ドルフィンキック
マネージャー視点で想ふ影山正美
全く不器用な人間だと思う。
走りではない。
生きて行くことに不器用な人間だと。
ただ、走る事・レクチャーをする事に関しては、マネージャーが言うのもどうかと思うが、天才級だと思う。
何が面白いかと言えば、決勝のスタートだ。
「ドルフィンキック」影山に付けられたニックネームだ。
スタートをきってから1コーナーまでにあっという間にポジジョンを上げてくる。
1コーナーで何台抜いてくるか数えながら、その偉業には毎度のことながら驚ろかされる。
オープニングラップでは更に順位を上げてくる。
これほどまでに、面白いドライバーはいない。
本人曰く、マシンとマシンの隙間が見えると言う。
Masami Meetingで共に講師を務めてくれている竹内さんも、「アイツ(影山)のスタートダッシュは理解ができない」と語っていた。
そして、クルマのレクチャーに関する的確さと個々のレベルに合った教え方には、私も随分と勉強をさせてもらった。
お陰で、レポートもすんなり書けるようになっていった。
マネージャーとしての振る舞いに関しても、きっと影山が若かりし頃、兄 正彦さんの手伝いをしていた時に得た事を教えてくれている部分もあるだろう。
早いもので20年、考えの食い違いもある、お互い「イラッ」っとする事もある。
その場合は、納得するまで話し合う。
これまで、幸い大きなケガもなくやってこられた。
これからも、マシンを駆っている姿を多くの皆様に見て頂き、後世の育成に励んで行ってもらいたいと思う。
そして、永遠のHEROであってほしいと願いばかりだ。
レーシングドライバー影山正美が直接指導するドライビングスクール
自分は97年から応援してます!その頃は中1でした。ニスモのエースカーを走らせる姿はとてもカッコよくヒーローでした。初めてサーキットに行った時、正美さんのピット裏に行きましたが、緊張しすぎてサインのお願いすら出来ませんでした。
また、サーキットで走る正美選手を応援しに行きたいと思います!