祝!開店一周年、セントレジスホテル大阪・鉄板焼レストラン和城へ
祝!開店一周年
11月7日にオープン一周年を迎えたセントレジスホテル大阪・鉄板焼レストラン和城〜WAJO〜
一周年を迎えられる少し前の10月に鉄板焼愛好家のチームメイト6名とともに、ようやくお食事しに行くことができました。
安土桃山時代の空間を表現している和城。茶の湯文化と茶室建築を取り入れています。
千利休と豊臣秀吉。
全く趣向の異なる2人の茶室をイメージしたダイニングで構成されます。
「待庵」
落ち着いた色合いの侘茶を表現したダイニング
「草庵」
きらびやかで色合い華やかな大名茶を表現した個室ダイニング
それぞれ対照的なダイニングですが、吸い込まれそうな天井の高さが印象的。
そして、いずれもミートセラーがあります。
この日は秀吉のお茶室「草庵」を貸切。
和城ではオープン当初より石垣島きたうち牧場プレミアムビーフを提供しているのですが、プレミアムビーフの様々な部位を使ったイベントが毎月開催されており、今回はそのお肉尽くしの特別コースをアレンジしていただきました。
魚介が入ったスタンダードコースはまた改めて体験することにいたします
まずは甲州スパークリングで旅の疲れを労い乾杯!
和城のペアリングコースは日本ワインや日本酒など、国産のラインナップ。
今回はペアリングにフランス、イタリアの赤ワインも組み合わせたアレンジです。
お茶ではじまり、お茶でおわる。
和城のお食事はお茶からスタートします。
60度の低温でストレスをかけずに抽出された煎茶
続いて血糖値の上昇を緩やかにするハンガリー産の生ハチミツをいただき、いよいよお食事がはじまります。
本日のコースを担当するのは辻泰三料理長
石垣島きたうち牧場プレミアムビーフ尽くしのコースがスタート
石垣島きたうち牧場プレミアムビーフの肩バラが登場
さぁ、焼いていきまっせ〜
肩バラっていわゆる焼肉屋さんでいうカルビになる部位
高級鉄板焼でまさかのカルビ
この画にびっくりするかもしれませんが、もっと驚くのは、
口に含んでも脂のしつこさがないということでしょう。
プレミアムビーフのすごさでもあります。
ここで登場したワインがこれ
アマローネ
Masi Amarone della Valpolicella Classico 1995
陰干ししたブドウからつくられる辛口ワイン。ヴェネト を代表するワイン。
長期熟成型の赤ワインで、濃縮感が強く、タンニンもしっかりしているのですが、甘やかで豊かな香りが特徴。
95年のヴィンテージでしたが、まだまだ強さがありました。
後半になるとぐっと香りが開いてきました
ここでスペシャルワインが
まさかの
グラン・エシェゾー
2014 DRC Grands Echezeaux
香りの格が違う…
ゆっくりと堪能させていただきました。
濃厚なプレミアムビーフの赤身とともに…
そろそろお食事です
和城ではお食事とともすき焼きが登場します。
このリブロースを鉄板ですき焼きに。
しっかり甘い味付け
炊き上がったごはんでガーリックライスをつくってくれます
お食事を終えてデザート
お抹茶
鉄板焼の奥深さを改めて感じた夜です。
鉄板焼は、焼手の技量はもちろん、所作や間合いの取り方、こだわりも人それぞれ。
経験が長ければ良いわけでもなく、役者の芸のように成長過程でその時々の良さがあると私は考えます。
そして焼手の迷いや攻め、進化の過程、人柄そのものを感じながら味わうのも鉄板焼の醍醐味であると。
和城の鉄板焼スタイルは賛否両論あるかもしれませんが、30歳の若さで重責を担う辻泰三料理長の一所懸命なサービスは心を打つものがありました。
どんな成長を見せてくれるのか…5年後、10年後が楽しみな焼手の一人です。
それにしてもソムリエの宮田和典さんが丁寧に開かせたワイン、お食事に寄り添う日本酒も素晴らしかったです。
大阪府大阪市中央区本町3丁目6−12 セント レジス ホテル 大阪 12階
平日17:30〜22:00
土日11:30~22:00/17:30~22:00
主宰:片平梨絵
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