「15881」
あの悲惨な出来事から2年が経ちました。
今日、あの時間に全国で、いや全世界で黙祷が行なわれたと思います。
僕も移動中、車を停めて黙祷を行ないました。
15,881人の犠牲者を出した東日本大震災。
今直2,668人(3月8日現在)の方が見つかっていません。
先日テレビで、まだ帰らぬ娘を瓦礫の中、
ショベルカーで、必死に探し続ける父親の姿がありました。
もしも自分だったら同じ事をするだろう。
そう思って見てました。
この二年間、何度かチャリティーで被災地にも行かせてもらいました。
町を見る限り、多少整理されたとは言え、復興には程遠いと感じました。
直接、津波の被害は無かったとしても、今だに家に帰れない人達がいます。
みんながそれぞれいろいろな思いの中で生きています。
環境も、考え方も、立場もそれぞれ違うでしょう。
でも今、大切なことは、今現在もっとも苦しんでる人達の事を忘れないこと。
励まし続ける事。
そして、自分は決して第三者ではなく、当事者なんだと自覚をを持つ事ではないでしょうか?
「同苦」
要するに、苦しみや悲しみを共有して行く事だと思います。
ある人は工事現場で、ある人は犬を散歩しながら、またある人はラーメンを作りながら。
そんな風に誰もが思い、願い、祈っていけば
冬は必ず春になるはず。
どんな分厚い雲があっても、その向こうには燦々と降り注ぐ太陽があります。
僕も日々祈って、考えて行動して行こうと思います。
3月11日 震災で命を無くされた全犠牲者のご冥福を心からお祈り申し上げます。
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