大村あつしオフィシャルブログ

前回は、ワークシート関数のMATCH関数をVBAで使用する方法を解説しました。

ワークシート関数の検索用関数はいくつかありますが、MATCH関数と並んで馴染みの深いものはやはりVLOOKUP関数ではないでしょうか。

そこで今回は、B列の中から「大村」を検索し、D列にあるその売上金額を取得するというサンプルをご紹介します。

今回のケースでは留意点は2つあって、1つは、ここでは「大村」という文字列と完全に一致する値を検索しますので、VLOOKUP関数の第4引数の検索の型には必ず「False」を指定しなければなりません。

もう1つは、該当データがない場合、「Application.WorksheetFunction.VLookup」とした場合はコードそのものがエラーとなり、「Application.VLookup」の場合はエラーが返されるという違いがある点ですが、いずれにしても、エラーのトラップで対処が可能です。

では、VBAでVLOOKUP関数を使って値を検索するサンプルをご覧ください。

Sub Sample_056()
    Dim myName As String
    Dim myUriage As Long
   
    myName = “大村”
   
    On Error GoTo ErrHandle

    myUriage = Application.WorksheetFunction.VLookup(myName, Range(“B2:D11″), 3, False)   ‘検索条件の指定
   
    On Error GoTo 0
   
    MsgBox myName & “の合計：” & myUriage
   
    Exit Sub

ErrHandle:
    MsgBox “該当データがありません”
End Sub

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