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カサキナ、ベンチッチを撃破! モスクワオープン(女子テニス206)

 

ダリア・カサキナが、同じ19歳で元TOP7のベリンダ・ベンチッチを下しました。

 

2016-10-18_16h12_06

(カサキナは自撮り写真のほうがかわいいですね。

ボクのスマホはカサキナの写真だらけで、痛いおじさんと化しています(笑) 

 

 

試合の前に個人的なことですが、ボクはそもそも、「ベンチッチを気絶するまで応援するブログ」として始めましたので、ベンチッチが3月に故障離脱したときにブログを中断しようと思ったのですが、ベンチッチに勝るとも劣らない選手を目の当たりにして、気付いたら約1年、ブログを書き続けていました。

 

 

それがダリア・カサキナです!

 

 

彼女を今年2月にペテルスブルグ・オープンの準決勝で初めて見たときの衝撃は今でも覚えていて、ボクの興奮ぶりは こちらのブログ に残っています。

 

 

お互いにコートの中に入ってのライジングショットでのウィナー合戦は、ボクが一番好きな試合です。

 

 

そして、今年の2月の段階では、ベンチッチがすべてにおいて格上でした。

 

 

それはランキングを見れば一目瞭然で、当時のベンチッチは11位で、カサキナに勝ったことで翌週のTOP10入りを確定していましたが、カサキナは60位台の選手でした。

 

 

しかし、それから8カ月が経過しました。

 

 

今年一年、カサキナとベンチッチのテニスは、放送されたものはすべて観ていますので、普通に考えてカサキナが勝つはずだと思っていましたが・・・

 

 

ボクは8月のオリンピック以来、カサキナが勝つ試合を1試合も観ていません(´;ω;`)

(その間にカサキナがずっと負けていたわけではありません。

カサキナが勝った試合の放送がなかっただけです)

 

 

ですから、ボクが応援したらカサキナが負けるのでは?という不安の中で観たのですが・・・。

 

 

試合は予想通り、お互いにコートの中に入ってライジングショットのウィナー合戦。

 

 

特に、1stセットは見ごたえがありましたね。

 

 

ボクは、この試合を分けるポイントは4つあると思っていて・・・

 

 

1.スロースターターのベンチッチが最初のサービスゲームをキープできるか?

→ キープしましたので、ベンチッチの本気度は十分に伝わってきました。

 

 

2.二人ともサーブが凄いわけではありませんが、どちらも2ndサーブが弱いので、1stサーブの出来はどうか?

→ 二人とも似たり寄ったりで、ここでは差が出ませんでした。

 

 

3.ベースラインの内側でラリーができないときには、守備力に上回るカサキナが有利なはずでは?

→ 実際に、カサキナの変幻自在の深いストロークはTOP10目前の選手並みに素晴らしかったです。

 

 

4.上述の「3」の状態になったとき、ベンチッチのメンタルが持つのか?

→ 持ちませんでした(苦笑)

イライラしたときのラケット投げでフラストレーションを爆発させて以降、試合はカサキナペースになりました。

 

 

この試合で、ベンチッチは痛感したでしょう。

 

 

「カサキナは強くなっているのに、私はむしろ弱くなっている」と。

 

 

同じ97年生まれとして今後のテニス界を背負っていく二人ですが、明らかにベンチッチは5人組の中で、カサキナ、大坂なおみに次ぐ3番手に後退しましたね。

 

 

ここに、アナ・コニュがどこまでベンチッチに迫れるかが来年の注目でしょう。

 

 

蛇足ですが、カサキナが左手薬指に指輪をしていました。

 

 

まあ、年頃の女の子ですし、テニスマシンではないのでボーイフレンドはむしろいたほうがいいと思いますが・・・。

 

 

指輪はどうなんでしょう!(´;ω;`)

 

 

ボクが親だったら、「そんな大切なものを、19歳のお前がやすやすともらうものではない!」と叱るところですが(´;ω;`)

 

 

おぢさん、ちょっと悲しかったです(´;ω;`)

 

 

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コメント (17件)

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  1. ルクセンブルクはインターナショナルの大会でレベルは最上級ですね。昨年も日比野菜緒がタシケント優勝からの土居美咲が優勝して同じ280ポイントということでレベル差についてちょっと話題になっていましたしね。

