スビトリーナ価値ある一勝、ブリスベン国際2017(女子テニス220)
いまだに一押しのダリア・カサキナの試合を見つけられないまま(もしかしたら、初戦で負けたのかもしれません)エリーナ・スビトリーナの2回戦を観ました。
テニスでは、サーバーがしてはいけないミスが2つあります。
この試合の最初のプレー。
スビトリーナは簡単なリターンをバックハンドのスライスでネットに引っ掛けました。
あまりにイージーボールだったので、一瞬ドロップショットを打とうかと迷った結果だと思います。
しかし、これはサーバーがしてはいけない「3球目のミス」です。
3球目のミスは、相手にリターンエースを喰らうようなものですから。
となると、次のポイントが非常に大切なのですが、今度はここでダブルフォルト。
ダブルフォルトもサーバーがしてはいけないミスであることは言うまでもありません。
1stゲームでこんな入り方をしたからか、この日のスビトリーナは絶不調。
というか、絶単調。
何をしたらいいのかがわからずに、ラリーにもまったくストーリーがありませんでした。
昨年の東レPPOから観てきた好調なテニスとはほど遠かったのですが、この苦しんで掴んだ勝利は大きいですね。
というのも、1stセットで0-3となったときと、2ndセットで大きく離されたときに、スビトリーナはコーチ席を観たのですが、ついにコーチはコーチングをしませんでした。
これは、オンコート・コーチングができない全豪オープンを睨んだ、「この程度の相手、自分の頭で作戦を考えろ」という陣営の叱咤激励であることは明白で、ボクはスビトリーナの本来のテニスが戻れば、全豪オープンでは優勝候補の一人に挙げたいと思います。
蛇足ですが、実況を聴いていて嬉しかったのは、ボクは昨年このブログで、「スビトリーナは1年の間に2人のNo.1プレイヤーを破った。これは快挙だ」と訴えてきたのですが、アメリカのテレビ局でも同じことを考えたのか、実況が言うには「2010年以来の快挙」だそうです。
これは、全豪オープンが楽しみになってきましたね(*^^*)
PS
コメントをいただいていますが、観戦が追いつかず、観たい試合の結果を知りたくないので、コメントは現在、拝見していません。すみません。
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