くらいの世代だと、剽窃(ひょうせつ)や盗作がどれほどやってはいけないことか、たたき込まれたけどね。で、ありがたいことに当時は今みたいに簡単にコピペはできなかったのも幸いだった。

俺らの世代は、コピーをスキャナで読み取ってそれをOCRソフトというのを使ってテキスト変換するのがやっとでした。その読み取り率が悪くって、面倒くさくてコピペなんていう言葉も無かったし。大変だけど、ちゃんと引用して自分の論旨に組み入れて、引用文献に明記するのが当たり前やったよ。

ちょうど小保方さんくらいの世代やな。学部生時代にコピペがマウスクリックで、簡単に取れるようになったのは。クリックしてスイーっと引っ張ればそのままテキストが取り込めるからねぇ。お手軽すぎて、お手軽すぎる研究者も増えたのかもしれない。

しかし、本当は世代とか関係ないよな。相対的な世代の傾向はあるやろうけど、同じ世代でも古い世代のように研究者倫理がたたき込まれている人もいるねんからさ。

たまに、自分の研究のオリジナリティーを際立たせるために他者の論文を引用しないという了見の狭い研究者もいますが。本来は、引用した上で自分の研究の「小さなオリジナルなポイント」を明確にしていく作業が正しいねんけどな。

本来は研究上のオリジナリティーなんてのは、小さな小さなもんなのです。テクノロジーについては革新的なものとかが出てくるけどさ。ここのところが曖昧な理系の研究者って、俺が想像している以上に多いのかもしれない。

小保方さんってのは、iPS虚偽発表の森口尚史より悪どいよなー。今となっては、森口さんが可愛らしく思えるもん。

たった2か月前までは「ノーベル賞もん」と国内だけでなく、世界を驚かせたんやからねー。

驚かせた分、日本の科学者の倫理教育に大きな傷を付けたよな。まあしかし、科学者ですから。海外の一流の科学者なら「日本人というのは・・・」と一般化せず、「OBOKATA? あ〜、plagiarismやった人ね、トンデモな科学者がいたねぇ」と笑ってくれるだろう。

でも、どっちにしても研究者の倫理教育が大幅に見直されることでしょうね。もしかすると、大学院からでは遅いかもしれない。学部生の間に、講義レポートとかでお手軽コピペに手を染めたら、卒業論文でもその方法を使ってしまうかもしれんし。間違って、大学院に来てしまったら、その方法をさらに使ってしまうかもしれんでしょ。

ほれ、あれよ。ウォシュレットよ。ウォシュレットを子どものうちから使っていたら、大人になってからウォシュレットの無いトイレが不安で使えなくなるのと同じね。

学部1年、3年、大学院1年くらいで、徹底的に研究倫理をたたき込むしかねーな。

小保方さんは、カメラの前で「STAP細胞はいちど分化した細胞が、まるで赤ちゃん細胞のように若返ることを示しておりますので、もしかしたら夢の若返りも目指していけるのではないかと考えております」と笑顔でコメントしてたよね。

こういう商業的なフレーズを研究者本人が言うところに、ちょっと科学者らしからぬ感じがするなぁと思っていました。

基礎系の研究者はあくまで事実のみ語るから、専門外の人は「?」となるものですよ。応用可能性は研究者本人が語るよりも、そこは理研が語るところでしょ。

そうそう。メディアは理研のほうを監督不足みたいに非難しているけど、そんなん理研に求めてどうするの? 非難するとこがズレとるで。

研究者自身の中に倫理規範が植え付けられているべきで、企業がすべての研究や論文を隈無くチェックするなんて現実的にありえへん。あくまで研究者は独立した研究を、それぞれがそれぞれの倫理規範の中でやっていくねんから。研究者は独立しています。

だから、小保方さんは研究者として元の位置には戻れないでしょう。科学者なので、もう科学者には戻れないです、たった1回(小保方さんは複数回のようです)のことでも落ちた信頼は同じ仕事では回復できません。理研の広報部か何かに部署を変えてあげたほうが本人のためでしょう。

ま、STAP細胞があれば「まるで大学院生の頃のように夢の若返りも目指していける」のならば、やり直しも可能かも。笑

ちなみに、奥田研究室の場合は俺自身もネガティブデータも公表することにしています。期待していたのと違う反応(結果)が出た場合、それはそれで非常に貴重な事実であるので、そこを自分の都合の良いように操作しません。絶対に。

そりゃもちろん、できるだけ慎重に予測と制御の正確性を高めようと強迫的なほど気を遣ってますから、思ってもいない結果がでると正直すこし残念に思う気持ちはありますよ。でも、だから事実を変えてしまうようなことだけは絶対にやらないし、やろうという誘惑もない。

記事
« トップへ戻る »

コメント (6件)

  1. 超絶技巧です。

  2. もう今となってはSTAP細胞が存在して、他の研究者によって確認され、より発展するといいな。と思います。他の研究者の方、失敗から学んで発見してほしい。

    何でコピぺ画像切り貼り論文を発表しなきゃならなかったんだろう。研究者とはいえ企業だから成果物としての実績を作らなきゃいけなかったのかな。周囲からのプレッシャー?

