【5月2日】NBS長野放送にてNONFIX【地元です】
パートタイム教授、奥田健次です。
1月末、フジテレビで放送されたNONFIXですが、明日、地元長野県で放送されます。明日の新聞やテレビガイドなど、ご確認下さい。
一応、情報を載せておきます。
2021年5月2日(日)NBS長野放送
13時〜14時 NONFIX
今回は、サムエル幼稚園での取材もたくさんありましたので、地元・御代田町、浅間山や軽井沢の風景もご覧いただけます。
放送後、毎回のことですが相談申し込みが増加しています。幼稚園が出来たあとは、幼稚園への入園希望も増えています。申し訳ありませんが、そのほとんどはお断りすることになってしまいます。取材対象のご家族のように、年少さんになる前からしっかりと訓練を受けるなり、準備していただかないと。1月の放送をご覧になった方の「幼稚園に入園させたい」というご希望は、残念ながらすべてお断りしました。
教育相談について、まずはよくホームページの条件等(8年前の記事と前回2017年NONFIX後の記事)をご覧になってから、ホームページからお申し込みください。
決して、サムエル幼稚園に直電やお問い合わせをしないようにお願いします(教育や業務の妨げになります)。
私の本も読んでもいないのに申し込むのも、どうかしていると思います。本を書いたこともないならしょうがないけど、これだけ情報発信しているのにテレビで見たことだけを頼りに活字を読まないのは、やはり長続きしないでしょう。活字が苦手な方のために、マンガも出しているのですよ?
残念ですが、今もそうですが8歳、9歳、あるいは中学生や高校生以上のお子様の相談申し込みが、結構多いのです。こういう年齢では個人で契約することはいたしません。年齢の小さいお子さんを優先していますので。時間がないため、返信もしません。
保護者の方の中には、思いっきり勘違いしている人が結構いらして、別のABAの専門機関で「トイレトレーニングも成功した、言葉も出た(感謝しています)」「ですが、暴力がひどくなり完全不登校です」「奥田先生、なんとかしてください」というような申し込みが多いのですが。
私が思うのは「何を感謝してるの? それで満足してるの? 成功した? 失敗してるやん!」ということです。「そのABAの専門機関で暴力と不登校を直してもらいなさい」としか言いようがない。ABAってトイレトレーニングと言葉を出すためだけのものじゃないねんから。
私なら、暴力をゼロにし、不登校にはさせませんよ。退会されてしまった方のことは関知しようがありませんが、支援継続中で暴力や不登校が直らないような子は一人もいません。
施設入所や病院に入院して、親子別れて暮らすならその思い切った環境の切り替えを支援することは不可能ではないですけども。そうやって暴力や暴言を直した事例もありますし。それでも年齢の小さい子の、そういった問題の予防を優先したいです。
子どもに暴力を振るわれながら、病院も施設利用もふんぎりがつかない方からの相談には応じられません。ボロボロになってから「病院に!」「施設にでも!」では遅すぎます。
ただし、学校コンサルテーションなどで現場を助けるために何度もそういった子どもたちの指導を、学校に入り込んで直してきました。年齢が大きくなればなるほど、荒療治しか残ってこないのですが。
そういうわけで、長野県の方は明日のテレビ番組をよくご覧になってください。1歳を過ぎて言葉が出ないと白に近いがちょっと心配くらいで。1歳半健診で言葉が出ていないのは結構グレーなのですが。アメリカではこのグレーくらいでも訓練が始まります。2歳過ぎても言葉が出ないのは、まれに定型発達の子でもそういう場合がありますが、普通は完全に訓練を始めるべき状況です。
ところが保健師の不勉強や、医師の思い切りのなさや責任感のなさのせいで、2歳過ぎて言葉が出ない状況に際してもまだ「もう少し様子を見ましょう」と言ってしまう30年前の状況が、ここ長野県でもまだまだ起きています。
親御さん達が本を読むなり調べてみて、明らかに「発達の遅れ」を伝えて「発達障害」の可能性を疑った上で受診して、医師にそう伝えるというのが良いと思います。
どうか訓練の開始が少しでも早期になりますように。なおかつ、私のところでなくても良い訓練を受けられますように(もう1回言っておきますが、言葉とトイレがゴールでは無いです)。
そして、教師や専門家。一部の親。
この方々のテレビを見た感想がひどい。その問題は、以前の記事をご覧下さい。何かコメントや質問があるなら、教師や専門家ならば所属と名前を名乗りなさい。よく話を聞いてあげるから。匿名で好き勝手を評論する連中って、仕事のできん人たちの代表じゃないですか。
NONFIX2021ディレクターに寄せられた匿名コメントに対して
上記をしっかり読んで反省するように。
まだお詫びもしてこないから、後日、必ず公開します。
あとはご案内。
年に1度の行動分析学自己研鑽の場、行動分析学道場。目玉の事例研究コースは定員を満たして募集を締めきり、すでに掲示板での指導が始まっています。
一般受講生のほうは、あと1か月募集を継続しています。
詳しくは、前のブログの募集要項をご覧下さい。
リモートですので、自宅から3日間「行動分析学漬け」を体験していただけますよ。
お待ちしています。
それでは、地元の方。明日テレビをご覧下さい。
奥田健次
コメント (0件)
現在、この記事へのコメント/トラックバックは受け付けていません。