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スビトリーナ vs リシツキ チャイナ・オープン(北京)7(女子テニス196)

 

チャイナ・オープン(北京)

エリーナ・スビトリーナ vs ザビーネ・リシツキ 2回戦

 

 

今頃、チャイナ・オープンの2回戦を観ていますが、ダリア・カサキナの敗戦でまったくテニスを観る意欲をなくし、さらに追い打ちをかけるようにガルビネ・ムグルサも敗退し(これは、勝ったのがペトラ・クビトバだったので、それほどダメージありませんでしたが)、2日間テニスから遠ざかっていましたが、

 

 

ダリア・カサキナの敗戦のショックを払拭してくれるのは・・・

 

 

「カサキナのお姉さん」ことスビトリーナしかいない!

 

 

ということで、ボクと友達が「コートの妖精」と呼んでいるエリーナ・スビトリーナの2回戦を観ました。

 

 

もっとも、相手はボクは”Giant Killer”、「大物食い」のイメージが強いザビーネ・リシツキだったので、「これでスビトリーナも負けたら、1週間は立ち直れないな」と思いつつ観たのですが・・・。

 

 

(リシツキは、記憶が曖昧なのですが、シャラポワやセレナに勝った試合もありましたし、ウィンブルドンで決勝に進出した記憶がおぼろげにあります)

 

 

スビトリーナ、見事な勝利!

 

 

やはり、「カサキナのお姉さん」だけあって、カサキナよりも一枚上手ですね。

 

 

というか、ボクはカサキナは今年中にこのレベルにまで来て、来年はTOP10を狙う選手だと思っていたので、その予想は外しました。

 

 

一方で、スビトリーナの来年の目標は当然、TOP10でしょう。

 

 

正直、ムグルサやスアレス・ナバロよりも強いと思います。

 

 

そのスビトリーナはとにかく長所が多いです。

 

 

・相手によってプレースタイルを変えられる

→ ボクが、有明コロシアムで対ガルビネ・ムグルサ戦を観たときには、ベースラインから下がってムグルサのミスを引き出すテニスをしていましたが、この試合ではほとんどのボールをコートの中で処理していました。

すなわち、守備型テニスと攻撃型テニスのどちらもできます。

 

 

・ライジングショットの威力がバツグン

→ ペトラ・クビトバほどのアングルはありませんが、イメージとしては上がってっきたボールが胸のあたりにきたときに強打するクビトバ・スタイルで、ベリンダ・ベンチッチとはまったく種類の違うライジングショットを持っています。

 

 

・サーブへの反応とブロックリターンがバツグン

→ 東レPPOでは大坂なおみに負けはしましたが、ワイドに切れるようなとても触れないボールはともかく、それ以外の相手のサーブは、サービスエースはもちろん、サービスポイントすら許しません。

驚異的な反射神経で反応し、パワーサーブをブロックリターンで返す技術は、恐らく現在の女子テニス界で随一と言ってもいいレベルです。

 

 

・目立った弱点がない

→ 「これをするとミスをする」という目立った弱点がありません。

フォアハンド、バックハンドともに正確です。

 

 

・ルックスがバツグン!

 

newsellesesvitolina41

 

 

一方、弱点はやはりサーブですが、スビトリーナだけでなく、彼女の妹のカサキナも、ルイーザ・チリコもキャサリン・ベリスも、ボクが好きな選手はみんなサーブが弱いです。

 

 

まあ、ボクがそういう選手を好きになってしまうのですからしかたありませんが(笑)、サービスエースはいらないので、せめて相手がプレッシャーを感じるくらいにサーブを磨いて、1stサーブのスピードと精度をもう少し上げたいですね。

(もっとも、ダブルフォルトをほとんどしないところが、カサキナやベリンダ・ベンチッチとの大きな違いです)

 

 

3回戦はアンジェリック・ケルバーなので、まあ負けを覚悟で、ただ、カサキナがマッチポイントを握りながらカロリーナ・プリスコバに負けた試合のような、ショックが尾を引く敗戦だけは避けてほしいところです。

 

 

この敗戦は、いまだにボクの中ではトラウマです。

 

 

また、気付かなかったのですが、これまたボクが大好きなダリア・ガブリロワも3回戦に進出していますので、こちらも楽しみですね(*^^*)

 

 

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コメント (2件)

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  1. しかし今年のスビトリナは全豪終わりでエナンをパートタイムでコーチにつけてからベースラインから下がっての守備力が目につきますね。

    それ以前は確かに攻撃力が目立っていた印象があったんですけど、攻撃力はそのままにそれ以上に守備力が目立ってきてるからこそプレミアで安定した成績がついてきてますね。

    まあ来年しっかりプレミア優勝すればグランドスラムでもかなり安定して2週目に残れるプレイヤーになっていくでしょうね。ということでトップ10の時期はプレミア優勝かグランドスラム2週目残った時いずれかで達成するでしょう。

    • おっしゃるとおり、よほどドロー運が悪くなければ全豪オープン後。
      もしくは、2月のドバイかドーハでTOP10と見ています。
      フェドカップに出場しないで、ペテルブルグ出場も面白いと思いますが。

      蛇足ですが、リシツキのコーチと一緒にヒンギスがいましたね。
      ダブルスでも組んでるんですかね?
      ただ、パワーヒッターが欲しいなら、別にミルザでよかったと思うのですが、喧嘩でもしたんですかね?

      さらに蛇足ですが、CASの判決が出てから、シャラポワのWADAとITFへの口撃が始まりましたね。
      いずれにしても、来年4月末で出場停止が解けるので、来年の全仏オープンはシャラポワを観られますね(*^^*)
      昨年は風邪で早期敗退でしたからね・・・。


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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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