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著書『なぜ「いい人」は心を病むのか』を読んで

 

みなさんこんにちは!

”歌う絵本作家”よねだ まみです(*´ω`*)

 

 

 

 

著書『なぜ「いい人」は心を病むのか』(作:町沢静夫)を読んで。

 

  



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読んだけどアウトプットしてなかった心に残った作品をひとつ。

 

 

 

印象的というか、強烈的というか。

 

そんなタイトルの本である

『なぜ「いい人」は心を病むのか』。

 

 

この本は精神科医の町沢静夫氏が書いている著書で、

いわゆる心の病を背負った人がなぜそうなるのかを紐解いた話である。

 

町沢氏が実際に直面した患者さんとのエピソードも踏まえており、

メカニズムがとても分かりやすい作品である。

 

ただ、患者への接し方などについては触れられていないので、

もしうつ病の知人への接し方などを探っている人がいるとするならば参考書にはならないだろう。

 

(ただ、どういう人がなりやすいというのは分かるので

患者の性格を理解しやすい利点はある。)

 

 

 

個人的にこの本の注目すべきポイントは

過保護、いじめ、家庭内暴力、不登校といった社会問題が

幼少期の育ち方でほぼ決まると提唱しているところ。

 

このへんは絵本を描いている私には実に興味深かった。

 

でも実際よくよく考えればそうなのかもしれない。

 

”一般的”に育っていればまず直面しない出来事である。

 

 

 

これらの一番の原因は核家族世帯が増えて、

会社に搾取されている父親やシングルマザーが増えたことによって

家庭内での”父親”という存在が希薄になったからだと述べていた。

 

育児に参加しない父親は今の時代でも多い。

 

 

家庭内暴力を振るう子どもの父親は口をそろえて

「母親に育児は任せていたからなぜこうなったか分からない」と言うそうだ。

 

 

読んだ瞬間に言葉にならない何かを飲み込んだ。

 

父親や母親が刺されてからでは遅い。

 

子どもはそうなるよりももっと前にSOSを発していたに違いない。

それなのに、悲しい現実が多いのが事実である。

 

 

 

それとこの著書は1999年初版。

今こそ少なくなったが、リストラが増えた時代の話だ。

会社で戦っていたがリストラによって敗れた父親たちが

どうして心を病んでしまうのかも詳しく解説されている。

 

 

やりたいことをやって生きれたらすごく幸せだと

この本を読んで改めて思った。

 

我慢を強いる毎日の中で、心を病まない方がおかしいのかもしれない。

 

 

自分の好きな人たちが、大切な人たちが、

いつまでも笑顔でいられますように。

 

 

次はキンコン西野さんの『革命のファンファーレ』について書くよ~!

 

 

 

 

 

 

よねだ まみ

 

 

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よねだ まみ

よねだ まみ
身長:162cm
生年月日:7月29日

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