石原慎太郎さんが天皇はたいした働きをしていないと言ったらしいが
それはそうだろう。白州次郎さんが日本国憲法を作る際、辞書を引いて象徴としたのだから、、、。天皇の政治的権限は
当然失せたわけだ。俺は
右翼でも左翼でもない。どんな人間に対しても媚びへつらうのが嫌いだ。自分の考えで行動したいのだ。現在の天皇陛下は天皇、象徴と言う立場を排したとしても一人の人間として人としてこの上なく素晴らしい方だと思っている。東北大震災、福島への美智子さまとの被災者の人々への膝まついての慰問、、、あの謙虚な姿をみて感動しないものはいないだろう。あれこそがノーブレスオブリージュ(社会的立場の上にいる者、又、富めるものは、、、弱い立場に在るもの達そして
貧しいもの達を助け施しをする義務があると言う理念)たる姿だとそう強く思う。、、、世界における日本の崇高なる、、、高貴なる、、、誇り持てる姿であると確信する。広島、長崎、沖縄、、、そして日本中の、、、戦争で尊い命を失った人々に対し、、、深く優しい慰霊の想いを伝え続けている姿だと思うのである、、、正に心打たれる想いである。そこには少なからず美智子様のお人柄と考えがあり陛下にその想いを告げ古いしきたりに縛られず実践されてきたことが多々あったのではないかと思うのである。、、、宮中と言う一般人にははかりしれない世界で、、、民間人として
初めて宮中入りを果たし、、、日々の生活の中で女性として、、、母として広く庶民的民主的
生活態度を
実践して来られた賜物であるのではないかとそう思うのである
。子育てにおいても皇太子に母乳を与えたと聞き、、、宮中の古いしきたりの中で様々のご苦労があったであろうと思うところだ、、、。ただ一つだけ言いたいのだが天皇陛下の家は大きすぎる、、、。下田に縁があって行った際その御用邸というもののあまりの大きさに、、、もう少し小さくてもいいんではないかと素直に思った。それともう一つ、数ヶ月前、芸能界のドンと言われる俺が死ぬほど迷惑をかけ世話になっている御人の紹介で
アントニオ猪木氏と話しをさせて頂いた。その際、山本太郎議員(太郎ちゃん)が天皇陛下へ手紙を直接渡した件に関し
猪木さんはどう考えますかとの質問に対し猪木さんは、まあイインじゃないですかとこの俺に
かえしてくれた。この件に対する俺の持論だが、、、北野武氏は当時山本太郎議員の一連の行動に対し、、、陛下は日本国の歴史と精神文化の象徴
であり政治家がそれを政治的に利用するべきではないといった
苦言とも取れる
コメントを出している。それは全く持って
正論である。
、、、しかし俺は、山本太郎は政治家としてではなく、、、それ以前の、、、つまり、、、一人の人間として、、、あの当時の、、、福島の子供達の事をまず第一に心配し、、、その次に、、、私たち国民の代わりに、、、原発で命をかけて働いてくれている人達の、、、労働環境改善とピンハネされている時給をもっと上げて欲しいもっと優遇してあげて欲しいと言う、、、人として当たり前のことを政府が、、、世の中の日本人が、、、あまりにも無責任に、、、ただ見ているだけであったので決意し、、、ああいう常道を逸した行状に及んだ事と、、、俺は思っている。かつて日本が大飢饉にあった際、、、明治天皇に命
懸
けで、、、その窮状を、、書簡に託し直訴した人物がいた。山本太郎がしたことはそれと同じことをしただけの事なのだ。山本太郎は俺と一緒で学歴はないが、その辺の月並みな何の約にも立たぬただの給料泥棒の政治家より数段優れた政治家だとおもっている。。善意の
手紙をもらい、どこに怒る人間が
いるだろうか。ましてや世間の批判や自分の立場をかえりみず、なりふり構わず他人のためにたった一人でも行動する人間や政治家が今のこの日本にどれだけいるというのだ。陛下は立場上、必死の想いで手紙を手渡してきた山
本太郎にきっと心の中で、、、あっぱれ、よくぞこの手紙を持ってきた！！！私も心の中は同じだよ、、、そう思ったに違いない、、、そう勝手に俺は思っている。何故なら当時のいや、いまだ
に政府の福島に対する対応はひどいものだ。管直人馬鹿首相他政治家は、、、憲法に説かれる国民を守る、、、と言う１番の重要理念を全く実践していなかったのである。かつて宮中と庶民の生活において塀は存在しないものであったらしい。、、、今の皇室は、、、陛下が望むと望まざるに関わらず周りの取り巻きの生活の為の諸々の既得権益が大きく存在するものだと思う。いまの官僚がそうであるように、着膨れしたものをもっとシンプルにし平安の時代に習い政治もそうだが
再び皇室と庶民の理想的
な姿を
取り戻すべきだと思う。それはイギリスの現在の開かれた皇室に習い、コンビニで皇太子が陛下が買い物をしていて手紙も渡せる時代がいつか
必ずこの日本にも来ると思っている。その時山本太郎と言う政治家の取った行動が好き嫌いを排し語られることだろう。
