雑誌『JAPAN CLASS』に掲載されています!
パートタイム教授、奥田健次です(^^)
大学を超早期退職して、客員教授とか非常勤のみにしています。西軽井沢の廃校5,000坪を買い取って、そこで幼稚園設置準備中。
さて、今月から雑誌や新聞などあちこちに記事が載る予定であることをお知らせしていました。
まずは東邦出版から依頼されて書いた記事が『JAPAN CLASS』という雑誌に数ページにわたって掲載されています。
非常に面白い企画で「日本人が知らない日本のすごいところ」をテーマに掲げているそうです。
で、自分が担当したのはどういう内容か?
日本国内そして海外をグルグルと回って臨床活動やっている、その専門の内容についてお願いされたのでしょうか?
違います。
『アナ雪』です。
映画『アナと雪の女王』について、過去このブログでさらさらっと書いたこと(『ANAでアナと雪の女王』)が好評だったらしく、編集部から正式なオファーがありました。「ほとんど同じ内容で良いですから」と。
「だったら、まあいいや」。
そう思ったのです。
〽アナ雪をかたろう♪
そう歌ったのです。
ところが、いざ書こうと思ってブログのままの骨組みで出してやろうと思ったのですが、何となく気が進まない。
それで、仕方がないので今回の雑誌用にイチから書き直すことにしてみたのです。
そしたら筆が止まったのよね。
そりゃ、そんときは正直ゾッとしたよ((((;゚Д゚)))))))
おれ、専門外やし書けないんちゃうかなって。
ところがしばらく考えてから書き始めたら、なぜだかどんどん文章が出てくる出てくる。その時期、死ぬほど忙しくて睡眠時間も1日2、3時間しかなくて、体調もボロボロでしたが。
それでね、まあざっと言えば「なぜ、松たか子が歌ったレリゴーは、世界から評価されているのか?」というのが依頼されたテーマなのね。
ブログのほうでは、本当にさらりと書きましたが。やはり本となると、文献も調べます。
それで心当たりのある『言語行動』の論文や、日本語の構造の本なども読みました。時間のない中、海外の文献や資料も探して参考にしました。
「どうせ専門外なんやし、楽しく、面白おかしく、書いてやろう」と思っていましたが、仕上がってみたら何と発達障害に関する考察も自然に触れることができたのです。
それで書き終えてから読み返してみたら、まあ久しぶりに自分の書いた文章に「200点」くらい付けても良い、ちょっと手前味噌なのですが驚くほどに納得しました。
よく映画のパンフレットとかに、映画評論家とかばかりがコメントを寄せているんじゃなくて、「料理研究家」「プロスポーツ選手」「教育学者」みたいに別の分野の方のコメントを載せているじゃないですか。それぞれ味のある。
で、出来上がってみたものはそういう味のある記事になって1冊の本に所収されたのです。
ゲラでチェックしましたが、他にも日本国歌『君が代』が世界から美しいと評価されていることについてとか(他の国の国歌の内容も紹介されていて笑えます)、とても興味深く全部読むことができます。
この書籍は、もしかしたら無くなったら増刷されないかもしれません。
ですので、お早めに手に入れておいたほうが良いかと思います。
来週の月曜日くらいに書店に並ぶようですが、扱いのない書店もあるのでネットで注文しておいたほうが確実でしょう。
まあ、読んでみて下さい(^^)
こちらからどうぞ。『JAPAN CLASSそれはオンリーインジャパン』
あ、ブログに来て下さった方のために、特別に紙幅の関係上ボツになってしまったところを特別に下記に貼っておきます。
自分としては、この遊びの冒頭部分も楽しみの一つだったのですけれどね(^^;)
これを削除したことで、比較的、落ち着いた論評となっています。
–
ディズニーアニメ映画『アナと雪の女王』(以下、『アナ雪』と書きます)が空前の大ヒットでした。女の子たちが手袋を上空に向かって放り投げる「エルサっ子」たちが各地に出現しましたが、私も子どもの頃は沢田研二を真似て帽子を斜めに被ってから投げていましたし、これはもうご愛敬ということで。親に「ちゃんとしなさい!」と叱られた子が、「〽ありの〜、ままの〜♪」と歌って開き直るようなエルサッコ現象には少々困ったものですが。
–
奥田健次
最近の画像つき記事