JURIのJはジョーカーのJか否か。JURI
先日、ジョーカー(JOKER)観てきました。
あ!
お歌のお仕事も頑張ってますよーーー!!!わーーーーーーーー!!!!!!(゚∀゚)
感想は、そこかしこに上がってるし、ネタバレせずに書くの難しいし、感情移入ポイントで人それぞれ見るところが変わる映画かなと思いますが…(゚ω゚)
※予告でitぶっこんで来るの、ピエロ違いであっちはあっちで突き抜ける憎悪という感じで、ある意味対照的で面白かった。
ピエロ怖い。
咀嚼しようとすると、時代背景と配役とか、色々いらん雑念も混じっちゃうんですが
結論から言えば自分から映画館で観たい!といって観に行った久々の映画だったけど、とても良いチョイスだったー!!!!!!
とりあえず良かったポイントをつらつらと。
落ち込みポイントは人それぞれあると思うけど、冒頭5分くらいが一番胸くそだった。
あれが一番どうしようもないし、正にどうにも出来ない感じ。
他は裁けたし、裁いちゃったし。
ただ、観終わり落ち込み過ぎなかったひとつの理由としては、負の大円満というか…。
薬を断った彼の性質上「どこから」感情移入すべきか?って思うとこ…分かった上でもう一度観たいかなってなる感じ…。
ストーリーはもちろん吟味ポイントだと思いますが
主演のホアキン・フェニックスの瞳の演技、身体作り、空気の出し方がとにかくすんごいので、人の「芝居」観るの好きなひとにはたまんない感じ…。
ポップコーンうまい!!!
好きなシーンについて。
タバコを吸う時の演技、ダンスについては結構感想上がってて自分も好きだけど
個人的には
白くメイクをするシーンで鏡に向かうアーサーが出すオーラ
靴を直すシーンの背中の演技がむちゃくちゃ好き。
いちいち表情の演技が…エッッッッッッッ(自主規制)
いくら境遇に同情や共感出来るとはいえ
普通の復讐鬼と言うよりは、善悪自体が元々揺らいでいる精神的に病んでしまってる人の行動っぽいので(病院訪問での仕事、同僚が訪ねて来るシーンでの一連のアレが特にそうかなと)
割と俯瞰で見られる部分があるかなーとわたしなんかは思っちゃったのですが
冒頭のメイクをする時の瞳やステージに立つ前の人間くささ、全てを悟ったかのようなセリフ
その他ホアキンの演技力のもたらすリアリティが、ただの世間から外れてしまった狂人の話ではなく
「身近で共感出来る苦しい、自分もジョーカーになってしまうかもしれない話し」たらしめてるのかなあと。
オープニングのメイクするシーンと、ラストで少しほろっときた。
最後の台詞は一番共感した。
あと、ペニー(母)が妙に浮世離れしてるんだけど、(介護のシーンで特に思った)
その理由がまさか…で、納得。
ストーリーぶっこぬいてキャラだけみると
こういう独特の儚さと雰囲気で、人と違った夢や個性を持っちゃってそれをどうしようも出来ず堕ちてく人物描写…嫌いじゃないです。
(近年だとスターウォーズのカイロレンちゃん がとても好きなんですけど以下略)
感性がみずみずしい時期に観たら号泣して立ち直れないくらいやられただろうなーと思う…。
ジョーカーになるか、ならないか…
正直、観ながらヘラヘラ正常性バイアスかかるくらいにはアーサーが持ってる弱い部分は自分もたくさん持ってると思う。
ジョーカーになりゆく彼が持ってたもの…うーん…。
ジョーカーのように、わたしは「なれない」と思う。
かな!
おわり。
JURI
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする