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セレナの涙の訳はBNP PARIBAS OPENディレクターの男女差別発言?(ベンチッチを気絶するまで応援するブログ45)

 

昨日のブログで、ボクは、BNP PARIBAS OPEN(インディアン・ウェールズ)の決勝戦で敗退したセレナ・ウィリアムズのことをこう書きました。

 

 

”しかし、今回の準優勝スピーチのときには、目に涙を浮かべ、観客へのお礼と、アザレンカに一言、”Many Congratulations” というのが精一杯でした。”

 

 セリーナ26

 

 

そうなんです。

 

 

通常は、選手はトーナメント・ディレクターや大会スポンサーに礼を述べます。

 

 

これはもう「絶対に」と言っても過言ではありません。

 

 

しかし、セレナ・ウィリアムズは観客にしか礼を述べませんでした。

 

 

あまりに不自然なスピーチでしたのでそれは気付いていましたが、昨日のブログで書いたとおり、それほどまでに敗戦が悔しかった、もしくは、自身の力の衰えを感じ始めているのではとボクは推察しました。

 

 

ところが、今日、Yahooニュースで、

 

 

「ジョコビッチが『男子選手の賞金を女子選手より高くするべき』という発言を謝罪」

 

 

という記事を読んで、この発言がそもそも、大会ディレクターが、

 

 

「女子選手は神にひざまずいて、フェデラーやナダルという偉大な選手を生んでくれたことを感謝すべきだ」

 

 

という男女差別に端を発したものであることを知りました。

 

 

まず、ジョコビッチの意見に関しては、テニスもショウ・ビジネスなわけですから、観客動員数やテレビの視聴率が高い男子選手にもっと賞金を振り分けるべきという意見はあながち間違いではないと思います。

 

 

実際に、日本では視聴率どころか、どこのテレビも放映していないのですから、視聴率は0%です。

 

 

だから、ボクもアメリカのテニス専門サイトに入会して、インターネット配信で観ているわけですし。

 

 

ただ、大会のディレクターが大会期間中に言ってはいけない、明白な女性蔑視の発言であることは明白です(このディレクターは当然、辞任)。

 

 

日本のYahooではこれ以上のことがわからなかったので、WTAの公式サイトを見たら、セレナがこの発言に激昂したことを知りました。

 

 

そうなると、セレナのあの涙は、この男女差別発言に対してのものだったのかもしれません。

 

 

 

 

ただ、残念ですが、これが今の女子テニスの現状です。

 

 

ランキングTOP10に入っているような選手でも、スタジアムはガラガラです。

 

 

実際には、若くて、強くて、魅力的な選手が次々に出てきているのですが、日本人はAKB48人気を見るまでもなく「成長を楽しむ」国民性ですが、アメリカ人は「完成された人」を応援します。

 

 

この10年、女子テニス界をけん引してきたシャラポワも、もう29歳で、アメリカ人としては、「もう十分に応援した」という気分でしょう。

 

 

ただ、マリア・シャラポワは明白に不世出のスーパースターです。

 

 

こんなスター選手は、ボクが生きている間にはもう出てこないでしょう。

 

 

しかし、純粋にテニスに目を向ければ、レベルは毎年確実に上がっています。

 

 

180Kmのサービスを打つカロリーナ・プリスコバ。

 

 

150Kmのウィナーを打つガルビネ・ムグルサ。

 

 

男子選手よりさらに前でボールをさばくベリンダ・ベンチッチ。

 

 

どれほど左右に振られても、ボールに食らいついてリターンするアンジェリック・ケルバー。

 

 

ボクからしたら、今の女子テニスほど魅力的なスポーツがほかにあるのかと思いますが、それはあくまでもボク個人の意見であって、女子テニスの人気が低迷しているのは明白です。

 

 

だからこそ、WTAは策を打つ必要があると思います。

 

 

デュースをなくして試合のスピードアップを図るといった、テニスの面白さを追求する必要もあるでしょう。

 

 

また、良くも悪くも、女子選手はやはり「アイドル」です。

 

 

それなのに、全豪オープンの勝利者インタビューで、「シャラポワ2世」の異名を持つ美人選手、ユージニー・ブシャールのテニスウェアを誉めて「ちょっとターンしてみて」と言ったら、WTAや一部選手がすかさず「どこを見ているんだ。女性蔑視だ」って、それなら、なぜミニスカートを履くのでしょうか?(ちなみに、このときのブシャールのウエアは、キャミソール風のワンピースでした)

 

 

ビクトリア・アザレンカのように、全員、短パンでプレーすればいい話です。

 

 

赤い帽子、赤いリストバンド、そして赤いマニュキュアと、人一倍オシャレに気遣っておきながら、そこに注目すると、「テニスを見ろ」とすかさず反論するWTAや一部選手の言動を見聞きして、「テニスは確かにスポーツだけど、見てもらってなんぼのエンターテイメントであることを理解してるのかな?」と違和感を抱くのはボクだけでしょうか。

 

 

年間200試合、テニスを観ているボクですが、だからこそ、ボクはテニスのルールに不満を抱いています。

 

 

一言で言えば、時間が長すぎます。

 

 

1試合で3時間とか、男子のグランドスラムでは5セットマッチで時に1試合5時間とか、よほど好きでなければ視聴に耐えられる長さではないと思うのですが、この話題は別の機会に。

 

 

ブログを書いているうちに本題を忘れてしまったのですが、ボクが書きたかったのは、WTAの公式サイトを見たら、今夜見ようと思っていた女子テニスの1回戦の試合結果が載っており、今夜の楽しみがなくなってしまったことです( ;∀;)

 

 

いつも、大会期間中は絶対にWTAの公式サイトを見ないように心がけているのに、年に数回、このミスをしてしまいます( ;∀;)

 

 

今夜は、外に遊びに出るとします(*^^*)

 

 

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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