コニュvsハレプ ペテルブルグオープン2017(女子テニス244)
アナ・コニュvsシモナ・ハレプ
以前のブログで、「コニュにも勝機はある」と書いたのですが、それはハレプが全豪オープン1回戦で負けたことと、昨年のこの時期に調子が悪かったからですが、そのブログを書いたあとにハレプの全豪オープン1回戦を1stセットだけ観てみたのですが、どうもハレプは体調不良のように見えました。
暑さが原因にしては、試合開始早々に息が上がっていましたし。
ということで、ハレプは簡単には倒せないかもと思い直したのですが、幻滅したのはコニュではなくコニュのコーチです。
この試合の勝敗を分けたのは、コニュのバックハンドがことごとくエラーになったからです。
ですから、ハレプのサーブの時にバックハンドを攻められるのはしかたありませんが、それでもできることはありました。
ハレプの2ndサーブはほぼ100%、コニュのバックハンド狙いなので、ヤマを外してもいいからフォアハンド側に回り込んでウィナーの1本も決めれば、ハレプもプレッシャーを感じます。
しかし、ついに一度もそのようなプレーは見られませんでした。
それどころか、どちらでも打てるボールをわざわざバックハンドで打って、自らバックハンドのラリーにしてしまう組み立てには唖然・・・。
土居美咲ではありませんが、それこそ回り込んでのフォアハンドでしょう、というシーンが何度あったことか。
また、インターナショナルトーナメントでは通用するかもしれないコニュの大好きなドロップショットですが、ことごとくハレプに拾われていました。
相手は女子テニス界屈指のフットワークプレイヤーです。
「ハレプ相手にドロップショットだけはいけない」
この程度のことは、試合前にコーチが口を酸っぱくしてアドバイスすべきことです。
コニュはサーブ力ではハレプに勝っていましたし、フォアハンドも完全に互角でしたので、コニュのバックハンドエラーを延々と見ている間に負けてしまいました。
コニュは、テクニカル的なことは今のコーチでもいいのかもしれませんが、試合の組み立てができるコーチを付けないと伸び悩む可能性がありますね。
ただ、なにせ肝心のダリア・カサキナの試合が1試合も観れていないのでまったくわからないのですが、もし次がカサキナなら、ハレプは今日のようには勝たせてもらえないと思います。
あー、カサキナを観たい!
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