愛と情熱の光源氏
最近夫婦でハマってる「朝活京都観光」！
京都に住んでいると、意外と京都散策ってしなかったりなんですが、
あえて京都で暮らしながら、京都の街中にある隠れ観光スポットを回ろうという朝活です笑
今回は、紫式部ゆかりの地、紫野をウロウロしました。
紫野（むらさきの）は、名前の通り、紫式部の生まれた土地としても知られているのと、牛若丸と弁慶が出会った「五条の橋」は、現在の五条大橋ではなく、紫野にある有栖川という川幅2メートルほどの小さな川にかかっていた橋だと言われています。
こちらの「雲林院」は、紫式部の代表作「源氏物語」にも登場するお寺です。


#光源氏 が、義理の母であり人生最愛の想い人でもある(！！？)藤壺の女御との禁断の愛の末、
逢瀬できないのがつらすぎて出家(！！！)しようとしたというお寺がここ雲林院なのです。
光源氏って、なんて情熱的なオトコなんでしょうᶘ ᵒᴥᵒᶅ
逢瀬できないからって、俗世を捨てるという情熱家。
源氏物語は、イケメン過ぎてモテモテの光源氏と、光源氏にまつわる女性達の愛の物語。
生まれながらにしてイケメンで小さい頃から女性にモテモテだった光源氏は、産みの実母である「桐壺更衣」と生き写しであると評判の王子様。
桐壺更衣は、美しすぎて、帝の寵愛を受けすぎて女達からのイジメに遭い、なんとストレスによって死亡。(！！！)
帝はショックのあまり、のちに桐壺更衣そっくりの藤壺という女性を宮中に迎えるわけですが
イケメンの光源氏、自分とそっくりだったという母親にいつしか女性としての魅力を感じ、義理の母である藤壺に対して恋をしてしまうのです。(！！！)
禁断の愛ゆえ、藤壺そっくりの女性をメインターゲットに、ありとあらゆる見た目・性格の女性とお付き合い(逢瀬=夜這い)を繰り返します。
イヤラシイことをするのに、女性を口説き落としていくさまは粋というか、なんとも雅でますます官能的なのです。
もちろん、女性達はただおとなしく光源氏を受け入れるわけではありません。
イケメンで手の早い光源氏を袖にする女性や、嫉妬に狂って、光源氏の彼女や正妻を呪い殺す女性、お盛んな光源氏のことを気に病んで病に伏してしまう女性、、、、 光源氏という男性を通じて、恋愛に揺れる女心は、「あーわかるわぁー」と思ってしまうこともたくさん。
義理の母との間に、自分の子供ができてしまい、建前は弟だけれど実は息子、という複雑な状況ができあがったり
幼女を自分好みの女性に教育（調教？）してしまったり
都から追われた先の地方では、現地妻を作ってしまったり
こんなスキャンダラスで18禁な一大官能小説だからこそ、1000年ものあいだ、愛され続けてきた源氏物語なんでしょうね。
「雨夜の品定め」では、「どんなオンナがイイオンナか」なんて談義が繰り広げられ、
まさに、男心と女心を描いた官能小説なわけです。
禁断の愛といえば、最近では「失楽園」、古典的なものでは｢マディソン郡の橋」をまずイメージする人が多いですが、日本の誇る禁断の愛の元祖、源氏物語もお忘れなく、です☆
しかし、紫式部は、
皇室を舞台に、スキャンダラス破廉恥そのものなフィクションを書いてしまったことを後ろめたく思い、「地獄に堕ちてしまうのでは」といつもビクビクしていたそうです。
光源氏に負けないくらい情熱家だったと言われる紫式部ですが、そんな臆病で可愛い一面もあったんですね笑
当時は浄土教全盛期。
今でも紫式部のお墓は堀川通りの真ん中に残っています。
地獄に堕ちる覚悟で書いた官能小説、源氏物語。
まだ読んでない人はぜひ読んでみてね♥️

ちなみに、こちらは明治23年の京都の街中地図。

御所と二条城あたりは都があって人が暮らしていた(黒くなっている部分)のが伺えますが
千本通りより西側(現・四条大宮以西)は、ほとんど人の住まない「ド田舎」だったようです。
わかりにくいですが、上記写真の1番下側は四条通り。
四条通りより南(現・五条通り以南)も、ほぼ人が住まない地域。
平安〜明治にかけて、ほぼほぼこの地図の感じはこのままだったようです。
昭和以降、徐々に開発が進み、京都駅が現七条通りにできたり、大宮駅以西の西院西京極が住宅地化されたりしたようですが、それはごくごく最近の出来事。
京都の街は、四条通り以北〜御所(丸太町〜今出川通り)という、数キロ程度の狭いエリアで栄えていたんですね。
京都って奥が深いなー！！
まだまだ知らないことだらけ。
暖かくなってきたし、朝活またやってみよう(♥ω♥*)
xoxo…
+++++++++++++++++++++++++
ぬくもり不足だけど、恋愛でも仕事でも勝ち組になりたい女子のための
生理改善アドバイザー女医MARICO
YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCBY4Hwhtg8fhYoGwBGU7wfg
LINE＠
https://line.me/R/ti/p/%40drmarico.y
+++++++++++++++++++++++++
コメント （0件）
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする