たまに、コンビニで犬用のジャーキーが美味しそうに見える時があります。
多分、疲れてる時だと思います。
こんばんは。
まだギリギリ夏なので、季節物を一つ…。
私がたまに行く、とあるバーがあるんです。
その日も、1人でカウンターで飲んでいました。
カウンターの中には、店長さんが1人。
他には誰もいません。お客さんも店員さんも。
2人で、店内に流れているDVDを見ながら、話していました。
私のいるカウンターの後ろは広いスペース。
右斜め後ろ、つまり私のいる位置とは対角線上に、明かりのついた何かのショーケースがあります。
モニターを見ていると、その私の位置から対角線上にあるショーケースが右目の視界に入ります。
カウンター内の店長さんからは、向かい合ってるので、左斜め前になる訳です。
モニターを見ていると、そのショーケースの前をふっ……と何か横切った感じがしました。
「ん?」と思い、ゆっくり視線をずらすと、何もおりません。
「ん?気のせいか。」
全くの無意識から、少しだけその場所を意識しながら、また視線をモニターに戻しました。
店長さんは、何も反応してません。
数分後。
また、“ふっ……”と、そのショーケースの前を何かが……いや、明らかに“人”が通りました。
今度は、少しだけ意識していた分、すぐに視線をずらして確認してみました。
背の高い、男性がゆっくり歩いて行ったような気がしました……。
「おかしいな…。誰もいない筈だよな…。」
今度は、もう少し意識レベルを上げて、モニターに視線を戻しました。右斜め後ろのショーケースに意識を置きながら。
数分後ーーー。
“ふわ〜……”と、また誰かが通った感じがしました。
素早く視線を合わせると、女性らしき人がショーケースの前を歩いて横切り、壁の方に、すう〜っと消えて行きます。
「一体何なんだ………?」
私が帰ったら店長さんは1人になります。
店長さんには話さず、1時間位いて帰りました。
翌日、気になったので、もう一度その店に行きました。
この日は、店員さんやお客さんも数人いて、昨日とは違う雰囲気。
店長さんは不在。
私は、また一緒のカウンターの同じ席に。
しばらくして、思い切って店員さんに、聞いてみました。
「あのう………、ここって、何かいますか?」
一瞬、その店員さんの表情がこわばりました…。
店員A「“何か”って……。実は、以前店長さんが見たって言ってました。あそこら辺に……。」
と言って、あのショーケースを指差したのです。
店員A「大村さんも見たんですか…?」
私「はい。昨日、あのショーケースの前を3人の人が通ったように見えました…。誰1人お客さんはいなかったのに…。」
度々店員さん達にも目撃されているようです。
店員A「ま、そういうのが出るって事は、店が繁盛するって言うじゃないですか!」
私「なるほど!そうだね!ハハハ…」
と笑いに替えて、その場は終わりました。
それから、何度か行ってるのですが、店員さんの1人が、『ねえ…』という声が後ろから聞こえたりしたそうです。
私は私で窓の外を人が通ったのを見たりしました……。
バルコニーの無い、複数階なのに…。
不思議な事ってあるんですね。
また“何か”を見たら書きたいと思います。