2016/1/4 Road To Singapore(ベンチッチを気絶するまで応援するブログ14)
男子も女子もですが、テニスには世界ランキングがあります。
これは、細かなルールがあるのですが、ざっくり言ってしまえば、過去1年間の獲得ポイントでランクをつけるものです。
すなわち、ある大会が終わったら、前年度のその大会のポイントは消滅して、今年度獲得したポイントが加算される仕組みです。
そうすると、前年度優勝した人が、今年、怪我で欠場したりすると、ポイントをそっくり失うわけです。
逆に、前年度は1回戦敗退だった人が、今年度、万が一優勝したら、失うポイントが元々ありませんので、大量のポイントが入って一気にランクアップします。
テニスは、「活躍した翌年が難しい」と言われますが、それは、相手選手に研究されて、マークされて、前年度のような成績が残せないと、前年度のポイントをどんどん失ってしまうからです。
実際、世界ランク1位になった人でも、2年ほど不調が続けば、あっという間に50位くらいまで下がります。
テニスはトーナメント・スポーツなので、1回戦でいきなり1位と2位の選手が対戦することがないように、このようなランキングシステムを取り入れているわけですが、ジョコビッチ・クラスになると、もはや勝っても勝ってもポイントは増えません。
その代わり、負けるとドンドンとポイントが減っていきます。
そう考えると、歴代ナンバーワン、ロジャー・フェデラーが6年半も1位に君臨し続けたことがいかに凄いことかがわかりますね。
しかし、テニスにはそれとは別に、毎年、全員が0ポイントからスタートするポイントがあります。
男子なら、「Road To London」、女子なら、「Road To Singapore」です。
そして、このポイントの上位8人で、年末にツアーファイナルズを開催し(男子はロンドン、女子はシンガポール)、その年の世界一を決めるわけです。
ボクは、この「Road To Singapore」をExcelで管理していますが、毎週月曜日にランキングが発表になるので、これからブログで順位の変動をお伝えしていきます。
1カ月も前のランキングですが、初回は、2016/1/4の「Road To Singapore」、上位20名をご覧ください。
1 | Fett, Jana | 197 |
2 | Shvedova, Yaroslava | 189 |
3 | Buyukakcay, Cagla | 163 |
4 | Babos, Timea | 161 |
5 | Garcia, Caroline | 160 |
5 | Wickmayer, Yanina | 160 |
7 | Hibino, Nao | 154 |
8 | Osaka, Naomi | 143 |
9 | Zhang, Shuai | 140 |
10 | Kumkhum, Luksika | 138 |
11 | Jorovic, Ivana | 135 |
12 | Crawford, Samantha | 109 |
13 | Khromacheva, Irina | 107 |
14 | Eguchi, Misa | 105 |
15 | Gibbs, Nicole | 103 |
16 | Sabalenka, Aryna | 98 |
17 | Doi, Misaki | 96 |
18 | Chirico, Louisa | 95 |
19 | Perrin, Conny | 86 |
20 | Klaffner, Melanie | 84 |
ご覧いただいておわかりのとおり、キャロライン・ガルシア、ジャン・シューアイ、サマンサ・クロフォードあたりが入ってはいますが、上位選手は誰もランクインしていません。
それも当然で、年末年始に開催されるこの大会には、上位選手は誰も出場しないからです。
では、この順位がどのように変動していくのか、今後の更新を楽しみにしてください。
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