ベンチッチ、決勝進出!(ベンチッチを気絶するまで応援するブログ20)
ベリンダ・ベンチッチ、St. Petersburg Ladies Trophyで、ついに決勝進出です!
相手は、予想通りロベルタ・ビンチ。
スライスでラリーを組み立てていく技巧派の選手で、あのセレナでさえ、そのテニススタイルに我を失って負けてしまったほどの強敵ですが、ベンチッチもセレナに勝っていますし、ずばり、ベンチッチが勝つためには・・・。
まず、自分のサービスゲームは落とさないこと。
たとえ1stサーブの入りが悪くても、得意のラリーに持ち込めば、ブレークは簡単には許さないと思います。
ビンチは、決して長いラリーに堪えられる選手ではないので。
そして、怖いのは、ロベルタ・ビンチが1stサーブをバシバシ入れた場合です。
1stサーブが入ったら「まあ、しかたない」と割り切って、彼女の1stサーブの入りが悪いゲームできっちりとブレークをして、6-4、6-4で勝ちたいですね。
そして、昨日の準決勝、ボクはジュニアチャンピオンとして名前しか知らなかったダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)という選手だったのですが、強くて驚きました。
それよりも驚いたのが、プレースタイルがベンチッチに酷似していることです。
ラリーの中からウィニング・ショットを決めていく。
1stセットはベンチッチが取りましたが、恐らく獲得ポイントはダリア・カサキナのほうが多かった気がします。
なにせ、あのベンチッチが、最初の7ゲームは、たったの10%しかベースラインの内側でプレーできずに、ミスを連発しました。
しかも、現在の女子テニスでストローク・プレイを得意とするのは、シモナ・ハレプ、アグネツカ・ラドワンスカ、アンジェリック・ケルバー、そしてベリンダ・ベンチッチあたりだと思いますが、そのベンチッチがラリーを嫌がって、強引にウィナーを決めにいってミスをするという、こんなベンチッチはほとんど見たことがありません。
もっとも、その後ベンチッチも「これでは負ける」と思ったのか、果敢にベースラインの内側に入って、40%のボールをベースラインの内側でリターンしながら丁寧にラリーをして、なんとか逃げ切りました。
2ndセットは、自力に勝るベンチッチが比較的楽に取りましたね。
このダリア・カサキナという選手、今回初めてそのプレーを観たのですが、こんな自撮り写真がアップされていました。
はっきり言います。
めちゃくちゃカワイイです!
↑
久しぶりに、おじさん、入りました。
しかも、ベンチッチと同い年の18歳です!
↑
再び、かすかに、おじさん入っています。
ロシア人なので、まるで10代の頃のマリア・シャラポワを見ているようでした(シャラポワは厳密にはベラルーシ人なのですが、その話は機会があったらします)。
ダリア・カサキナが、今後女子テニスの人気を背負う可能性は十分にあります。
彼女のランキングは60位台。
今回の大会で準決勝まで進んだので、来週TOP50に入ると実況が言ってました。
低いと思うかもしれませんが、30歳の60位と18歳の60位では意味が真逆です。
30歳で60位だと、残念ながらそこがその選手の限界ですが、18歳の60位なら、今後どこまでランキングを伸ばすかわかりません。
もっとも、ダリア・カサキナがTOP20を目指すには、サーブを改善したいところですね。
ただ、ストローク力ではすでにTOP20に入っていると思いますし、ランニングショットにいたっては、すでにシモナ・ハレプやアンジェリック・ケルバーに匹敵すると言っても過言ではありません。
しかし、そのランニングショットが後半で息切れしていたので、体力不足も補いたいですね。
今回はベンチッチを応援していましたが、今後ダリア・カサキナを観る機会があったら、彼女を応援しようと思います。
また、これだけの逸材なら、今後、彼女の愛らしい姿を観る機会が増えそうですね(*^^*)
↑
もう一度、おやじ、入れときます。
「逸材」と言えば、昨日はお休みでたっぷりテニスが観れたので、我らが土居美咲の台湾オープン準決勝を観ましたが、やはり強いですね。
本当に、早くTOP30に入って、WTAプレミアの常連になって欲しいですね。
決勝はヴィーナス・ウィリアムズと超強敵ですが、あのアンジェリック・ケルバーと互角の戦いをした土居美咲なら勝機は十分にあります。
ぜひとも優勝して、ポイントを加算して欲しいですね。
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