カサキナ、ベンチッチを撃破! モスクワオープン(女子テニス206)
ダリア・カサキナが、同じ19歳で元TOP7のベリンダ・ベンチッチを下しました。
(カサキナは自撮り写真のほうがかわいいですね。
ボクのスマホはカサキナの写真だらけで、痛いおじさんと化しています(笑)
試合の前に個人的なことですが、ボクはそもそも、「ベンチッチを気絶するまで応援するブログ」として始めましたので、ベンチッチが3月に故障離脱したときにブログを中断しようと思ったのですが、ベンチッチに勝るとも劣らない選手を目の当たりにして、気付いたら約1年、ブログを書き続けていました。
それがダリア・カサキナです!
彼女を今年2月にペテルスブルグ・オープンの準決勝で初めて見たときの衝撃は今でも覚えていて、ボクの興奮ぶりは こちらのブログ に残っています。
お互いにコートの中に入ってのライジングショットでのウィナー合戦は、ボクが一番好きな試合です。
そして、今年の2月の段階では、ベンチッチがすべてにおいて格上でした。
それはランキングを見れば一目瞭然で、当時のベンチッチは11位で、カサキナに勝ったことで翌週のTOP10入りを確定していましたが、カサキナは60位台の選手でした。
しかし、それから8カ月が経過しました。
今年一年、カサキナとベンチッチのテニスは、放送されたものはすべて観ていますので、普通に考えてカサキナが勝つはずだと思っていましたが・・・
ボクは8月のオリンピック以来、カサキナが勝つ試合を1試合も観ていません(´;ω;`)
(その間にカサキナがずっと負けていたわけではありません。
カサキナが勝った試合の放送がなかっただけです)
ですから、ボクが応援したらカサキナが負けるのでは?という不安の中で観たのですが・・・。
試合は予想通り、お互いにコートの中に入ってライジングショットのウィナー合戦。
特に、1stセットは見ごたえがありましたね。
ボクは、この試合を分けるポイントは4つあると思っていて・・・
1.スロースターターのベンチッチが最初のサービスゲームをキープできるか?
→ キープしましたので、ベンチッチの本気度は十分に伝わってきました。
2.二人ともサーブが凄いわけではありませんが、どちらも2ndサーブが弱いので、1stサーブの出来はどうか?
→ 二人とも似たり寄ったりで、ここでは差が出ませんでした。
3.ベースラインの内側でラリーができないときには、守備力に上回るカサキナが有利なはずでは?
→ 実際に、カサキナの変幻自在の深いストロークはTOP10目前の選手並みに素晴らしかったです。
4.上述の「3」の状態になったとき、ベンチッチのメンタルが持つのか?
→ 持ちませんでした(苦笑)
イライラしたときのラケット投げでフラストレーションを爆発させて以降、試合はカサキナペースになりました。
この試合で、ベンチッチは痛感したでしょう。
「カサキナは強くなっているのに、私はむしろ弱くなっている」と。
同じ97年生まれとして今後のテニス界を背負っていく二人ですが、明らかにベンチッチは5人組の中で、カサキナ、大坂なおみに次ぐ3番手に後退しましたね。
ここに、アナ・コニュがどこまでベンチッチに迫れるかが来年の注目でしょう。
蛇足ですが、カサキナが左手薬指に指輪をしていました。
まあ、年頃の女の子ですし、テニスマシンではないのでボーイフレンドはむしろいたほうがいいと思いますが・・・。
指輪はどうなんでしょう!(´;ω;`)
ボクが親だったら、「そんな大切なものを、19歳のお前がやすやすともらうものではない!」と叱るところですが(´;ω;`)
おぢさん、ちょっと悲しかったです(´;ω;`)
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