ジョコビッチが挑む2つの快挙(ゴールデンスラム&年間グランドスラム)(カサキナを気絶するまで応援するブログ89)
ボクは女子テニスファンなのですが、ボクの友達の多くは男子テニスファンです(厳密には、錦織圭のファン)
女子テニスは、上位30人くらいが紙一重の中で争っていて、抜群に面白いのですが、ボクの友達の男子テニス熱が、全仏オープン以降下がりまくっています。
もちろん、錦織圭が負けたのも理由の1つですが、最大の理由は、
ジョコビッチ1強で面白くもなんともない
のだそうです。
もう、クレーコートにハートマークを描いたジョコビッチが憎らしくて仕方がないらしく、なにかボクがまだ幼稚園児の頃、日本中が北の湖を嫌っていましたが、なんとなくそのときの雰囲気に似ているな、と感じます。
もっとも、ボクはジョコビッチが好きでも嫌いでもなく、そもそも今は女子テニスオンリーなので、別段怒りも憎しみも湧きませんが、ジョコビッチが2つの快挙を成し遂げるかは大いに関心があります。
ジョコビッチは、全仏オープンの優勝によって、4つのグランドスラムすべてで優勝するキャリアグランドスラマーになりました。
これはジョコビッチの悲願で、昨年の全仏オープンの決勝でワウリンカに敗れた後、「テニスだけが人生ではない」と言い残して、2週間行方不明( ;∀;)
一時は、ウィンブルドンの欠場も伝えられました。
さて、そんなジョコビッチの2つの快挙とは、1つは「ゴールデンスラム」です。
これは、キャリアグランドスラマーが、さらにオリンピックで金メダルも取ることで、あのロジャー・フェデラーでさえ成し遂げていません。
テニスの世界でゴールデンスラムは、アンドレ・アガシ、ラファエル・ナダル、ステフィ・グラフ、セレナ・ウィリアムズの4人しかいません。
もし、スポーツ仲裁裁判所がマリア・シャラポワの出場停止処分をといて、シャラポワがオリンピックに出場できれば、当然シャラポワもゴールデンスラムを狙いに行くでしょう。
ちなみに、現時点でシャラポワは引退する意思はなく、facebookに練習風景の写真をアップしています(*^^*)
そして、ジョコビッチが今年、十分狙えるもう1つの快挙が、年をまたがずに1年間で4つのグランドスラムすべてで優勝する「年間グランドスラマー」です。
年間グランドスラムは、オープン化後はロッド・レーバーしか達成しておらず(ロジャー・フェデラーは、赤土の王者ラファエル・ナダルがいたのが不運でしたね)、今のジョコビッチなら、このあとのウィンブルドンと全米オープンの優勝は普通にあり得ますので、ジョコビッチはこれから2つの快挙に向かって突き進むことになります。
まあ、ボクは女子テニスで精一杯で、男子テニスはグランドスラムの準々決勝くらいからしか観ないので難しいことはわかりませんが、今のジョコビッチを倒せるとしたら、ミロシュ・ラオニッチだけだと思っています。
ラオニッチは、股関節の怪我が持病になりつつあるのが残念ですね。
錦織圭やアンディ・マレーは、テニススタイルがジョコビッチと丸かぶりなので、MASTERS1000やATP500の3セットマッチなら勝機はあると思いますが、グランドスラムでジョコビッチを破るイメージはありません。
その点、トーナメントのたびに優勝者が違う女子テニスは面白いです(*^^*)
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