この展開は、、、
先日某ジムで、トレーナーと会員さん数名で懸垂が何回出来るかという話で盛り上がっていました。
自分はその話に参加せず(話の内容は聞こえている)、近くでストレッチをしていました。
そのグループは、どうやら話をするだけでなく、実際に懸垂をしてどのぐらい出来るかやってみる事になった様子。
1人ずつ懸垂をしていく。
皆さん意外に回数が伸びない。
「懸垂は難しいですね」「自分の体重を挙げるから重たい人は大変」等、各々感想を言い合って盛り上がる。
、、、ふと一瞬静寂が流れ、視線がこちらに集まる。
「現役のキックボクサーだったら余裕で何十回も出来るんじゃないの?」
このフリが来る事は覚悟していた。
だから聞き耳をたてていたのだ。
まず頭で状況を整理して展開を考えてみた。
・トレーナー、会員さんの懸垂の回数は自分が出来る回数より少なかった。
↓
・自分がこのフリに乗って懸垂をすると、ガッチリしたトレーナーより出来てしまい、ガチ感が出て笑えなくなる。
↓
・かといって遠慮をして懸垂を少ししかしないとキックボクサーが舐められる。
↓
・だったら多少空気を悪くしても最初からやらないで、その場から去る。
という結論に至り、「いやいや、何十回も出来ないですけど、多少やります。アハハ、、、」というわかりやすい誤魔化しでその場を去りました。
もしかしたら「コイツ懸垂出来ないのを誤魔化したな!?」と思われたかも。
まぁ、いっか。
誰も傷つかない優しい世界。
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