ドキュメンタリー出演(フジテレビ“NONFIX”)のお知らせ
パートタイム教授、行動分析学者の奥田健次です(* ̄∇ ̄)ノ
ここ2年ちょいくらいの長い間、密着取材が続いておりました。
以前に出演したドキュメンタリーも長期かつ海外まで密着だったので、慣れているだろうと思っていましたが慣れるものではありませんね。
放送一週間前になりましたので、番組情報が公開されました。
フジテレビ NONFIX
“ひらめき”で自閉症と闘う 異端の出張カウンセラー
2017年3月30日(木)01:40~02:40 放送(2017年3月29日(水)25:40~26:40 放送)
番組サイトは、こちらからご覧下さい。
29日の夜中で、日付としては30日になっております。
残念ながら、このフジテレビの番組は関東ローカル(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬)となっております。この地域以外にお住まいの方は、今のところ視聴する方法がありません。
私もオンエア日には関東圏外におりますので、主演者本人が観ることが出来ないという(´Д`; )
東京のスタッフにお願いして、テレビ画面の前にスマホを置いてテレビ電話を通して観ようかな・・・。
関東圏外にお住まいの方、圏内の方に録画などをご依頼下さいね。
2年に渡って色々な材料を提供して来ました。尺の長さやテーマ趣旨などの諸事情で、今回も当然ながら未使用となる素材のほうがほとんどでしょう。私には編集権がありませんが、制作会社の取材にご協力下さった方々に私からも御礼とお詫びを申し上げます。
どんな風に編集されるんでしょうね。
タイトルなあ・・・。「ひらめき」、まあカギ括弧が付いてるから良い。いくらでも浮かんで来る方法は「ひらめき」と呼ばれるものですが、自分としては「基礎がしっかりあった上での」ですからね。「ひらめき」だけでやってるわけではないですよ。全部説明可能。全部再現可能です。
繰り返し念入りにインタビューされたことから想像するに、また「障害とは何か?」という哲学的な問いにまで話が及んでいることと思います。今、「また」と言ったのは、以前の「NNNドキュメント」でもその問いかけを行い、オンエアされたことがあるからです。
NNNドキュメントでは、
奥田「私にはトゥレット障害があるんですよね。あと、強迫性障害も。・・・精神障害の診断基準があるんですけど、それ見たら、世の中の人たちで当てはまらないなんて人は、一人もいないですよ。・・・だから“障害”って何なのって話なんですよ。よく分からないものなんです。だから“普通”も分からないです。“普通”って何なの?」
と言うところがオンエアされました。
今回の番組では、当時にはカットされた説明がオンエアされたら良いなと思っています。
あと、わざと私がアスペっぽい言動をしているところが出てくるかもしれません。私がリスペクトしているアスペの方っぽく演じてみました。オンエアされてくれたら良いなぁ。
取材を受けた仕事の数々に関しては、とにかくドキュメンタリーですので言うまでもなく全てガチです。学校コンサルテーションで出会った子も初対面、家庭での出張教育相談も初めてそこで出会う子どもです。
以前のNNNドキュメントでも、インテイク面接がオンエアされました。とある県の臨床心理士会の会長は「自分もテレビの取材でセラピー場面を見せたことはあるけど、初回面接からカメラが入ったのは聞いたことがないなあ! 勇気がありますね!」と仰いました。
そりゃ緊張感はありますよね。
緊張したら痔になるよ。
いや、私は痔にはならなかったけども。
てことは、それほど緊張していなかったのかね。
とにかく“NO・ボラギノール”でした。
・・・なんの報告やねん!
