ウィンブルドン観戦記5 土居美咲、4回戦進出!(カサキナを気絶するまで応援するブログ95)
公私ともに多忙で、しかも録画で結果はわかっていたので、土居美咲の3回戦を1stセットだけ見ました。
相変わらずフォアハンドは絶好調で、苦手と言われているバックハンドでも巧みにスライスを織り交ぜて、相手のミスを引き出していましたね。
ちょっと、WTA公式サイトを見ている時間もないので、ボクの記憶違いの可能性もありますが、土居美咲は優勝ポイント「470」のプレミア・トーナメントでの優勝はないと記憶しています。
そして、これもボクの勘違いの可能性があるのですが、確か、グランドスラム4回戦に進出すると、240ポイント獲得できたと思います。
もし、ボクの記憶通りであれば、土居はこれまでのテニス人生で280ポイントのインターナショナルの優勝はありますが、もらえるポイントが大きいので当然3回戦はプレッシャーがかかったと思いますし、実際2回戦の対カロリーナ・プリスコバ戦のときのほうが出来は良かったと思います。
また、相手のミスにもかなり助けられていましたが、土居は本当にメンタルが強くなりましたね。
1stセット終盤で落としそうなゲームをキープして、さらにタイブレークを取りましたが、これまでの土居なら、あの危ない場面でゲームを落とし、そのショックを引きずって2ndセットも落としていたでしょう。
その土居がメンタルが強くなったきっかけは、間違いなく昨年の全米オープン2回戦のベリンダ・ベンチッチ戦だと思います。
動画を貼っておくので、興味がある人はご覧ください。
ちなみに、この試合を会場で観ていた恐らくアメリカ人のブログを読みましたが、”so many wrong calls”、「誤審だらけ」と審判を断罪していました。
まあ、誤審かどうかの判断は各自にお任せしますが、ポイントは、少なくともベンチッチは誤審だと思っており、悔し泣きでまともにテニスもできない状況なのに、土居美咲は3つのマッチポイントを落としました。
ベンチッチのコートにボールを返すだけで勝てる試合を、何を思ったのかウィナー狙いでボールをネットに引っ掛けて2ndセットを落とし、最後には負けて、今度は土居が自分へのふがいなさで涙を流しました。
それほど、土居はメンタルが弱い選手だったのです。
そして、今年の全豪オープン1回戦でもアンジェリック・ケルバー相手にマッチポイントを握りながら負けてしまい、「またか」と思いましたが、その後、彼女はプレミアトーナメントで優勝こそありませんが、上位選手に当たり前のように勝つようになり、その理由がメンタルが強くなったことであるのは明白です。
さて、4回戦は、そのアンジェリック・ケルバーとの対戦です。
さすがに、これまでのようなわけにはいかないと思いますが、2回戦のときのテニスなら勝機は十分にあると思います。
逆に、3回戦のテニスをしたら、ケルバーは簡単にミスはしてくれないと思いますので苦戦するでしょう。
何よりも、レフティー同士の対戦なので、ケルバーにバックハンドのラリーに持ち込まれたら、ちょっとイヤですね。
ケルバーにはドロップショットもありますし。
ただ、土居美咲にはなんとしてでも金星をあげてほしいと思います。
セレナが、とんでもない格下相手に2回戦で負けそうな試合をしていました。
今大会は、誰にでも優勝のチャンスはあります!
もちろん、土居美咲の優勝も、ありえない話ではありません(*^^*)
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