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ガーリーで女子力が高い?(STAP細胞発見者の小保方晴子さんの報道で感じたこと)

またテレビネタで恐縮ですが、最初に断っておくと、僕は基本的にテレビは見ません。

 

ただ、ネットではお金をかけて編集しているテレビには勝てない部分があるのは事実ですし、興味のあることは、ネットだけでなくテレビでも見ます。

 

直近では、すべての日本人が興味を持ったであろう、STAP細胞関連のニュースは繰り返し見ました。

 

ちなみに、ワイドショーは見ていません。

 

どうせ、STAP細胞とは関係のない報道に終始するのがわかりきっていたので(と思ったら、案の定、理化学研究所から報道自粛要請が出されていますね→ http://tinyurl.com/pu4o7hy )

 
何百年の細胞生物学の歴史を塗り替えた、ノーベル賞確実であろうまったく新しい万能細胞であるSTAP細胞が発見されたのを知ったのはYahooニュースでした。
 
 
そこで、早速その晩、報道ステーションを見たのですが、開口一番、古舘伊知郎さんが
 
 
「つい本日のニュースで、どのようにお伝えしたらよいのか、まだ我々も整理ができていないんですが・・・」
と断った上で、 STAP細胞とその発見者である小保方晴子さんについて報じ始めたのですが、途中で、その発表会見を取材していた、テレビ朝日系列の地方局につなぎました。
 
 
登場したのは、記者なのかアナウンサーなのかわかりませんが(とても可愛い方だったので、アナウンサーかもしれません)、古館さんの質問にわかる範囲で答えていたのですが、発見者が女性研究者だったことが同じ女性としてあまりに嬉しく誇らしかったのか、突然
 
 
 
「小保方先生は、とてもガーリーで女子力が高い印象を持ちました」
 
 
 
ここで僕は固まりました。
 
 
「ガーリーで女子力が高い」
 
 
まあ、確かに世紀の大発見をした研究者としては、30才は異例の若さですし、発見者が女性というのも、確かに喜ばしいニュースではあります。
 
 
でも、これではまるで、女性ファッション誌の見出しですよね(苦笑)。
 
 
 
そもそも、ガーリー(girly、girlie)は、確かに「女の子っぽい」という意味ではありますが、「girlie magazine」というのは、日本でいう「成年誌、エロ雑誌」のことです。
  
「ガーリー」という言葉を聞いて、僕は一瞬、小保方晴子さんの裸を想像してしまいました(笑)。
 
そもそも、「少年っぽい」というのを日本人は「boyish(ボーイッシュ)」と言ってるわけですから、普通に「girlish(ガーリッシュ)」と言えば済む話です。
 
 
 
まあ、英語の授業みたいな話はともかく、「小保方先生は、とてもガーリーでした」ならまだいいのですが、さらに付け加えて「女子力が高い」。
 
 
くどいようですが、この女性記者(アナウンサー?)、ファッション誌の読み過ぎなんじゃないでしょうか。
 
 
上述のとおり、この偉業と比較すると、30才は若いです。
 
 
それに、今は、30代はおろか、40代、50代でも女性の集まりを「女子会」ということくらい僕でも知ってます。
 
 
さらに言えば、最近では、30代~50代の女性を「大人女子」ということも知っています。
 
 
でも、それって、ファッション誌や日常会話だから許される言葉ですよね?
 
 
まがりなりにも、世紀の大発見を伝えるニュースで、確かに冒頭、古館さんが「報道するには準備不足」と断りはありましたが、「ガーリーで女子力が高い」って、あまりに酷すぎて、すぐにテレビを消しました。
 
 
 
ちなみに、僕は夏樹陽子さんのファンです。
 
 
無題
 

彼女には、年齢を重ねたからこその色気、魅力があります。

 

黒木瞳さんや高島礼子さんなどもそうですが、では彼女たちは、いつまでも「女子」という言葉や、「子どもが持つ若さ」にしがみついているでしょうか?

 

 

男性も女性も、その年齢の魅力で勝負すればいい話で、「大人女子」なんて言葉は、年齢を重ねた女性に対して、とても失礼な差別的表現だと思います。

 

 

「女は若い方がいい」という匂いが感じられる言葉だからです。

 

 

まあ、言葉は生き物ですし、誰がどんな言葉を使おうが、年齢を重ねた女性が、JKやJDと若さや子どもっぽさでいつまでも張り合うのも自由ですが、まさかニュース番組で「ガーリーで女子力が高い」という言葉を聞くとは思いませんでした(笑)。

 

 

益々、僕のテレビ離れが進みそうです(爆)。

  

 

 

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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