奥田健次(行動分析学者)オフィシャルブログ

パートタイム教授、行動分析学者の奥田健次です(^o^)

大学を超早期に退職させてもらって、西軽井沢5,000坪の廃校を買い取って、そこで学校づくりをやっています。設立準備中の私立幼稚園については、こちらから。

さて、昨年の夏に出版した『拝啓、アスペルガー先生 ―私の支援記録より』ですが、これがすでに３刷まで重版となっております。

お知らせしていた通り、こちらの書籍を元にしたマンガ版が、同じ飛鳥新社さんから出版されます。いよいよ１月２９日に。

そして、予約販売が開始されていますので、お早めにご予約下さい。

新進気鋭のマンガ家・武嶌波さんが、アスペハートの連載と上記の原作本を元にマンガ化して下さったのです。

事例については原作にかなり忠実に描かれています。

家族の様子などは武嶌さんによる脚色や創作も入っています。これが本当に素晴らしいです。きちんと取材に基づいて、再現してくれているんです。協力的な夫がいる家庭。一方で、暴力的で子育て放棄の夫がいる家庭・・・。いろんな家庭がありますが、そこの描き方も共感を呼ぶことでしょう。

学校の教師や管理職の中に、責任逃れや無気力な態度を示す人も描かれていますが、これらもすべて実際にいた方々の発言そのままで紹介しています。こちらも、読者の保護者の方々にとって「ああ、こういうこと言われたこと、あるよなあ」と、似たような人と出会ったことのある方は共感されるでしょう。

他にも、マンガならではの描写があって、文字の本とは比べようもないほど現場の雰囲気が伝わってきます。

ベストセラー『光とともに…-自閉症児を抱えて-』（秋田書店）も、小学校から高等学校の図書館に設置されていて、多くの小学生たちが読んでくれました。

今回の『拝啓、アスペルガー先生【マンガ版】―異才の出張カウンセラー実録』も、小学生でも読めるように送り仮名を付けるなどの配慮をしています。「奥田健次」にまで「おくだけんじ」とルビを入れてくれてたし(^^;)

原作本よりも家庭の様子がしっかり描かれているので、当事者家族の苦悩や孤立感などを共感していただけることでしょう。発達障害の理解と援助のために、少しでもこれがお役に立てられれば幸いです。

自分？

そりゃちょっと恥ずかしいというか照れくさいというか(￣▽￣;)

でも、武嶌さんがやたらと完コピしようとされるので、編集サイドからも身内からも「見た目、そのままやん！」との声が上がっています。

見た目のことはともかく、自分としては「ああ、それ言ったよな」「そのまま言われたわ」と再現VTRを観ているくらいリアルです。

マンガ版以降、これのドラマ化の企画も進んでいます。ブログ読者のみなさま、誰が主人公に良いかご意見をください。その意見は大人の事情で簡単に通るものではないようですが、プロダクションにお知らせすることくらいならできます。

以上、これから出る本のご案内でした。

ところで、先日の大雪で新千歳空港で足止めを食らってしまいました。大変でした。

空港へ移動して、飛行機が遅延、遅延となり、欠航が決まりました。

意地でもとその日の夜の伊丹便が１席空いていたので確保。伊丹のホテルも確保。東京で仕事やけど伊丹入りして翌日に新幹線で東京入りしようという作戦。しかし、その数分後、全便欠航が決定。伊丹のホテルキャンセル。

ANAをLCCに変更してでも東京に帰還しようと考えたけど、とにかく全便アウトとのこと。エルサが悪さしたに違いない。アナが「雪だるまつくろう♪」言い過ぎたからや。

翌日の飛行機をチェックしたら、夜の羽田便しか空いてない。これで翌日の仕事は完全に不可能と確定。即、親御さんにお詫びと延期のメール。

そして、空港難民になるのが嫌だからその日のホテルを探す。電話にすら出てくれない。バッテリー残量を気にしながら、電話に出てくれよと待つたか子。レリゴー言うてられへん。

やっとつながったけど、千歳空港周辺のホテルは当然すべて満室。ヤヴァイ。のんびりしてたら寝るところ無くす。どうする、クリストフ。

やっと見つけたけど、結局それは札幌市内。札幌へ戻ることに。

札幌市内に戻ろうとしたらバスは全便アウト。JRは超混雑で客が改札前でトロール状態。

千歳空港で６時間も時間を潰して、JRに乗車できたら今度は南千歳で線路のポイントが凍って動かないため、車内で２時間近く閉じ込められ。このまま電車ホテルは嫌や。スヴェンといるほうが幸せや。

なんとか動いてくれて札幌に。オラフ、ありがとう。

これまでの職業人生で３度目の仕事キャンセルです。痛恨です。ご迷惑をおかけした方、不可抗力とはいえ本当にすみませんでした。

無駄に１日を札幌で過ごして、なんとか東京へ。

機内でご一緒したA社のM様。お名刺をいただきながら、こちらが名刺を切らしていて大変失礼をしてしまいました。もしここへ辿り着けましたら、よろしければ公式ホームページのほうからご連絡をいただければ幸いです。同郷というのも奇遇でした。

最後に、昨日お知らせした１月１８日の原宿でのセミナー＆サイン会は、あと少しで定員いっぱいになるそうです。お早めにどうぞ。

奥田健次