「幸せの鐘」
妹の結婚式☆★☆
今日は妹の結婚式でした☆★☆
結婚式のウェルカムトランクは私とモリママとこけしで作った☆★☆
結婚式はネタの宝庫でした（またこのあたりはのちに話します）
式の最中は絶対号泣しそうだよ、
顔が鼻水まみれになったらどうしよう…と考えていましたが
意外とちょい泣きはしたものの大号泣とはいきませんでした。
案外そんなものなのかもしれません。
式中に両親への手紙、みたいのはあって
そこはもちろん感動したのですが式が終わってから
妹から別に手紙を渡されたのです。
でね。それを家に帰って読んで今号泣中（笑）
実は私、今回の結婚式よりずっと前の、
妹が籍をいれる前日に手紙を書いたのです。
割と長文の。多分めちゃ重い愛がつまったやつ（笑）
今だから書けるけど書きながらめっちゃ泣いた。
だって苗字変わっちゃうし。
住む場所も変わっちゃうし。
家にいた妹がいなくなるとか。
なんでよって話なんですよ。
だって私妹が生まれた時から知ってるのに。
めちゃくちゃかわいがってきたのに。
お嫁にいきますではいそうですかって。
そんなわけにいきますかって。
妹と結婚した男性はほんと最初は大学生とかで
まだまだ顔も若く、正直まさか妹と
結婚するとかまでは考えてませんでした。
でも食事の席で「妹さんと結婚します！」と言ったり
両家の顔合わせのときも「一生大事にします！」と宣言したり
なんかあっという間に精悍な顔つきになって
まっすぐな眼差しで曲がったことが大嫌いな
男気溢れるかっこいい男性になってました。
ほんとあっという間でした。
まだ２０代半ばでこんな風に男性って成長するのかって
ちょっといまだに驚きがあります。
今までの自分のまわりには年上で結婚している方では
そんなかっこいい男性はいましたが
成長として目の当たりにしたのは妹の彼氏が初めてでした。
それだけ一人の人を真剣に愛して守ろうとすることは
とても重いことであり、だけどそれを決意するからこそ
人を大きく成長させてくれるのかもしれません。
結婚式の中でも彼はサプライズで
妹にピアノで曲をひいてくれていました。
ピアノなんかひいたりしないのに
この日のために習いに行って一生懸命にひいていました。
彼は誰にも言わずに必死に練習を重ねて
今日と言う日を迎えたので
みんな本当に驚いていました。
私はほんとはすごく悔しかったです。
自分のかわいがってた妹を横からかっさらいやがって
コンニャローって思わなかったといったら嘘になります。
でも妹の選んだ人は私のことを納得させるくらいには
妹のことを大切にしてくれる人です。
だから、いいんだって思いました。
妹を幸せにしてくれる人だから、
安心して任せられる人だから、
だから妹の苗字が変わっちゃうのも
住む場所が変わっちゃうのも
家に妹がいなくなるのもぜんぶ。
その先に妹が幸せに過ごしてくれるのなら
よろしくお願いしますって言おうと思いました。
小さい頃遊んでたら妹の顔面にボールをぶち当てたこと
お風呂場でふざけて鼻血出させちゃったこと
私が電車のりおくれたせいで
ちっちゃい妹のせたまま先に発車しちゃったこと
私の誕生日におこづかいでくまのぬいぐるみ買ってくれたこと
私が親知らず抜いて泣いたときに絵本読んで？くれたこと（笑）
ＵＦＯキャッチャーでぬいぐるみとりすぎたら
妹に割と本気で怒られたこと（笑）
ここに書ききれないくらいもっとたくさんの妹との思い出があります。
手紙の中で妹は私のことを「可愛いものが大好きで優しくて
人のために一生懸命になれるところを尊敬してます」って書いてくれたけれど
全然そんなんじゃなくて気難しいしわりと気分屋だし
おおざっぱ過ぎてデリカシーないんじゃないかって自分でも思う時あるし
変わり者過ぎて非モテ街道まっしぐらだし（笑）
めちゃくちゃただのシスコンだし。
あ、いや弟も好きだからブラコンだし
ああでも両親も好きだから結局ファミコンなのか（笑）
私は妹がいてくれたこともそうだけど自分は人に恵まれていて
そういう優しい人たちがいてくれてるから
今の自分があるとも思ってて。
妹が手紙の中で私の妹に産まれることが出来て幸せと書いてくれたことは
本当に、本当に嬉しかったです。
私も妹の姉に産まれることが出来て幸せだし
妹だけじゃなく「小田真奈美」という人間に関わってくれて
支えてくれる、笑ってくれる、楽しく一緒にいてくれる人たちは
いつも私へと幸せを与えてくれる人たちだから
みんなに対してとても感謝しています☆★☆
そしてそんな人たちに私こそ何か出来たらいいのになぁって。
出来ることに限りはあるけれどそれでも自分が大事に思える人たちへ向けて
何かをしていきたいという思いを
これからも少しずつ自分なりに形に出来るような人間であれたらなって。
なんか最後めちゃ広い範囲での話になりましたが（笑）
妹に私が姉で良かったと言ってもらえたことは本当に嬉しかったので
これからもそれに恥じないシスコンな姉でいようと思います（笑）