でも、ドキュメンタリーで知ってもらいたい、DVD教材にしたいと思うくらいのセッション。こういうことは、しょっちゅうあるんです。許可をもらうのがとにかく難しいということ。今回も「これこそ! きっとこれを観たら多くの親御さんが励まされる!」と世間に知ってもらいたかった症例とそのドラスティックな変化が、残念ながら親御さんから許可がいただけなかったりと。仕方が無いです。無理にお願いできませんからね。
番組をご覧になって、この分野に興味を持たれた方は、ぜひ今度は本を読んでみて下さい。実際に行った事例がマンガ化されていますので、分かりやすいと思います。「マンガ 拝啓、アスペルガー先生」と「奥田健次の出張カウンセリング」です。後者のほうは昨年末に出たばかりで、私の半生記も取り上げられています。「トゥレット障害」のことも再現されています。
あと、昨日アップされましたが6月に講演会や無料子育て相談会もあります(講演会情報はこちら)。来年4月に開園予定の幼稚園について、この講演会ではさらに詳しくご案内できることでしょう。今月から新築園舎の基礎工事が始まりました。
では、この番組。お見逃しなきよう。
録画ではなくオンタイムで観てくれた方に、何か御礼できへんかな。あ、ブログのコメントを書き込んだら時間が表示されますね。それくらいの御礼?です….。スミマセヌ。
“あずき大”のボラギノールを、夜更かしのあなたに。
奥田健次(プチ汚言モード)
【追記】
(1)行動分析学道場2017 日程確定です。2017年8月8日〜10日です。近日中に募集開始。
(2)行動コーチングアカデミー講演会 2017年6月24日、参加予約受付中。
(3)保護者向け合宿2017 2017年7月22日〜23日(開催予定)。
(4)平成30年4月開園予定の学校法人西軽井沢学園 幼稚園教諭(正規職員・パート職員)募集〔経験者・新卒〕(近日、応募方法をご案内予定)
先生、まずは幼稚園本当に本当に
おめでとうございます。
何回言っても言い足りない。^ ^
ドキュメント、リアルタイムで拝見し、自分もまた頑張ろうときゅっと引き締まった感じです。
次の日は仕事中、蜆目でしたけど(^◇^;)
やっぱりリアルで見てよかった!
ここ数年の間に子供の事、仕事、自分の事、と色んな事でくじけそうになったけど、先生の本を読み、Nドキュを見て、立ち返って過ごしてます。今回の番組も新たに永久保存版です。
お子さんの表情や反応の変化もすごいですが、何より親御さんの顔つきが回を追うごとに変わりましたよね。
自分も頑張ろうって身が引き締まる思いでした。
ところで、、、先日WBC中国戦観戦してきました!
今回の大会、小林(坊主の気合いと心意気が素晴らしい)と坂本(井端コーチのお陰?守備に磨きがかかった)と菅野(風格を感じる)、巨人の選手が軸となって一体感があるチームでしたね。いよいよ開幕したし、楽しみだなあ(^_^)って関係ないこと長々失礼しました!
ますます多忙を極めてらっしゃると思いますが、身体と気持ち少しでも休めて、ほっとする瞬間作ってください。
先生にしか出来ない事は沢山あると思いますが、先生は先生しかいないので。ご自愛下さいね。
初めまして。都内に在住する自閉症スペクトラム障害(高機能自閉症とADHD)の、5才の男の子のママです。子供の障害に一歳3ヶ月で気付き、一歳半健診で数枚のレポートを作成して自治体の心理士に相談したところ、呆れ顔で「お子さんにお受験させたいのですか?」と聞かれました。けれども、諦めず「こんな小さな子を何時間もかけて病院に連れていって可哀想ね」と地元の小児科医言われながらも、大きな病院をいくつも周り二歳から、東京都の小金井市にある児童発達支援センター(後にすごく有名なところだと知ります)に毎日通園できるようになりました。今回、奥田先生のドキュメンタリーを偶然、拝見しまして驚きました。私がその児童発達支援センターで学んできたことが、要約されて伝えられていたからです。大きな病院で「この子は話せないかもしれない」と言われましたが、現在は多少ぎこちないにせよ、周囲とコミュニケーションがとれるようになりましたし、着席できなかったけれども、最近の卒園式、入園式は健常児の中に混じって終始着席し、お遊戯も上手に出来ていました。(年中から地元の保育園に通っています。正直を申しますと、奥田先生の仰っていることには、新しい発見はありませんでした。