ナベノイズムを満喫した夜、バリオクッキングセンター(多機能調理機器)に驚嘆!
先月のこと。
浅草・駒形のナベノイズム「Nabeno-Ism』へ。
こんにちは。
〜人とお肉をつなげるサイト〜Meat UP!主宰の片平梨絵です。
ロブショングループで20年以上、ジョエル・ロブション(恵比寿)で11年に渡りエグゼクティブシェフを務め、2008年度版ミシュランガイドから9年連続で3つ星を獲得し続けた渡辺雄一郎シェフが、昨年7月7日(七夕)にオープンさせたレストラン。
この日は、ママ友でもあり、厨房機器マルチシェフのマーケティングを担当しているみずほさんとご一緒しました。
なんとも不思議なご縁。
シェフ自らが毎日手作業でつくるそばがきと、
対して
調理の高速化、均一化、マニュアル化を実現し、「茹でる」「炒める」「焼く」「煮る」「揚げる」を1台で行えるV.C.C.(バリオクッキングセンター=多機能調理機器)による牛フィレやフォアグラ。
仕事への姿勢などなど、感じることが多かった夜でした。
カラフルな屋形船が行き来する隅田川を眺めながらのお食事。
ソムリエの滑らかな語り口に身を委ね、ゆるり時間が流れていきます。
完熟マンゴーとパイナップルのガスパチョ ホワイトラムとライムの香り
中央のガスパチョ。最後にシャンパンを少し加えてカクテルにすると格別でした
ロブション氏のスペシャリテ「ジュレ・ド・キャビア クレム・ド・シュー フルール」へのオマージュである一皿
このそばがきは、シェフが自ら手作業により銅鍋で毎日炊いています。
日本伝統野菜とフランス伝統野菜の融合、
和歌山の清流からの鮎を米粉焼きのパテに、サラダ菜とキュウリのプレッセ仕立て
「セヴェル・ド・カニュ」と勘治郎キュウリとスイカのマリネを添えて
アオリイカを柔らかく蒸しあげ、夏野菜、メルゲーズ、ひよこ豆とのアンサンブル
フランス国民食「クスクス」のイメージをかぼすと木の芽の香りと共に
フォワグラV.C.C.焼き バッハコーヒー粗挽き仕上げ、創業150年木村屋本店人形焼に乗せ
キャラメリゼバナナ、ピスタチオ、針生姜とのハーモニー
ピスタチオオイルとパンデビススパイスを香らせ、エスプレッソとヴァニラのソース
京都舞鶴産天然スズキ トマトマリネと共にしっとりと焼き上げて
長茄子と生姜のクリームソース シチリア産オレガノのオイルとタプナードをあしらって
国産フィレ肉をV.C.C.調理から備長炭でグリエ 東京柚子胡と生姜をぬり、
トウモロコシの様々な表現、テイスト、テクスチャーと共に
バーボンウイスキーと焦がしトウモロコシのコンソメアンフュージョン
コンソメが優しい・・・
凍らしたグラッパ、シャインマスカットとレモン、アネットのミニクープ
オーギュスト・エスコフィエ創作【ペーシュ・メルバ】
日本堤 バッハコーヒーと駒形をイメージした小菓子
気づけば4時間以上・・・
時間を忘れ、美味しいお食事と友人との会話を楽しんだ良いひと時を過ごさせていただきました。
それにしても、V.C.C.(多機能調理機器)・・・凄すぎる!
フォアグラもフィレ肉も絶妙な火入れでした。
これがボタン1つでコントロールできるということ!?
1台で「茹でる」「炒める」「焼く」「煮る」「揚げる」を実現するという。
V.C.C.にUSBポートがあって、その都度、レシピごとに調理データの更新ができてしまう。
あとは、ボタン1つで多彩な料理が完成。。。
調理ごとの調理機器が必要ないので、厨房の省スペース化も図れてしまう。
本当に驚きました。
そうだ、フジマックのショールームに行こう・・・
渡辺シェフのご子息が農大畜産部という
…不思議なご縁がまた一つ。
ここは浅草
ほろ酔い気分が冷めぬまま帰宅できるのも最高‼︎
主宰:片平梨絵