    研究者倫理、、、私は素人なのでよくわかりませんが、叩きこまれなければ、境界線もわからないなんて、小さい頃からの習性って恐ろしい。ちょっと違うかもしれないけど、仕事で自分がミスしたり間違えたりしても、謝らない人が増えたよねと同僚と話していたばかり。糠に釘みたい。

    最初にSTAP細胞が出て来た時、小保方さんの持ち上げ方はどうなん?と思い、今の叩き落とし方に怖さを覚えます。取り上げ方でどうにでもなる。マスコミにも罪はある気がします。

    裸の二人包んでくれる〜♪
    もう身ぐるみはがされボロボロでしょう。サムラゴーチ 氏はふてぶてしさが残っているな。うん。

  3. 奥田先生、こんばんは。

    貼る子さん 笑
    小保方さんはマスコミに持ち上げられて、一気に叩き落とされましたね。
    社会に与える影響はサムラゴーチ氏より大きいでしょうね。
    捏造なの?知らなかった?
    STAP細胞は存在するの?
    サムラゴーチ氏は、曲は存在しましたね。

    小保方さん自身の会見はあるのでしょうか。
    謝罪や説明は必要かと。
    サムラゴーチ氏の時みたいに、記者が寄ってたかって吊し上げるやりとりは見たくないなぁ。

  4. なぁーんだか、寂しいですね。
    論文に対して小保方氏が責められるのは致し方ないところですが、日本のメディアの食いつきかた、報道の仕方が私は気になって仕方ありません。
    辞めりゃーいいのか、自殺すれば許されるのか…。
    そんなことじゃなくってさー。そんなん、あかんてぃ。
    いじめ好きな日本世論…。そのなかで「自分の言葉で…」なんて会見なんてしちゃった日にゃー( ゜д゜)、;’.・
    おっしゃる通り、もぅ充分傷ついてると私は思ってます。 サムラゴーチさんはどうなんだろね、傷ついてるのかしら…?

  5. STAP細胞の存在有無を問われる事も仕方なしですが、これは第三者で再現できればその疑いも払拭されますね。でも小保方さんは科学者としてやり直すことはもうできないのでしょうね。

    何をそんなに急いでツギハギだらけの論文を発表しなければならなかったのか、科学にド素人の私には理解できません。

  6. こんばんは(^-^)/


    佐村河内さんに続き小保方さんと内容は違っても残念な話が続きますね。

    佐村河内さんに関しては興味はないけど本当に障害があって障害者手帳を貰い支援を必要としてる方々が審査が厳しくなってしまったり周りから障害が嘘じゃないかと誤解されたりするんじゃないかと思うと凄く腹立たしい((( ̄へ ̄井)

    小保方さんの件に関しては研究の詳しい事は分かりませんが…どんなに医学が進んでも現代の医学では治らない病気が今も沢山あって、そんな方達にはSTAP細胞だったり新しい研究が大きな希望の光だったりするので慎重に研究して発言してほしいなぁと。今のところバカンティ教授が論文は撤回しないようなので それならそれで きちんと検証してほしいし、違う方が成功してくれたら本当に嬉しいなぁと思います。

    何かを研究するって難しい事だと思います。
    先生みたいにネガティブな状況も きちんと受け止めて じゃあ次はどうしていこうかと道を探し確実にしていって欲しい! 私も良性で命には関わりませんが『今の医学では治らないよ』って言われてる病気を持ってるので切に願ってしまいますね(^-^)

    あっ真剣に書いてスイマセン(^-^; 削除しちゃって下さい(笑)


コメントする

Diamondo Blog イチオシ芸能ニュースもっと見る

ピックアップブロガーもっと見る


インタビュー特集もっと見る

 

奥田健次(行動分析学者)トップページへ

奥田健次(行動分析学者)プロフィール

プロフィール写真


奥田健次(おくだけんじ)
身長・体重 174cm・63㎏
生年月日 1972年1月20日
血液型 B型
出身地 兵庫県

プロフィール詳細

このブログの更新情報が届きます。

奥田健次(行動分析学者)モバイル版

ブログモバイル版

奥田健次(行動分析学者)オフィシャルブログ
http://www.diamondblog.jp/kenjiokuda/

奥田健次(行動分析学者)カレンダー

2014年3月
« 2月   4月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

奥田健次(行動分析学者)カテゴリー

奥田健次(行動分析学者)アーカイブズ

奥田健次(行動分析学者)リンク

奥田健次(行動分析学者)お仕事依頼