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日本は、確実に滅びる

 

ある国が、別の国を従属させるための、もっとも直接的な方法が「戦争」であることは言うまでもない。

 

 

しかし、世界が原爆を保有してしまった以上、「戦争」は「人類滅亡」と隣り合わせで、「簡便」なようで、ある意味もっとも難しい手段である。

 

 

では、ある国を従属させたい、もしくは滅ぼしたいときにはどうしたらよいのか?

 

 

そもそも、そのような手段はあるのだろうか?

 

 

答えは「ある」だ。

 

 

戦争のような直接的な手段が無理なら、間接的なアプローチをすればよい。

 

 

すなわち、その国の国民を、真綿で首を締めるように徐々に無気力にしていけばよい。

 

 

人間は、夢が遠ざかれば遠ざかるほど、希望と気力がそがれていく。

 

 

そして、国民に夢を見させるのが仕事であり、その立場にいる人間が政治家である。

 

 

政治家は、自己犠牲をしてでも国民の夢をかなえるために努力する義務がある。

 

 

しかし、もはや今の日本で政治家に期待している人がどれほどいるだろう?

 

 

大学で経済学を学んだボクは、トリクルダウン(まずは、大企業や富裕層を豊かにすれば、ゆくゆくは中小企業や下流層も豊かになっていくという理論)が成功した事例などないことは知っている。

 

 

だが、言うまでもなく、アベノミクスはトリクルダウンの典型であった。

 

 

当然、ボクは反対の立場だったが、悲しいことに、それに代わる政治家、それに代わる政党がなかった。

 

 

すると、ボクのような考えの人間は、次のステップに進む。

 

 

それは、「政治に対する無関心」である。

 

 

「政治と金」なんて、ボクが子どもの頃から問題視されているが、一向に止む気配はない。

 

 

公用車を「動く知事室」と言い張って、税金の無駄遣いをやめる気がない知事を横目に、満員電車に揺られながら税金を払っている立場の人間の思いが「怒り」に変わればまだいいのだが、「もう、政治家なんてどうでもいい。誰がやっても同じ」という心境になったら、もはや政治家はやりたい放題である。

 

 

しかも、特定秘密保護法の影響もあって、日本のマスメディアが報道する情報の公共性、重要性の世界的な順位は約80位と、もはやこの国ではマスコミから得られる情報は皆無に等しい(『週刊文春』を除く(笑)。

 

 

お隣の大国と大差はない、完全な社会主義国家である。

 

 

しかし、繰り返しになるが、この世で一番怖いのは「怒り」ではなく「無関心」である。

 

 

そして、戦争をせずに国を滅ぼす、もしくは従属させる手段は、「国民に政治への関心をなくさせること」である。

 

 

闇の支配者が誰かはわからないが、どうやら、その目的は着々と進行中のようである。

 

 

ボクは、断言できる。

 

 

50年後には日本は滅んでいる、もしくは、従属国家になっていると(すでに、某国に従属しているという意見もあるが)。

 

 

否、昭和生まれのボクは、「明日は今日よりもよくなる」という前向きの雰囲気に満ちていた日本を、子ども心に感じ取っていた。

 

 

そのときの気持ちと、今の暗澹たる気持ちを比較すると、今の日本はすでに死に体のように思えてならない。

 

 

今世紀に入り、派遣法を改悪して、製造現場でも非正規雇用が可能となり、「勝ち組」「負け組」という唾棄すべき言葉が生まれ、非正規の方々の平均年収が170万円では、それは政治家に怒りを抱いている暇も気力もないだろう。

 

 

自分のその日の生活のことで手一杯である。

 

 

もっとも、今にして思えば、郵政3事業を民営化するか、しないかなど、国民の生活にはさして影響のないことなのに、熱狂的にあの人を支持したボクたち国民にも責任の一端はあるのだが。

 

 

ボクは、「VBAエキスパート」という新資格を創設する際に、大手の派遣会社数社と懇意にさせていただいていたが、某社の社長が、「派遣の適用範囲を広げる、というと聞こえはいいし、見た目の失業率は減少しますが、それをしてしまうと、国民の半数が貧困にあえぐことになりますよ」と言っていたことを忘れたことはない。

 

 

そして、それから13年。

 

 

日本は、着実に破滅、もしくは従属への道を歩んでいる。

 

 

 

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(目次)

Part1 基礎編

 

Chapter 1 マクロの記録とVisual Basic Editor

1-1 マクロとは? VBAとは?
1-2 マクロを含むブックを保存する/開く
1-3 マクロの記録でマクロを作成する
1-4 マクロを編集・実行・登録する
1-5 マクロの構成と基本用語
1-6 Visual Basic Editorの基礎知識
1-7 エラーへの対処とイミディエイトウィンドウ

 

Chapter 2 VBAの基本構文を理解する

2-1 マクロの記録の限界
2-2 VBAの基本用語と基本構文
2-3 オブジェクトの親子関係
2-4 コレクションを操作する(すべてのブックを閉じる)

 

Chapter 3 ブックとシートをVBAで操作する

3-1 ブックを開く/閉じる
3-2 ワークシートの印刷プレビューを実行する
3-3 ワークシートを削除する
3-4 ワークシートを表示/非表示にする
3-5 シートを扱うときの注意点

 

Chapter 4 セルをVBAで操作する

 

Chapter 5 変数を理解する

 

Chapter 6 条件分岐を理解する

 

Chapter 7 繰り返し処理(ループ)を理解する

 

Chapter 8 対話型のマクロを作る

 

 

Part2 実践編

 

Chapter 9 変数の上級テクニックとユーザー定義定数

 

Chapter 10 ユーザーフォーム

 

Chapter 11 基本的な入力や表示を行うコントロール

 

Chapter 12 選択を行うコントロール

 

Chapter 13 その他の便利なコントロール

 

Chapter 14 文字列を操作する関数

 

Chapter 15 日付や時刻を操作する関数

 

Chapter 16 その他の便利な関数

 

Chapter 17 マクロの連携とユーザー定義関数

 

Chapter 18 イベントマクロ

 

Chapter 19 エラー処理

 

Chapter 20 画面表示と組み込みダイアログボックス

 

Chapter 21 グラフをVBAで操作する

 

Chapter 22 ファイルの操作

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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