Hello!松山どん!都城和牛の産地・松山龍二さんを訪ねて
宮崎日日新聞社さんのご案内で、訪ねてみたかった牧場を視察することができました!
Hello!松山どん
おはようございます。
〜人とお肉をつなげるサイト〜Meat UP!主宰の片平梨絵です。
都城和牛の生産者であり、ポニーがいる牛舎、松山牧場へ。
都城和牛の生産者、都城牛串部隊長・松山龍二さんとは1年ぶりの再会です。
1年前のイベントの模様はこちらへ
ポニーとヤギ、羊のいる牧場を一度訪ねてみたかったのです。
松山さんの牧場は
工業団地に隣接しています。
朝から騒がしい鉄工所の作業音が聞こえ、牛飼いに適しているとはけしていえない地域。
「こんな環境で、良い牛ができるわけない」
何度も言われることがあったそうですが、
《限られた条件、環境の中で、牛のストレスをいかに軽減するのか》に
全力を注いできました。
牛舎には、ポニー、ヤギ、羊さん。
子牛の導入時にはヤギさんのそばから、少しずつポニーさんのとなりへ・・・
ゆっくりと牛舎のコミュニティに慣らせていくそうです。
鼻環もつけていません。
また、松山さんはグリーンツーリズムへの憧れがあったそう。
牛や動物たちがいる牧場で、地域の野菜とお肉でバーベーキューをして、
命の勉強ができるような、人と動物が集う場所。
そんなイメージが伝わってくる牛舎でした。
松山さんの目指すもの。
それは
「地元・都城の繁殖農家の仲間とともに雌牛にも負けない去勢牛を作ること」
雌牛にも負けない肉質を模索し、色々なトライしているんですね。
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「繁殖農家とともに」。
繁殖農家さんに肥育農家がフィードバックしながら、
ともに良い牛を目指すカタチ。
大切なことですよね。
講演でも少しお話ししましたが、
私は、繁殖農家こそ、食べる人の顔、消費者を意識してほしい。
牛づくりに、子牛がいかに大切か。
美味しい牛肉づくりは素牛から。
繁殖農家が変われば日本の黒毛和牛が変わる。
本気でそう思っています。
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そして
都城産・宮崎牛(=都城和牛)として販路を確立すること。
濃厚飼料まで全てを国産、都城産にしたい!!
という大きな夢も。
(すでに粗飼料の70%は都城産)
驚いたのが、
業務用のスイートコーンを天日干しして、1週間かけて水分を飛ばして乾燥させて牛に食べさせた。
という話
いろんなトライをしている。
本当に前向きでおもしろい人でした。
書ききれないくらいいろんなお話をしました。
話が盛り上がり・・・
気づけば、シンポジウムの懇親会に間に合わない〜。
(野辺さんごめんなさい!!)
松山牧場。
また再訪したい牧場でした。
ありがとうございます。
主宰:片平梨絵
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