とある女との休日
あんずをかじりながら
私はとある女を待っていた。
逗子駅。
夏バテ防止と喉へのビタミンに
甘酸っぱさを期待して買ったあんずは全然美味しくなかった。
たぶんお酒とかにつけるやつ
買っちゃったんだろう
三連休は、レコーディングやらで忙しくなるはずだったけど、
声帯けっせつをやってしまいなるべく安静にしなきゃいけない身になってしまった
あんず
種を飛ばして
この期待して違った時の残念感
といってムダにもしたくない いたたまれない気持ちの表現を考えたりするうちに
とある女は現れた。
いつも遅刻してくるが、なぜかこの人を待つ時間は嫌いじゃない。
というか、私もいつも遅れるからさらに遅れる人を待つのが心地いいのかも 笑
このとある女と一緒にいるのが好き
とある女は私と同じでよく食べよく笑う
今日も、一緒に向かっている場所は
海辺で
目的は友達と楽しむバーブェキュー。
二人とも水着もタオルもなにも持ってきてない。
なぜなら 食べる がテーマだから 笑
煩悩のみで表れた二人にもかかわらず一緒にいた方々は快く受け入れてくれた。
しかも相手は神戸ビーフ
千葉でラーメン屋を営むナイスガイが
この日のために2キロほどサーロインを大人買い
ウシサン旨すぎ
私はとある女と話していると
癒される。
元気になる。
生きていると自分自身でいれないTPOがある。
そんな中、ぐれたり曲がったりして
生きやすいよう言い訳をつけて
純粋に戻らず
変わっていく人達もいる
けどこのとある女は、周囲の期待に答えようとする事を脱した。
彼女の中にも勿論、
周囲が そうあってほしい自分でいる方が良かったのかもしれないと思う事もあるかもしれない。
彼女が自分自身の道を進む事で困る人も
いたかも。
でも純粋に自分の生きたい道筋をたてる
ことにした。
好きなことにまっすぐな
とある女の珍道中。
見守り励まし合う同志でいたいと願う
バーブェキューのあとは横浜中華街で
〆
中華食べ過ぎて体が重い!
沢山吸収してパワーチャージした休日でした!
皆さんに至れり尽くせり
珍獣二人とも幸せじゃい