タイリーグ
吹き出る汗を拭いながらバンコクの街を歩きまわった。
その結果、とあるサッカーチームの練習場の住所を「英語」でゲットした。
その英語の文字の下に現地で知り合った自称大学生の男に「タイ語」で書いてもらう。
紙切れにミミズの様な文字が並んだ。
タクシーの運転手は英語が読めないことが多いので、タイ語表記が必要だった。
今から約12年前の話だ。
そのチームの練習場に辿り着き、練習に潜り込んだ。
この日の練習はフィジカル練習で、長距離走の競争だった。
走ることだけは得意だったので、翌日も練習に呼ばれる為にも2位に大差をつけて走った。
40分くらい走っていたら信じられない程の大量な雨が降ってきた。
みんな一斉に屋根のある所へ逃げ込む。
今日の練習は終わりみたいだ。
チームで唯一、英語が出来るコーチから
「家はどこだ?」と聞かれ、思わず「無い!」と答えた。
「じゃあチームの寮に泊まれ!」と言葉が返ってくる。
NANAのゲストハウス暮らしの僕にとってありがたい言葉だった。
この日から会社の内定式の前日まで、1ヶ月ほど波乱に満ちた寮生活が始まった。
そんな思い出のあるタイに行ってきました!
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