初めての徳之島
パートタイム教授、奥田健次です( ´ ▽ ` )ノ
大学を超早期退職し、長野県は西軽井沢で学校づくりをしております。私立幼稚園を申請中です。
さて、気がつけば師走じゃないですか。今月の前半だけでも日本列島を毎日ジグザグに移動しています。
先日は、鹿児島県は徳之島まで1泊2日の強行軍で行ってきました。鹿児島には何度も教育相談や講演会、学会などで行くことがありましたが、鹿児島県の離島に行くのは今回が初めて。
地図で見たら、沖縄本島のほうが近いんですよね。九州の鹿児島から500キロくらい離れています。主催者のみなさまと初めてお目にかかって少しお話ししたら、どうりで沖縄の言葉やイントネーションに近いなあと。
事前にどんな島か調べていましたが「合計特殊出生率の高さでは、国内第1位-第3位を島内の3町が占めている(Wikipediaより)」とのこと。みなさん、沖縄県の出生率の高さは知っておられると思いますが、日本一なのは徳之島ということなので覚えておいて下さいね。空港に愛称が付けられる昨今、徳之島は『徳之島子宝空港』となっています。
講演会は当日現地入りして、金曜日の夜に行いました。満員御礼で熱心な教師や子育て中の親御さん、祖父母がたくさん来て下さいました。伊仙町町長も来て下さり、最後までお聞き下さって恐縮しました。かなりお耳汚しな内容だったのに・・・。
終了後、主催者関係者で夕食懇親会へと。会場がローカル映画に出て来そうな南の島の民家を改造したようなお店で、地元料理をいただきました。
ちょうど忘年会の季節です。後ろの部屋の別団体の声が聞こえてきました。壁の向こうから「・・・軽井沢から10時間かけて来られたんよ」とハッキリと聞こえたもんですから、ドッキリ敢行確定
「私、行きますね!」と、隣のお部屋の襖を開けてご挨拶しました。
「どうもー、軽井沢から10時間かけて来ました奥田です」と。笑
こんな感じで、ついさっき講演したことが島のあちこちに知れ渡ってるんです。これだけでも島の文化を味わうことができました。
あちこち引っ張りだこの町長も途中から懇親会に足を運んで下さいまして。町長に対して「やらない理由」や「できない理由」を並べ立てるような人がいても、すぐに「やる理由」や「できる理由」を並べて新しいことを実現されてきた痛快エピソードをお聞きしました。
お食事ですが、何が美味しいかって刺身の醤油です。「甘口」と聞いていましたが、本当に濃い甘さでしてね。熊本の馬刺し用の醤油に似ていると思います。鴨鍋も美味しかったです。
お醤油マニアの方は、楽天などで徳之島の醤油、探してみて下さい。
到着が夕方で講演会を終えたら夜でしたから、島の景色はほとんど見られず。
翌朝。
ホテルからの景色は、まあ本当に水平線が長ーーーーーいのです。あんまり水平線が長く見えると「あ、これ地球は丸いんや」と思うほど、なんとなく大きな曲線の一部のようにも見えてきます。
そうそう。朝食バイキング。ここで出たゴーヤチャンプルーが、今までの人生でザ・ベストです
沖縄のゴーヤチャンプルーは塩か醤油、あるいは鰹節の味ですよね。ところが徳之島のゴーヤチャンプルーは、なんと味噌味でした。甘口の味噌。あとで聞いたら「徳之島産 米味噌」というのだそうで、帰りに買って帰りましたよ。
空港へ送っていただく途中、戦艦大和が沈んだ海の岬で慰霊碑を見てきました。
ほら、ご覧下さい。水平線がなんとなく地球の丸さを物語っていません?
徳之島子宝空港で、徳之島にしかいないオビトカゲモドキのステッカーを見つけ、リモワに張り付けました。
講演会は種まきでした。事例研究の大切さをお伝えしましたので、学校や幼稚園・保育所で心ある支援者が「自分自身の指導や支援を見直すことで、支援者として成長したい」という方が集まるようでしたら、ご縁があればまたお会いできるでしょう。楽しみに取っておきます。
帰り、徳之島のホテルを朝の10時に出まして鹿児島空港でしばらく乗り継ぎに時間を費やし、羽田経由で軽井沢まで帰ると夜の10時前。片道10時間の旅でした。サンフランシスコまで行けるやん
帰宅するや、翌日の信州ABA研究会の発足記念講演会の準備。本日、小諸市で実施してこちらも大入り満員でした信州ABA研究会の今後の活動、楽しみです。
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では、今年もあと少しですが良い年をお迎え下さいね。
奥田健次
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