おしゃかわ!!!!!
照明…というかこの場合VJに入るのかな?
全面に出ているのがプロジェクターの照明だから、ニュアンスが半端ない。
演者さん達、ステンドガラスの中に居るみたい。
出演者のDOTAMAさん曰く、変態祭り。
変態って、何かを逸脱して極め過ぎている人にとっては褒め言葉だと思うんですよね。
なんか、改めて「自分の想う良い声」について咀嚼し直すライブだった。
まずは声質。
で、やっぱフレージングスキル。
これは無意識に聴くとまず分かんないし、自然なのが一番だから普通に聴く分には言われない事かもだけど、詩をその人の言葉としてビートに乗せて伝えるって、全てのピースがハマるとすごいパワーで刺さるんだよなあ。
今回のミソシタさんのライブは、特に詩自体の感情と彼(彼女…?)自身のそこに存在する熱量がプロジェクターの投影される向こう側から(Vtuberなので)も飛んでくる歌だった。
いつも泣く曲があって、いつも同じところで泣く。
究極自分は、詩と音と声の届かせる力に共鳴すれば、姿はいらないんだなと思った。
特にこの方に関しては。
ニュースクールポエムコアはポエムでライムを刻むっていうのがまず面白い。
ミソシタさんの世界観は言葉の質感だけをとるとアングラなんだけど…
根底に流れる孤独。
物作りの苦しさを人を傷付けない闇が優しく飽和している部分。
夢とかやりたい事に向かって歩く上でぶつかる苦しさ。
それでも好きの力で突き進む強さを歌っているから、なんかそういう事に心あたりがある人には聴いて欲しいなあ。
そして何より、そんなリスナーへ、「大丈夫」「同志だ」と言える強さに憧れる。
人を安心させる絶対的なものと、夢をみせて応援したいと思わせるアイドル性の要素のバランスがはちゃめちゃに良い。
ずっとずっと気になってたDOTAMAさん!!!
こちらも生で歌が聴けてパフォーマンス観られたのすごいすごい凄かった!!!!!(語彙力よ)
好きな曲もたくさん聴けた!!!
そして音源通りの良い声だった…。
敬語ラップとか詩の持つ個。
スンバラシイセンスなワードとワールドと、メッセージ性がすごいバランスで飛び交ってた。
ノリすぎて終始踊り狂ってた。
(知りたいよ、消費カロリー。こわいよ、アドレナリン。)
で、これがまた面白かった。
【KISEKI<Taigen Kawabe(BO NINGEN)×食品まつり a.k.a foodman> 】
Taigen Kawabe氏はロンドンからSkypeで出演。
ロンドンの自室からTaigen氏がskypeで映像とラップを会場に中継配信し、食品まつりさんがリアルタイムでトラックを刻むというもの。
ある意味これが一番アングラでヤバかった。
ボーカルに相当する人が会場どころか日本にいない。
それについては、舞台の他会場での劇場中継に慣れてたのでそんなに違和感は感じなかった。
中継されるフリースタイルラップに音というかビートを乗せる。
しかもロンドンのTaigen氏には音が一切届いていない。
狂気。恐らくBPMなんかも揺らいじゃってる。
そこにあらかじめそういう曲だったかのように一つになるよう阿吽で進行していく。
トラブルはあったりするけど、スリリングで実験的で面白かった。
音源なしでライム刻むTaigen氏もめちゃくちゃエモかった。
最後はそんな4名様のフリースタイルセッション。
Vtuber。画面から出てこない。
ロンドン中継。プロジェクターに投影されるも、相変わらず現地には音は行ってない。
しっかりと存在するDOTAMAさんの存在が頼もしく、食品まつりさんの即興トラックが柱となってまとまっていた。
(実際カオスだったけど、あれがまとまるという事なのだと思いましたまる)
ライブって、ステージって、パフォーマンスって、歌詞って、歌って…。
また新たな感覚に触れられたのが良かった。
いつだって固定観念、ぶっ壊していこう、いきたい。
そんなイベントでした。
JURI
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