インクルーシブ小学校を設立準備中
パートタイム教授、奥田健次です( ´ ▽ ` )ノ
大学を超早期退職しまして、何やってるのって言ったら学校づくり。
幼稚園を作って学校法人を作るのに、どんだけ苦労したことか。この作業はゼロに掛け算するような闘いでした。なんぼ闘っても、何をやってもゼロはゼロ。
足し算が必要だったわけです。数年かかって、それはそれは奇跡のような過程を経て完成しました。幼稚園のほうは、4年目を迎えました。
小学校については夢物語でした。少なくとも3年前までは。
それが、今やもう夢ではない。計画と準備になったのです。
結構、有名な大学でも小学校を持っていないところは多いです。沢山のスタッフが必要で、その人件費だけ出すためのもので、普通には儲からないからでしょう。きちんとスタッフにペイできて、ちょっとずつ修繕していけるような感じを確保できればそれでよい。
私みたいに儲けを考えない人にとっては、これは純粋にやりたいからやるという話で清々しい。
そして、今や学校法人が出来たわけです。もうゼロに掛け算するような話ではないのです。いずれプロセスを公に話す機会ができるでしょうが、支援企業や団体が応援してくれています。
地元の信濃毎日新聞から取材があり、新聞報道が連続してありました。
記事の通りです。
最初の記事はこちら。信濃毎日新聞の全県版のところで大きく報道されました。
大阪の塚本の小学校みたいに、コネとカネがあれば新築でやれば良いのですが、そんなものはない。ということで、廃校活用を目指しているということです。ちょうど、地元広域ではたくさんの廃校がありますので。
地元関係者と協議してきて、主だった地元の方々にも説明会を行いました。
上記の2日後の記事がこちらです。こちらも全県版。
こちらの記事は、Webにも掲載されています。
来月には、もっと大きな住民説明会を開催することになっています。
というわけで、新しい小学校は早ければ2023年4月開校を目指しています。何かあったら1年遅れたりすることもあるかもしれませんが、現在の計画では2023年4月なのです。さっそく新聞をご覧になって問い合わせもありました。すべて予定ですが、他の学校がだいたいそうやっているように、2023年に新1年〜4年までの学年を募集することに。新5、6年生だと1、2年しか教育できないので。
パンデミックな時代、大変な人混みの都会から、家族で引っ越しして永住するにはピッタリの地方都市です。ちょっと前だと難しかったのですが、今、リモートワーク推奨の世の中になってきたので、職種によりますが以前よりは田舎暮らしもしやすくなったようで、そんなIターン者は増えています。
小学校は、インクルーシブ教育をやるのはもちろんですが、スクールワイドPBSを当然のように導入します。また、一番の特徴は日本初導入の「いじめ防止プログラム」を実施するところです。
そのもととなる翻訳書が、来週ようやく刊行されることになりました。
学苑社から「いじめ防止の3R」というタイトルで発売されます。数々、エビデンスが明らかにされた方法が紹介されています。ぜひ、お買い求めください。
いじめ防止に形しか取り組まない場合、学校風土が悪くなるし全体の学力も下がることが分かっています。学校と家庭とで一緒に取り組むと、学力が向上します。たくさんの調査研究があります。インクルーシブ教育も同じです。
ということで、ぜひとも確かな健康的な学校生活を子どもたちのために。
この小学校の実現を応援、お願いいたします。
御代田町のふるさと納税で「学校法人西軽井沢学園(サムエル幼稚園)」のためにと指定した寄付も出来るようですし、直接、幼稚園のホームページにも要領がありますのでご支援をいただければ幸いです。
あと、小刻みなお知らせは私のインスタをご登録いただけるとタイムリーな情報を逸することは無いと思います。
nishi_karuizawa_gakuen
上記のアカウントです。
小学校教員のオープニングスタッフも募集しています。
当然ですが、行動分析学の良さが分かっている小学校免許を持っている方。できるだけ私の研修会やら講演会に参加したことがあると、なおよいです(まだ参加したことが無い人は、できるだけご参加ください)。すでに、私の近い所とか研究会のメンバーや道場参加者などで、何人か就任予定者が決まりつつあります。
教育補助者(パート)も募集しますので、我こそはという方はお早めにご相談ください。
公立学校とはぜんぜん違う、ユニークで打てば響く面白くてたまらん職場になると思いますよ。
奥田健次
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