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入院☆★☆

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こんなハッピー野郎な自撮りをしてるけど

 

 

 

実は今日愛犬のビッキーちゃんが入院したのです。

 

 

 

少し前に足袋も入院して(今は元気だけど)

 

 

 

足袋(12歳)ビッキー(14歳)とあって

 

 

 

やっぱり色々体が弱っていくのは

 

 

 

致し方ない部分もあるのかなって。

 

 

 

でも私は年齢を重ねたからってもう長くないよねって

 

 

 

諦めることだけはしたくない。

 

 

 

まだ自分が若かった頃、命に携わる仕事に就いていて

 

 

 

たくさんの命の終わりに立ち会いました。

 

 

 

その中で学べたことは誰も命を見限ってはならないということ。

 

 

 

動物は特にやむをえず安楽死させることがあって

 

 

 

それはその子の苦しみを取り除くための苦渋の決断で

 

 

 

誰もその決断を責めることは出来ないと私は思う。

 

 

 

でもそれは本当に最期で。どうしようもなくなった時の

 

 

 

本当に最期の手段で。

 

 

 

だからそれまではいくら時間やお金がかかっても

 

 

 

どうにかその病気の苦しさを

 

 

 

取り除いてあげることは当たり前のことだし

 

 

 

年だから仕方ないね、なんて言えるのは

 

 

 

病気の本当の苦しさを知らないからじゃないんだろうか。

 

 

 

私は元々お腹が弱いのもあって今までに何度か

 

 

 

ほんといっそ殺してくれってくらい

 

 

 

病気のひどい痛みに耐えなければならないことがあった。

 

 

 

あまりに壮絶な痛みで心底その時は

 

 

 

いっそ死んで楽になりたいと思ったし

 

 

 

その痛みがくるのがこわくてこわくて

 

 

 

トラウマになって涙を流して

 

 

 

眠れない夜を過ごしたことも何度もある。

 

 

 

病気の痛みは孤独でその痛みが始まると

 

 

 

ただただ苦しみの中に放り込まれて

 

 

 

普通に呼吸をすることさえ難しくなる。

 

 

 

目の前が真っ暗になって

 

 

 

すべての思考が痛みにもっていかれて

 

 

 

だけど病院で治療を受けるまでの時間

 

 

 

絶望で埋め尽くされたまま、ただただ耐えるしかない。

 

 

 

「あなたはその痛みでは死なないから。」

 

 

 

医療というのは命が危険な人が優先だ。

 

 

 

だからどんなに痛くても苦しくても

 

 

 

それで命をおとさない人はどうしても後回しになる。

 

 

 

だから処置を施されるまでの時間が長くても

 

 

 

ただただ自分が生きていることを呪いながら過ごすしかない。

 

 

 

そんな経験をしたからこそ、

 

 

 

私は病気の痛みを軽くみるような発言はしたくない。

 

 

 

動物は言葉を話せない。

 

 

 

今日ビッキーはよだれをずっと垂らして筋肉がけいれんして

 

 

 

本当に辛そうだった。

 

 

 

血液検査をしたらやっぱり筋肉に炎症がみられるとかで

 

 

 

数値が異常なんていうものじゃなかった。

 

 

 

まぁ14歳だから仕方ないよねなんていくらでも言える。

 

 

 

別にそれで今すぐ命をおとすわけじゃないんだからさとも言える。

 

 

 

痛くない人はいくらでも言える。

 

 

 

何だって言える。だって痛くないから。

 

 

 

苦しくないから。辛くないから。

 

 

 

いっそ殺してくれなんて願ったことさえないだろうから。

 

 

 

でも私は違う。

 

 

 

私は絶対に、病気で苦しむビッキーを見捨てたりしない。したくない。

 

 

 

どんな人もどんな立場の人も

 

 

 

命というものを軽んじていいわけがない。

 

 

 

自分自身でさえも。

 

 

 

寝たきりになったら殺すだなんて

 

 

 

なんでそんな命を軽んじた発言が出来るんだろう。

 

 

 

それを言われた家族が、飼い主が、大切に思う人が

 

 

 

その言葉でどれだけ傷つくかなんて

 

 

 

きっと考えたこともないんだ。

 

 

 

もし安楽死を選ぶことになったら。

 

 

 

延命治療をやめる決断をするしかなくなったら。

 

 

 

その選択をせざるをえなかった遺族に

 

 

 

腕をつかまれて泣かれた私は。

 

 

 

絶対にそんな言葉を生涯口にしたくないと思った。

 

 

 

命の選択は重い。

 

 

 

だからそんな言葉は本当にその時になった時。

 

 

 

最後に決断するのは家族なんだ。

 

 

 

そしてきっと一生その選択が正しかったか、

 

 

 

ずっと後悔という名の痛みを抱えながらその家族は生きていく。

 

 

 

だからそんな重い言葉を私は絶対に口にしたくない。

 

 

 

たとえそれが自分のことだとしてもね。

 

 

 

私がたとえ寝たきりになったとしてももう助からないとしても

 

 

 

その時命の決断をするのはきっと家族だ。

 

 

 

そしてきっとそのどちらを選択しても家族は一生後悔するんだろう。

 

 

 

だって人はきっと自分の大切な人に

 

 

 

笑って健康に生きていて欲しいと思うものだから。

 

 

 

だから私はもし自分に万が一のことがあっても

 

 

 

遺された人がなるべく心が痛くない選択肢であればいいと思う。

 

 

 

わずかな可能性を信じて延命治療することも

 

 

 

もう疲れたというならそれをやめることだってしてもいいと思う。

 

 

 

「大切な家族がその子を思って選んだ選択なら、

 

 

 

そこにその子を大切に思う愛情があり続けたのなら

 

 

 

私はそれが何よりも正しい選択肢だと思うし

 

 

 

自分が同じ立場だったら

 

 

 

そこまで大切にしてもらえたことが

 

 

 

幸せだと思えるから」

 

 

 

苦しそうなビッキーが早く元気になってくれたらいいな。

 

 

 

本当に本当の最期。

 

 

 

もうどうしようもなくなるまでは私は絶対君の味方だからね。

 

 

 

一緒に痛みや苦しみは分かち合うことが出来なくても。

 

 

 

出来る限りのことを。やれる限りのことを。

 

 

 

今を生きるその命が1日でも健やかであるように。

 

 

 

それが命を預かるということだから。

 

 

 

一緒に頑張りたい。たとえ痛みが分かち合えなくても。

 

 

 

理解しようと努力することは出来るから。

 

 

 

頑張りたいね☆★☆

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小田真奈美(おだまなみ)

小田真奈美(おだまなみ)
所属事務所:AMOND-AMIA
身長:162cm・アサリ6000個分
生年月日:1985年2月9日

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