    ルクセンブルクはエリートトロフィー当落線上のトップ20がきますし、地元が近いプレイヤーは参戦しやすいですからね。それなのにセンターコートにホークアイもないのは如何なものかといったところですが。

    今年は面子こそ例年よりは少ない代わりにクビトバとウォズニアッキですからね。まあこの時点で土居美咲の連覇なんて非現実的な話でしたからね。

    • ルクセンブルクはネットで調べたら、人口がたったの50万人って、
      ボクが住む富士・富士宮地域と同じ人口ですから、
      よくこんな小国でシーズン最後の大切な試合を開催するなーって思いますよね。

      ブシャール戦を観ていて、センターコートなのに、カメラが選手の真後ろという
      とんでもない小コートのようなアングルで、ちょっと観戦がつらかったですが、
      ブシャールのサーブのときに、「え、ブシャールってこんなに可愛らしいジャンプをするの!」と、
      おじさん、少し嬉しかったです(笑)

      まあ、クビトバ vs ウォズニアッキでもなければ、観ようとは思えないカメラアングルですね~。

  2. そういえば全仏のカサキナとバーテンズ戦はWOWOWでやってくれなかったからこそ、大村さんにはなんとか見て欲しかったところですね。ファイナルセット10-8でバーテンズが辛くも勝利してその勢いでベスト4ですからね。

    ただコートが当然シャトリエでもランランでもなくもはや何番のコートか忘れてしまいましたが、カメラのアングルがITFの下部ツアーみたく見づらい部分もありましたけど本当にデスマッチでしたね。

    • カサキナがデスマッチをした人は勝ち上がるんですよね。
      だからこそ、負けた時の悔しさ100倍です(´;ω;`)

      同じくデスマッチをやって、カサキナがマッチポイントまで握っていた
      チャールストンのスティーブンスは、結局、優勝ですからね。

      カサキナにしてもスビトリーナにしても、
      もういつ優勝してもおかしくないのですが、
      「たったの5連勝」が難しいのが女子テニスの魅力ですね(*^^*)

  3. そういえば大村さん、英語実況でなぜカサキナをカーサキーナって伸ばしたりするんでしょうか?

    • 実況によって多少違いますが、「カザキーナ」が多いですね。
      通常、"na"の前は伸ばしますので、("Madonna"はご存じのとおり「マドーナ」です)
      それに加えて"t"を黙字扱いにしていますね
      (理由はわかりませんが、アメリカ人にとってこの"t"は凄い違和感なんでしょうね)
      で、"Kasatkina"が「カザキーナ」になっているんだと思いますが、
      ボクもブログには「カサキナ」と書きますが、頭の中では「カザキーナ」と発音しています。

      "Gavrilova"も、"vri"で1つのほうがしっくりくるからだと思いますが、
      アメリカの実況では「ガブリロワ」ではなく「ガバロヴァ」で定着していますね。
      ボクも、頭の中では「ガバロヴァ」と呼んでいます。

      いずれにしても、テニス選手は「国際発音」みたいなものをWTAに登録して、
      全世界、その発音に統一して欲しいですね。
      ムグルサ、ムグルザ、ムグルッサと日本だけでも3種類ありますし、
      実況によっては"Mladenovic"を「ムラデナビック」という人もいますし。
      まあ、この"Mladenovic"もセルビア語を無理やり英語表記しているだけなんですけどね。

      ちなみに、日本の選手名鑑の「キリコ」は、いい加減「チリコ」に直して欲しいですね(´;ω;`)

  4. 今のブシャールは試合見ていていいところを探すのが厳しい状態ですね。希望が見いだせないというか。

  5. 突然ですけど大村さん、ケイティー・スワンはご存知でしょうか。2015全豪ジュニアシングルス準優勝者で現在ランキングが400位台ですが、イギリス期待の美少女テニスプレイヤーです。

    • いえ、知りませんでしたが、確かに美少女ですね(*^^*)
      個人的には、CiCiのほうが好きですが、まだ動いているスワンを見たことがないので比較は難しいですね~

      スワンを英語圏のサイトで調べると、2015の全豪は、3本のマッチポイントを凌いでの決勝進出ということでメンタルは強そうですね。
      ジュニアとはいえ、GSの準決勝という大舞台でマッチポイントを3本凌ぐのは凄いですね。
      テニスがついてくれば、こういう選手は確実に伸びますよね。

