新規に作成したブックを操作する(Excel VBA)
ブックは、以下のステートメントで新規に作成できます。
Workbooks.Add
このステートメントに疑問を抱く人はいないでしょうが、では、「マクロの中で新規に作成したブックを操作する方法は?」と言われると戸惑う人もいるのではないでしょうか。
当然ですが、新規に作成したブックの名前はわかりませんので、「Workbooks(“Book2″)」のように名前で参照することもできませんし、ブックの数がわかりませんので、「Workbooks(2)」のようにインデックス番号で参照することもできません。
確かに、Countプロパティを使えば開いているブックの総数はわかりますが、こうしたケースでは、次のサンプルのようにWorkbook型のオブジェクト変数に新規ブックを代入して、そのオブジェクト変数を操作するとよいでしょう。
サンプルでは、新規に作成したブックをWorkbook型変数「myWB」に代入して、その名前をメッセージボックスに表示しています。
Sub Sample_001()
Dim myWB As Workbook
Set myWB = Workbooks.Add
MsgBox “新規に作成したブック: ” & myWB.Name
End Sub
ちなみに、このテクニックは、次のように、新規に開いたブックをWorkbook型変数に代入しておくというケースにも有効です。
Set myWB = Workbooks.Open(FileName:=”C:¥Macro¥Sample.xlsx”)
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Chapter2 VBAの基本構文を理解する
Chapter3 ブックとシートをVBAで操作する
Chapter4 セルをVBAで操作する
Chapter5 変数を理解する
Chapter6 条件分岐を理解する
Chapter7 繰り返し処理(ループ)を理解する
Chapter8 対話型のマクロを作る
Chapter10 ユーザーフォーム
Chapter11 基本的な入力や表示を行うコントロール
Chapter12 選択を行うコントロール
Chapter13 そのほかの便利なコントロール
Chapter14 文字列を操作する関数
Chapter15 日付や時刻を操作する関数
Chapter16 そのほかの便利な関数
Chapter17 マクロの連携とユーザー定義関数
Chapter18 イベントマクロ
Chapter19 エラー処理
Chapter20 画面表示と組み込みダイアログボックス
Chapter21 グラフをVBAで操作する
Chapter22 ファイルの操作
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