Genie! You’re playing like a champion!(カサキナを気絶するまで応援するブログ105)
テニスは、最初は3ゲーム、その後は2ゲームごとに休憩があって、1セットに1回、この休憩のときにコーチがアドバイスをすることができます。
そして、3rdセット、ユージニー・ブシャールから見て6-5となってコートチェンジ。
ブシャールが見事に自分のサービスゲームをキープした後なので、別にアドバイスもないだろうと思ったら、ブシャールのコーチがベンチに来て言いました。
Genie! You’re playing like a champion!
当然ですが、次のゲームをルーシー・サファロバがサービスキープして、タイブレークにもつれ込むことを想定してのアドバイスですが、アドバイスするタイミングは、ルール上もはやここしかありませんでした。
そして、アドバイスの内容は、テクニック的なことではなく、「セカンドサーブのときに、自分の間でプレーするんだ」と言ったあと、コーチの口から思わず上述の言葉が飛び出したのです。
Genie! You’re playing like a champion!
試合は、まさしくコーチの言う通りで、グランドスラムの準優勝者同士(ブシャールは2014年のウィンブルドン、サファロバは2015年の全仏オープン)が、互いに120%の力で死闘を演じ、この試合がグランドスラムの決勝戦でもなんの不思議もありませんでした。
最後のタイブレークを分けたのは、やはり絶妙なタイミングでアドバイスを送ったコーチの一言。
Genie! You’re playing like a champion!
↑
3回も書くとうざいですね(笑)
だったのではないでしょうか。
過去にこのブログで、
「ユージニー・ブシャールは、強い相手と戦うときには自身のテニスのクオリティが上がり、弱い相手と戦うときには、引きずられるようにテニスのクオリティが下がる」
と書きましたが、実際に、格下相手に年中、1回戦負けを喫していました。
ファンのボクとしては、こみ上げてくる失望感をどう処理したらいいんだろうという気持ちで観ていたのですが・・・
やはりブシャールは強い!
TOP10が彼女の居場所です!
ブシャールは、昨年からテニスに迷いが生じ、リターン&ボレーでネットプレーでショートポイントを取る作戦を試していたのですが、もしかしたら、本来のテニススタイルに戻した可能性があります。
この日のルーシー・サファロバ戦でも、ネットプレーには出ずに、ベースラインからライジングショットで左右に揺さぶるテニスをしていましたが、ロングラリーはサファロバがものにし、ショートラリーはブシャールがものにし、お互いに一歩も引かない、素晴らしい試合でした。
今年観た試合の中でもベスト5に入りますね(*^^*)
さて、公私ともに多忙で、今さら1回戦を観ていますが、今夜はダリア・ガブリロワ対シモナ・ハレプは観たいですね。
大物食いのガブリロワが、ハレプ相手にどんなテニスをするのか楽しみです。
もちろん、優勝はダリア・カサキナでお願いします(*^^*)
PS
ということで、週末にかなりまとめて試合を観ることになりそうなので、試合結果がわからないように今週は一切ネット検索はしません。
実は、このブログのためにブシャールの写真を探していたら、2回戦を突破してガッツポーズをしている、ナイキのウエアの選手の写真が出てきてしまいました。
その選手が勝ったのかどうかわかりませんが、写真検索も慎重にします(´;ω;`)
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