小田真奈美｜おだまなみ(歌手・タレント)オフィシャルブログ

従兄妹には双子の男の子がいます。

お兄ちゃんはおっとりのんびりさん。

弟はわんぱくでいたずらっこ。

どちらかといえばお兄ちゃんの方が

扱いやすいのかな～と思っていましたが・・・

今日事件が起きました（笑）

横浜中華街にてお兄ちゃんの方が走り出してしまい

慌てて追いかけた私。

そのせいで従兄妹（お母さん）とはぐれてしまったのですが

お兄ちゃんを見つけて手をつないでも必死に離したがって

戻ろうとしても逆方向にグイグイ引っ張るのです。

そう・・・子育てしてる方はよくお分かりでしょう。

まさかのこのタイミングで恐怖のぐずりモードが

スイッチオンしてしまったのです・・・

駄目だよ～とか戻ろうね～と言っても

いやいや首を振ってグイグイ引っ張るので

このままじゃらちがあかないなぁ・・・と抱っこしたのですが

つねる、暴れる、蹴る、道で転がって駄々をこねまくると

ほんとに手が付けられなくなっちゃいました。

最初は結構口頭で注意していたのですが

あまりにもいう事をきかないのと本当に街頭の方々に

ガンガンぶつかるし暴れてご迷惑をおかけしてしまっていたので

頭の中の選択肢に「教育的指導」というのが浮かびました。

はい、いわゆるゲンコツですね。

言う事を聞かない子供に対して手をあげることがいいとか悪いとか

いろんな意見があるとは思うのですが

そもそも私が父親にスパルタ教育されてきたので

まぁまず街中で暴れた瞬間、

頭飛ぶような人生をおくっていると

その選択肢はもちろん浮かぶわけです。

実際それをされて自分がトラウマになったというよりは

人に迷惑かけたら叱られる＝いけないことなんだと心に刻まれ

こうして何の問題もなく成長できたので

ほんと一瞬、迷いました。

でもね、逆に考えたのです。

ほんとにたまにしか会わないおばさんが教育のためとはいえキレて

ゲンコツしてくるってこの子にとって

どれだけ恐い思いをするのだろう、と。

毎日一緒にいるような間柄ならまだしも

いくら子供とはいえ信頼関係がそこまで築けていない中で

叩くのはなんか違うなぁと。

なのでつねられながら暴れられながら蹴られながらも

ストンとおろしてあげて

「じゃあ行きたいところに行こう」と

優しく声をかけてあげました。

「その代わり車が来たら危ないから手は絶対離さないよ」って。

するとお兄ちゃんはグイグイ私を引っ張って

やっぱり来た方向と逆方向に歩きだします。

「そっちは違うと思うなぁ」

「お母さんが心配してるからあっちに戻ろう」と

私は根気よく声をかけ続けました。

どうすれば戻ってくれるか分からなかったので

「こっちに行きたいなら一緒に行くけど

おばちゃんはもうあっちに戻りたいな。

こっちに連れていかれたら私は悲しいよ」って何気なく言いました。

すると初めてお兄ちゃんが私の顔をしっかり見てきたので

お？これはいけるのか？と気づき

「あっちに行きたくない。私悲しいよ」と言ってみたら

突然「おいはこっちに行きたか気がする」って言って

くるりと方向を変えて戻ってくれたのです。

これね、ちょっと感動した（笑）

あんまりにも嬉しかったので

「ありがとね。優しいね」って頭を撫でてあげましたが

それはシカトされました（笑）

ようやく従兄妹（お母さん）と合流したら

すぐにお母さんのところに走って手をつないでいたので

「やっぱりお母さんがいいよね」って思ったのと

叩かなくて良かったなって改めて思いました。

言わなかっただけで本当はお母さんがいなくて

こわかったのかもしれないなって。

今度は弟の方が私の方に走ってきて手をつないだんだけど

「まなみ、お兄ちゃんとどこ行ってたの？」ときいてきたので

「あっちがいいっていうから歩いてきたんだよ」と言ったら

「お兄ちゃんばっかずるい。おいとも一緒にいてよ」って

言われて私は内心悶えていました（笑）

っかー！！！！かわいすぎかー！！！！！！！！！

双子の弟ちゃんは結婚式のときも

「おいが大きくなったらまなみとデートがしたか」って言ってくれたので

「その時にはさらにおばちゃんになってるけど

それでよかったら～」と言っといてあげました（笑）

ちなみにこの子が成人してるころ私５０歳くらいですね（笑）

ていうかお母さん（従兄妹）と私、

年齢ほぼ同じだよって教えてあげたい（笑）

双子の弟ちゃんは結婚式でも披露宴でも

「まなみ」と遠くから呼んで

アピールしてくるかわいいおませさんです（笑）

でもシン・・・と静まり返った式場の中で

ちょっと離れたところから「まなみ」って呼ばれた時は

隣にいた私の弟がぶっ！！！って噴き出してました（笑）

そして式終わってから

「妹きれいだったね～」と双子ちゃんたちに言ってあげると

「まなみは、なして相手おらんと？」と直球で聞かれました・・・

そしてまた隣にいる弟が大爆笑。

私は言いました。

「そうだね～まなみも聞きたいくらいだよ～なんでかね～

ずっといないんだよ～うふふふふ」

「となりの人はまなみの相手じゃなかと？」

そこで弟すかさず「俺、弟だから違うよ～」

しかしどうやら私の弟は無邪気でありながら

残酷な天使の問いかけに笑いがとまらないようである。

実に・・・実に楽しそうだった（笑）

ちくしょう。なんだこのただ私が突き刺されるだけの流れは（笑）

ちなみに中華街で駄々っ子になっちゃったお兄ちゃん。

次に行った山下公園で

「おいはまなみちゃんが嫌い」ってはっきり言って

そこからあまり懐かなくなっちゃいました。

おおう・・・なぜだ・・・

優しくしたつもりだったのに・・・

子育てってすごい難しいんだなって思った瞬間でした。

そしてそんな小さな男の子にもハッキリ嫌われてしまう私は・・・

年齢を問わず非モテという烙印を

押されてしまった気がしました（笑）

まぁ私は大好きだけどなって言ってやりたかった☆★☆

それ言って恐がられたらかわいそうだから胸にひめておくけれど（笑）

しかしこのお兄ちゃん、侮れないのである。

近くの展望タワーのエレベーター乗った時には

となりのかわいい女性（もちろん知らない方）にツンツンってして

「にゃんにゃん♡」と言ってナンパを始めたのだ・・・

あとこれは聞いた話ですが観覧車乗ったときも

いつのまにかいなくなったと思ったら

女子高生をナンパ？してたらしいです（笑）

そうか・・・あれか・・・

私が３３だからいけないのか・・・？（笑）

将来がちょっと心配になったよね。

まぁ・・・そこもかわいいんだけどさ☆★☆って

やっぱり身内には親バカになりがちな私なのです（笑）