電子書籍、総合でも1位となりました
パートタイム教授、奥田健次です( ´ ▽ ` )ノ
大学をスッパリと超早期退職させていただいて、西軽井沢移住。そこで学校づくりをやりながらテレビや漫画で紹介されている通りの仕事を続けています。
幼稚園のほうは、無事にこの4月に開園してもうすぐ2か月が経とうとしています。
幼稚園には児童発達支援事業所も併設していまして、この児発のほうですが「保育所とかに断られて預けるところがない親のため」ではなく、「しっかりABAで訓練を行うための事業所」となっています。
なので、親が子どもを預けて仕事に行く、という機能はありません。保護者がグループ療育に参加して接し方の方法を学ぶこと。そして、個別相談にて直接の指導を受けること。これが基本です。
それでどうなったかと言いますと。
まあ、とにかく子どもたちが顕著に変化するので、親もスタッフも感動の日々。
(ついでに、私なんかも紙芝居やってみたら子どもが喜ぶから単純に強化されて、紙芝居やりまくり・笑)
幼稚園のほうも、発達障害の子どもも当然のように伸びてますし、定型発達の子どもも入園前と比べて個の力を伸ばしていっています。子どもの行動が、明らかに変わるのを目の当たりにすると、こんな楽しいことはないですよ。
日本初、行動分析学を用いた幼稚園。大ヒットならぬ特大ホームランでした。
ただし、総定員35名の幼稚園。1年目に定員を満たすと今年と来年に園児募集が出来ないじゃないですか。なので、今年と来年分の募集定員のために10名に満たない園児でスタッフたくさん。貯金を切り崩しながらの運営です。
私はただの臨床の頑固職人なので、政治的なツテもコネもありません。財政面で、どなたでも子どもたちのために支えていただけると感謝です(サムエル幼稚園のホームページは、こちら)。
幼稚園のほう、同業者からの見学希望が絶えません。
パート職員、正規の児童指導員、保育士、児童発達支援管理責任者を追加募集もしています。上記の幼稚園ホームページの採用情報をご覧下さいませ。あ、うちで働きたいという方々。下記の道場または7月の保護者向け合宿をなるべく受講しておくことを薦めておきます。
幼稚園についてのイメージですが、アメリカのケラースクールのレポートをお読み下さい。島宗先生のレポート「学校における科学とケラースクール」です。ABAはアメリカが発祥の地ですが、ケラースクールのような行動分析学の学校は数えるほどしかありません。
こちらのブログや幼稚園のホームページ等で、今後、少しずつ情報公開して行きますのでブログ読者も楽しみにしていてください。
さて、前の記事にも書きましたが2つの漫画が電子書籍化されまして、すぐに女性部門1位になったかと思ったら、総合部門でも1位になりました。
こちらのブログに初めて来られた方のためにも申し上げておきます。タイトルの「拝啓、アスペルガー先生」というのは、読みやすい本のキャッチーなタイトルにしたものであって、登場する子どもがアスペルガーの子どもなんてどこにも書いていません。
そして、別に私がアスペルガーなわけでもありません(アスペではないですが別の可能性があり、それについては続編マンガの『マンガ 奥田健次の出張カウンセリング – 自閉症の家族支援物語』のほうにて言及しています)。
ダブルミーニング、トリプルミーニングくらいの「仕掛け」で、いろんな自由な解釈が巻き起こるような意図なのです。だから、タイトルで「激おこ」みたいなのは正直「しょうもない」反応ですよ(中身の議論にはなっていないということ)。でも、そうやって反応していただくことを狙っているので狙い通りですわ。
私の仕事に関しては、昔から「言葉づかい」「態度」「服装」「表現方法」などの枝葉について激しく突っ込む方々が、保護者にも教師にも学者にも、大学の職場にも多々おります。仕事の成果についての議論を避けているんでしょうね。
さっさと問題を解決してあげたら良いのにね、と思います。抱えている問題を解決できないままの方々が多いのですが、そのまま問題を放置して枝葉にだけ反応するのはもったいない話です。
問題解決に強い志向性がある人か、そうでない人々なのか。その違いは大きいと思いますし、私などは相手がそういう人かどうかを極めて早く峻別できていて、問題解決志向型の人とは別分野でも会話してて楽しい。問題「解釈」型の人とは、プライベートでも会話する時間も糞みたいに無駄なので会話もしたくない。
大学で働いていたときも、事務員とか同僚教員らが「現状のままで良い」という人たちが多くて、本当に苦痛でしたね。大問題を抱えていても、そういう姿勢なのだから。そりゃあもう激しいストレスでしたわ。辞めて良かった大学教員。
マンガだけ読まずに、「まえがき」や「あとがき」の文字も読んで下さいませ。科学論文は真面目なタイトルにしなきゃ通りませんが、自由な書物ですよ? マンガですよ? 遊び心、大切です。
「拝啓、アスペルガー先生」は、常に映画化またはドラマ化の候補作となっていまして、私が出演したいくつかのドキュメンタリー番組も含めて、実話から構成された物語を映像化しようと制作会社が検討してくれています。
大人の事情の世界なので、それが実現するかは私はノータッチ。大人の事情が決めることでしょう。
大人の世界はどうあれ、私自身はあのマンガに描かれている通りに移動しまくって、ああいう仕事っぷりです。
そうそう、昨年のドキュメンタリー番組。フジテレビの『NONFIX』ですが、うちの弟子の情報によると検索エンジンで『NONFIX 奥田健次』と入れて動画検索するだけで、放送された番組がどっかの動画サイトから閲覧できるそうです。
また地上波やBSなどで再放送とかされると良いのですがねぇ。
いよいよ、明日から渡米します。
国際行動分析学会の年次大会にて、学会発表をしてきます。今年はサンディエゴ。私が生活していた街なので、嬉しい限りです。オフにはレンタカーで、久しぶりに懐かしいところをドライブする予定。
あと、ラジオ番組に出演します。
6/2
6/9
カルチャー+
いずれも、10時~10時30分の番組です。
2週続けてゲストとしてお話しします。子育ての質問にも答えます。
イマドキ、世田谷近辺に住んでおられない方でも、スマホなどでラジオ聴くことはできるはずなので、調べてみて下さい。もう少し詳しいことが決まりましたら、告知します。
あ、年に1度の大イベント。行動分析学道場2018ですが、締切日となりますので滑り込みでの申込みがたくさん来ていますが、お見逃しないように(要項は、こちらから)。著名な第一線の講師陣から、直接の指導を受けていただくまたとないチャンスです。
そして、参加者のみなさま。せっかく来られるので講師陣の論文や著書を読みこなして、質問をぶつけて下さい。
では、また。
奥田健次
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