ロイヤルリムジン転落への物語2
リーマンショック
皆さんご存じの12年前に起きた経済危機です。
当時はメイン事業が不動産事業だった私は
決まった融資がキャンセルになる。
在庫の不動産が全く売れなくなる。
融資を受けていたノンバンクさえ倒産の危機。
毎日のニュースさえ見る余裕のない日々でした。
その時ロイヤルリムジンは
売り上げが急降下し
1日1台辺りの売り上げが25%から30%落ちてしまったのです。
当時は10台から駆け込みで20台に増車したところで、ドライバーは20人ぐらいだったと思います。
ドライバー皆さんは毎日暗い顔になっていきました。
給料が25%から30%下がってしまうわけです。
歩合給の宿命でした。
売り上げが伸びているときは給料も伸びてきます。
しかし売り上げが急降下すると
給料も急降下してしまうのです。
一度ドライバー全員集めて話をして欲しい。
もちろん話をしないといけない。
事務所は狭かったので、場所を借りてみんなの話を聞くことにしました。
こういう声でした。
生活ができない。
いくら頑張っても売り上げができない。
まさに今回のコロナウイルスが蔓延し始めた2月と同じでした。
色々と話し合った結果
30万円まで無利息で生活支援融資をする。
返済は長期分割でいい。
そういうことでなんとか乗りきろうということでした。
その時、タクシー事業は本当に大変な事業だと改めて感じました。
今までの事業で社員から特別な事情がない限り、
お金を貸して欲しいと言われたことはなかったわけです。
企業としては歩合給で事業のリスクヘッジのできている業界のようで、困った社員の生活の支援でお金を会社がお金を貸したりするのが、あたりまえでもある業界でした。
僕もこの事業を真剣にする覚悟が決まった瞬間でした。
リーマンショックで多くの会社が倒産しました。
不動産業界ではごく近い経営者仲間も次々と
業界から消えていきました
後から考えてみると
生き残った経営者に共通することがありました。
つづく
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