著作『イラストのこと、キャラクターデザインのこと。』を読んで
みなさんこんにちは!
”歌う絵本作家”よねだ まみです(*´ω`*)
著作『イラストのこと、キャラクターデザインのこと。』(作:坂崎千春)を読んで。
「生み出す」のではなく「みつけ出す」
という印象的な帯タイトル。
全てを読み終えるとその意味がよくわかる坂崎さんの
キャラクター制作に対する自叙伝ともいえる著作だ。
この本は大変有難いことにファンの方から頂いた。
自分もキャラクターを作っている者としてとても興味深い本だった。
坂崎さんは普段、
Suicaのペンギンのように
スマートなライフスタイルをされていることが伺える。
(キャラクターの体形の話ではなく、絵柄のシンプルさ)
それはとても羨ましいくらいに。
自慢や放漫ではなく、
あくまでも事実を述べるが、
坂崎さんのキャラクターに対する姿勢と
私がぺんまるくんに寄せる想いが少し似ている。
キャラクターに性格をつけるところとか、
「線」を大切にしているところとか。
内容自体は全て一致しないのだが、ところどころ似ているところがあり
なんだか嬉しかった。
ただ、私は自分の作りたいを体現したものがぺんまるくんであり、
坂崎さんはクライアントの作りたいを形にしている。
そうやって他人(組織)の想いを忠実に再現できるのは、
やはり才能(独自のセンス)があるからだろう。
シンプルなものほど難しいと私は思う。
そんな中、坂崎さんのキャラクターは
シンプルの中に個性を付け加え今も尚輝いてる。
そんなキャラクターを”みつけ出す”ということは
私も学びたいと思った。
素敵な本をありがとうございました。
よねだ まみ
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