コンビニにある、冷やしとろろ蕎麦が好きです。
暑いです。
仙台も梅雨で、大変蒸し暑く、かなりの体力を消耗しました。
札幌から新潟、大宮、所沢、仙台×3…。
非常にハードな1週間でした…。
先日の昼下がり、家の周りで用を足した帰り道、ランドセルを背負い、黄色い帽子を被った小学校の低学年の子供達の下校中の集団が、口々に、おしゃべりをしながら歩いていました…。
それぞれの家の方向へ散らばる中、私と同じ方向へ2人組の活発そうな女の子と、少し離れた先に1人の男の子が草花を触りながら、歩いていました。
すると、その女の子達が「バイバーイ、にほんざる!バイバーイ、にほんざる!」と、誰かに向かってちょっと意地悪そうな感じで連呼しています。
ふと前を見ると、男の子がこちらを振り返り、反応を示しました。
どうやら顔見知りのようです。
「バイバーイ、にほんざる!バイバーイ、にほんざる!」男の子が立ち止まっていた為、女の子達との距離は縮まり、その女の子達は、至近距離で男の子に完全に面と向かって「バイバーイ、にほんざる!」と、お手振り付きで、これでもかと、口撃をします。
『まずい…、これは世に言うイジメではなかろうか…。なんなら私が社会の大人として、食い止めねばなるまい…。』
私にも幼少の頃に似たような辛い経験がある。
一瞬脳裏をよぎり、歩調を緩め、様子を伺っていました。
するとそれまで黙っていた男の子が、こう言いました。
「あってるよ…。」
…ん?“合ってる”?
男の子よ、認めてしまうのか!?
それでいいのか!?
すっかり私は男の子の応援団。
私は、何とも言えない切ない気持ちになりかけた、次の瞬間、男の子は、こう言いました…。
「ニホンザルは、日本を代表する猿なんだよ。」
やったな!よく言った。 こりゃ上手い返しだ。
私は、グータッチをしたい気持ちを抑え、何事もなかったかのように、歩調を速めてその場から去りました。
《検証》
男の子の耐える気持ち。
冷静沈着な頭脳とメンタル。
一発形勢逆転を狙い、その場で騒ぎ立てず、じっと機を待つ姿勢。
そして自分よりも人数(力)が多い者へ立ち向かう勇気…。
おませな女の子達が、一瞬黙り込んだ姿が、その全てを物語っておりました。
なかなかやるな、男の子よ。
将来君はきっと、日本を代表し、上に立つ男になるだろう…。
ある蒸し暑い日の昼下がりの出来事でした…。
さて、洗車でもして来ようか。