      今日は、仕事の合間にルクセンブルクのブシャール戦を観たのですが、
      実況が「昨年のチャンピオンは土居美咲」と言っていました。
      なにかのインターナショナルで優勝したのは知っていましたが、
      正直なところ、インターナショナルは観ないので知りませんでした。

      そのブシャールですが、センターからのアングルショットの精度の低さに愕然として、
      見るのをやめてしまいました。
      というか、ブシャールがなぜあんなに強かったのか、その理由を忘れつつあります(´;ω;`)

  6. 今週キャサリン・ベリスはITFのSAGUENAYの下部ツアーに出場しているんですけど映像が見れないのが…

    土居美咲も初戦映像なしで1コケしちゃったのでルクセンブルクの興味もほぼなくなっちゃいました。

    • ルクセンブルクはブシャールが出ていますね。
      明日、観れたら観ますが、ボクは今週はカサキナ&スビトリーナ・ウィークです(*^^*)

  7. カサキナと同様に試合中表情が激変するといえばキャサリン・ベリスもですけど、彼女は沢尻エリカさんみたくなりますね。かと思えばベンチッチもシャラポワもさほど試合中表情が激変するわけでもないしなんか顔の表情筋と関係あるんですかね。

    • まあ、一番まずいのは、サーブを打つときのオスタペンコですが(笑)
      おっしゃるとおり、ベンチッチもシャラポワもプレー中も美しいですね。
      スーパースローに耐えられます。
      クビトバもかなり表情を崩しますが、クビトバの場合は崩しても綺麗ですね(*^^*)

      それから、前のコメントに書き忘れたのですが、カサキナはウィンブルドンのときには
      娼婦のような真っ赤なマニュキュアをしていて、決して上品ではありませんでしたね。
      あの指輪も、単なるアクセサリーであることを願うばかりです。
      19歳で左手薬指に指輪をしているようでは、今後が心配です・・・。

  8. そうですね。ランキングでいえば大坂なおみが天津でクズネツォワとフルセットタイブレークの試合をやっていてポイントアップしてオスタペンコとベンチッチを抜きましたね。

    • 大坂なおみは、GSに照準を合わせて、準々決勝進出くらいはありそうですし、
      そこでまずはTOP30に入って、2年以内にGS優勝を狙ってくるでしょうね。

      地味に、アナコニュもランキングを上げていますよ(*^^*)

  9. 自分もどこから話をするべきかですが
    やっぱりテニスのことからですね。

    第1セット先にベンチッチにブレイクされるまではリンツでの低パフォーマンスを引きずっているように感じましたね。というかまさかカサキナ1コケしないよね?ってちょっとよぎりましたよ。

    ただストロークが安定してしまえばもうカサキナの盤石な試合になりましたね。カサキナのプレイで一番心に残っているのはストロークでベンチッチのバック側にムーンボールそしてスライスでとどめにドロップショットでポイントをとった時にはど深夜なのに唸りましたよ。

    ベンチッチとカサキナの対戦はこれから幾度と無く行われるので未来の女子テニスの黄金カードですね。見ていて楽しい試合という観点でいうと一番のカードになるでしょうね。

    あと自分も余談ですけどカサキナは試合中は目つきが鋭くて怖い感じですが
    緑のネイルも気になりましたね。

    • >カサキナのプレイで一番心に残っているのはストロークでベンチッチのバック側にムーンボールそしてスライスでとどめにドロップショットでポイントをとった時にはど深夜なのに唸りましたよ。

      カサキナは、ベンチッチのバックハンド側へのループボールはたくさん打っていましたね。
      そして、ほとんどすべて、カサキナが自分のポイントにしていましたが、
      これがベンチッチのメモに書いてあった、恐らく最重要項目だと思うのですが、
      (ベンチッチが、"I’m reading my paper!"と近寄るカメラに怒ったシーンです)
      ベンチッチは、カサキナのこのプレーでペテルスブルグでは危うく負けそうになりました。
      理由は、カサキナのループボールはコートの外(ベンチッチの左側)に向かって跳ねたり、かなりトリッキーだからです。

      ベンチッチのメンタル崩壊は、ペテルスブルグでは対処できたのに、
      この日はこのボールをバックハンドで右のサイドラインをオーバーするミスを繰り返したからだと思います。
      カサキナが強くなったというより、「自分が弱くなった」と思ったのでしょう。


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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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