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新たな歴史の幕開け、シャラポワ vs ベンチッチ(ベンチッチを気絶するまで応援するブログ10)

マリア・シャラポワ vs ベリンダ・ベンチッチ

 

 

ついに夢の対決が実現しました。

 

 

 

嬉しいことに、名前はわからないのですが、主審は昨年の全米オープンの男子決勝のノバク・ジョコビッチ vs ロジャー・フェデラーのときの女性で、あの松岡修造さんを「この主審は素晴らしい!!!」と熱く吠えさせた名審判です(松岡修造さんは、いつも熱いのですが)

 

 

誤審でメンタルが不安定になるのがベリンダ・ベンチッチの負けパターンの1つなので、彼女ならその心配もありません。

 

 

最高の舞台が整いました。

 

 

さて、その結果はというと、7-5、7-5でマリア・シャラポワの勝ち。

 

 

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どちらが勝ってもおかしくない試合に見えましたが、これだけの上位選手になると、もはや実力差はありません。

 

 

 

唯一、「決めるべき時は決める」「ミスをしてはいけない場面ではミスをしない」。

 

 

これを実行できたほうが勝ちます。

 

 

これを実行できる確率の高い選手のほうがランキングで上位にいきます。

 

 

 

そして、それを実行したシャラポワが勝ちました。

 

 

一昨日のブログで、

 

 

「マリア・シャラポワがサービスエースを狙いに行って、ダブルフォルトを10本以内に抑えればシャラポワの勝ち。ダブルフォルトが10本超えたらベリンダ・ベンチッチの勝ち」

 

 

と予測しましたが、まさしくそのとおりの展開になりました。

 

 

 

さすが、シャラポワ、ボクのアドバイス通りにプレーしてくれました(゚O゜)☆\(–;)

 

 

iPhoneでライブで観たので、細かい数字は覚えていませんが、多分、シャラポワのサービスエースは約20本!

 

 

一方のダブルフォルトは7本。

 

 

これだけサービスエースを決められたら、ベンチッチは得意のストローク戦に持ち込めません。

 

 

それに、サービスエース、20本では(この数字はあやふやです)、相手のサービスゲームでチャンスを握るのは難しいですね。

 

 

シャラポワも危ない場面は何度もあったのですが、そういうときにサービスエースを決められるメンタルの強さ。

 

 

昨年末のフェドカップ決勝戦の対ペトラ・クビトバ戦のときも強かったですが、こんなに強いシャラポワは2014年全仏オープン、準決勝のユージニー・ブシャール戦、そして、決勝のシモナ・ハレプ戦以来ではないでしょうか(この2試合はどちらも紙一重で、「グランドスラム名勝負」と言われており、今なおボクのナスネに大切に保管されています)。

 

 

今日のシャラポワは、世界ナンバーワンの選手でしたね。

 

 

このテニスをセレナ戦でやってくれれば、17連敗もすることはないはずなのですが、これについては、また機会があったら話します。

 

 

ボクは、YouTubeでベンチッチの動画を観まくりました。

 

 

さすがに彼女も人気が出てきて、今では観ても観ても新しい動画がアップされるので追いつきませんが、どこの国のテレビかわかりませんが(英語なのでアメリカかイギリスのような気がしますが。スイスの番組ではベンチッチはドイツ語なので)、「16歳のrising star」と紹介されていましたので2年ほど前のドキュメンタリーですが、その中でベンチッチが自室を公開しているのですが、あまりに狭くて質素で、「これがrising starの部屋か!これでは、ボクの部屋と大差ないじゃないか!日本の女子高生のほうがいい部屋に住んでるよ!」と驚いたのですが、部屋にはジュニア時代に取ったトロフィーがたくさんありましたが、ベッドの横の壁には、しっかりとマリア・シャラポワのポスターが貼ってあり、16歳のあどけない笑顔で「Maria is my idol」と語っていました。

 

 

ベンチッチにしてみれば、今日は、そのシャラポワと直接対戦する。

 

 

自分がそこまでの選手になったんだという嬉しさが爆発していたことでしょう。

 

 

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結果は負けましたが、今日はシャラポワの日でした。

 

 

さすが、シャラポワ。

 

 

ベンチッチに勝つにはこれしかないという戦法で、それが見事にはまりました。

 

 

ただ、次回はベンチッチに勝って欲しいですね。

 

 

唯一、試合の終わり方がチャレンジで、いつものベンチッチなら審判に食い下がるところですが、素直に負けを認めました。

 

 

実は、ベンチッチが心掛けていることの1つに、「勝った選手の華やかな舞台を邪魔しない」ということがあります(これは、ベンチッチがtwitterで語っていました)。

 

 

あそこで揉めたら、シャラポワの「勝利の舞台」が台無しになることをわかった上での「大人の行動」を、若干18歳のベンチッチが見せてくれたのも嬉しかったですね。

 

 

 

 

最後に、WOWOWにお願いです。

 

 

テニスファンなら、マリア・シャラポワとベリンダ・ベンチッチの初対戦がどれほどの意味を持つ試合かわかっています。

 

 

この10年、女子テニスの人気をけん引してきたスーパースターと、これからの10年、女子テニス界をけん引していくであろう「rising star」の対決は、後々、とても大きな意味を持ちます。

 

 

WOWOWの解説者がうっかり、「新旧のスターの対戦」と、シャラポワを「古い」扱いしてしまったのには苦笑しましたが、「歴史的な一戦」と言ってもまったく過言ではありません。

 

 

ですから、テレビで再放送をしてください!

 

 

WOWOWは、当然ですが、同じ時間帯の錦織戦を中継することを選択しましたが、しかたがないので、WOWOWオンデマンドでライブ配信をノートPCで観ようと思ったら・・・

 

 

 

「視聴者数が制限をオーバーしました」の文字が出て観られず!( ;∀;)

 

 

 

さすが、みんな、この試合が「歴史的な一戦」だとわかっているんだな、なんて余裕をかましている場合じゃありません。

 

 

慌てて、iPhoneでWOWOWオンデマンド用のアプリをダウンロードしたら、なんとかそちらで観られたのですが、2セット目から映像と音がずれて、かなりの違和感の中での観戦になりました(まだラリーが続いているのに、シャラポワの「C’mon!」の雄たけびが聞こえてきてしまうのです( ;∀;)

 

 

繰り返しになりますが、この一戦の持つ意味を、女子テニスファンはみんなわかっています。

 

 

これは、テレビで絶対に再放送して欲しいですね。

 

 

いずれにしても、ボクにとっては忘れられない日になりました。

 

 

明日から仕事が忙しくなりますし、なにせベンチッチが負けてしまったので、ブログの更新が鈍りそうですが、これからも年間200試合、女子テニスを楽しむ日々が続きそうです。

 

 

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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