皆様へ
素直な気持ちを残しておこうと思います。
長くなるかもですが気が向いたら読んで下さい
2013年にヌードを初めてから昨日で約3年半。
芸能界という世界には約10年いますが、この3年半が1番実りある時間でした。
「ヌード」になることへの批判や中傷。
沢山のものを失ったりしましたが、誰の意見にも左右されず自分を信じて貫き続けて良かったと心から思ってます。
そのおかげで新しい出会いが沢山あり、ヌードに関する新しい仕事もいっぱいさせてもらいました。
私が大好きな園子温監督の映画で「恋の罪」という作品があります。
その中である女性が主人公にこう言うんです。
「言葉は身体を持たなければただの言葉よ」
と。
つまり、その言葉に意味や理由があって初めてその言葉が存在するようになるってことです。発してるだけではただの言葉、単語であると。
涙の意味を知らなければそれはただの目から流れた水にすぎないと。
悲しいから涙する。嬉しいから涙する。
それを知ってるから流せるんだと。
私にとっての「ヌード」も意味を持たなければそれはただの「裸」です。
だけど私は、ヌードは美しいんだと、綺麗で芸術的でエロくて女性にしか表せないものだという気持ちでやってきて、それを皆が見て綺麗だと言ってくれる。
そこで初めて「ヌード」という言葉が身体を持つ。
皆が私の「ヌード」に身体を与えてくれました。意味を持たせてくれました。
最高の3年半でした。
昨日のイベントで私はヌードを引退しましたが、それはあくまでグラビアでのヌードです。
女優さんとしてそういうシーンが必要であればチャレンジしていくつもりです。
普通のグラビアも望んでくれる方がいるならば続けていきます笑
皆が支えてくれたこの時間を無駄にはしません。
そして昨日を持ちまして、今までお世話になっていた会社も離れます。
紺野ミクとしての新たなスタートを自分で決めていく為です。
紺野ミクファンは昔からずっと振り回されてばかりですね。
それでも私の決めたことを全力で応援してくれる皆様には感謝しかありません。
私自身は今日からも変わらずに頑張るのみです
このお仕事が好き。皆が好き。
それだけです。
今日からも紺野ミクをよろしくお願いします
2016.9.20
紺野ミク