けれども、何故、我が子が今まで一度もパニックになったこともなく、数々の働きかけに前向きに頑張ってこられたのか、人と関わるのが大好きなのか、奥田先生がお話されてきたことを、今まで変えずに実践してきたからだとわかりました。これまで、何かのメソッドだけに集中するのではなく、我が子のささいな動きや心に集中して、数々の知恵をしぼりながら、試行錯誤してきました。単に素人なので一つのメソッドを熟知するのは難しかったこともありますが、やはり取り組むのは相当のエネルギーのいることです。感情的に怒ったり叱ったりする親をみると、羨ましくて涙が出たこともあります。けれども、勝手な解釈ながら、奥田先生に頑張り続けてきて良かったのだと背中を押されたような気持ちになりました。ありがとうございました。最後にひとつ言わせてください。私は今まで、我が子を育てるのが大変だと思ったことはありません。周りの専門家の力を借りること、自分の価値観を捨てること、継続して続けていくことだと思います。これからも頑張ります。奥田先生、ありがとうございました。
こんにちは(*゜▽゜)ノ
予想通りの反響ですね!(内、2件は私のダブり送信ですみませぬ(´θ`llll))
私がNNNドキュメントを偶然見て衝撃が走ったときの事を思い出しました。
録画を頼んだものの、まだ観れていなくてヤキモキしていますが皆さんのコメントを読んで益々楽しみになりました。
はじめまして。本や漫画で、先生のことは存じあげておりましたが、テレビで動いている?先生を拝見して、本当に実在する方なんだなぁと思いました。テレビで拝見する姿が本や漫画と同じなので安心しました。わが子は重度の自閉症らしいんですが、もう5歳なので、直接相談を受けることはできません。でも、テレビで相談の様子を動画で見ることができ、とても勉強になりました。自閉症のこどもの親を持つものとしてとてもありがたいことです。身内に自閉症がいるわけでないのに、全国飛び回って相談されたり、私財を投じて、自閉症のお子さんを受け入れる幼稚園を作ろうと尽力されている方がいらっしゃる方ということは、非常にありがたいと思います。療育が非常に遅れている地域だと言われるところに住んでおりますので、こどもにはなかなか良い療育を受けさせてあげることができませんでした。でも、やっと、奥田先生の本からヒントをもらって、よい療育をしていただける方々に巡り合えました。自閉の子を遠方まで連れていくのは非常に大変ですが、先生の頑張りを拝見して、わたしも頑張ろうと思いました。
はじめまして。今日の朝、本当に偶然インターネットで番組を拝見させていただきました。韓国に住んでいる2児の母親です(韓国人です)。実はうちの息子たちも多少のアスペルガー気質がありまして、子供の幼い頃には母親としてかなりの不安を抱えながら育てた記憶があります。まだ成人したわけではありませんし一生続く問題だとは思いますが、昔抱いていた未来への不安に比べたら本当に感謝しなきゃいけないと思う程穏やかな日々を過ごしています。番組を観ていろいろ考えさせられる部分がたくさんありました。先生の執筆された本と漫画、早速読んでみたいと思います。翻訳して子供の発達問題で悩んでおられる他の韓国の親御さんたちにもご紹介してみようかなと思いました。お体ご自愛下さい。ありがとうございました。
運良く拝見でき、ラッキーでした。
そこまで深くなく、ただ事実の羅列だった感はありますが大変勉強に、また参考になりました。
いろいろ考えさせられています。ありがとうございました!
はじめして。偶然つけていたテレビで本番組を拝見しました。私は未婚で子供もおりませんが、18歳の甥はアスペルガー、6歳になる親友の長女はウェスト症候群による発達障害を抱えています。甥がアスペルガーである事に、最近まで誰も気づいてやれませんでした。大学進学を機に一人暮らしをはじめた部屋に訪れた際、その書棚にぎっしり詰まったアスペルガー関連の書籍を見て、初めて彼の苦悩を知ったのです。ある種の精神疾患、障害と呼ばれるものは、そのコミュニケーションがとても繊細で恐怖心もあります。私が変なスイッチ押してしまうんじゃないか、、と。この度番組を拝見し、新たな光源を見つけた思いです。ありがとうございます。学校創りは純粋な想いだけではなかなか叶わず、本質的でない部分にエネルギーを割かなければならない事案も少なくないかと存じます。救いも求める子供達とそのご家族は沢山おります。彼らのためにも、どうか先生ご自身のお身体を労って差し上げてください。