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ムラデノビッチ、ウォズニアッキを撃破! インディアン・ウェールズ2017(女子テニス258)

 

クリスティーナが勝ちました!

 

 

と言っても、クリスティーナ・プリスコバではありません。

 

 

クリスティーナ・ムラデノビッチが(愛称はKiKi)キャロライン・ウォズニアッキをくだしました!

 

 

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ボクの中では、今大会最大の波乱です。

 

 

確かに、エリーナ・スビトリーナがガルビネ・ムグルサに0-6のベーグルを喰らって負けたのには驚きましたが、この試合はスビトリーナ陣営にコーチがいないとか、スビトリーナも昨年末の怪我で戦えない、しかし決勝戦なので棄権もしづらいというエリートトロフィーの負けるために出場した試合を彷彿とさせるほどに無気力でしたので、コーチとの間になにかがあったのは確実なのですが、もし確執があったのであれば、これはスビトリーナにとっては相当まずいですね。

 

 

今後、スビトリーナは順位を落としていく可能性が出てきました。

 

 

もっとも、アンジェリック・ケルバーがエレナ・ベスニナに負けるのは、今のケルバーの調子を考えると想定内でしたし、ムラデノビッチがシモナ・ハレプに勝つのも、ハレプはクレーシーズンから調子を上げて来ると思うので、これも想定内でしたが・・・。

 

 

まさか、マディソン・キーズに真っ向勝負で勝った、今の女子テニスで1、2位を争うと思っているウォズニアッキが負けるとはまったく想定できませんでした。

 

 

もちろん、ムラデノビッチがペテルブルグオープンの優勝で1ランク上の選手になったのは承知していますが(だからハレプに勝ったわけですし)、ハードヒットやドロップショットで最初は得点を重ねるも、徐々にウォズニアッキがそれに対応し、逆にムラデノビッチにミスが増えていき、ムラデノビッチがどんなに善戦しても、フルセットマッチで2ndと3rdセットはウォズニアッキが取ると思っていたのですが、まったく逆の展開になりましたね。

 

 

1つ考えられるのは、ムラデノビッチは今大会、なぜかキャロライン・ガルシアとダブルスを組まずに、クズネツォワと組んだダブルスはすでに負けていますので、シングルスに専念できるというのがあったのかもしれませんね。

 

 

前からボクの持論は、「ムラデノビッチは、なまじダブルスが強いからシングルスで勝てない」でしたから。

 

 

もっとも、今日のムラデノビッチは明白に120点のテニスでした。

 

 

あれだけハードヒットして、ネットプレーも量産して、もちろんミスも出ますが、それ以上のウィナーでミスを倍返しするテニスでしたが、あと2試合このテニスが持つのか、ボクにはわかりません。

 

 

ただ、今日のムラデノビッチでしたら、1stサーブの調子が悪いカロリーナ・プリスコバでも勝てなかったと思います。

 

 

強いて言えば、1stサーブが入らずにサービスエースが取れなくてもガルビネ・ムグルサを破ったプリスコバが、「これでもし1stサーブが入り出したら」という伸びしろがありますので、やはりまだ優勝候補はプリスコバなのかなと思ってはいますが、もはや誰が優勝してもおかしくない大会になりましたね。

 

 

ちょっとこの大会を総括するには早いのですが、

 

 

インディアン・ウェールズの白眉は

 

 

姉のクリスティーナ・プリスコバの覚醒ですね(*^^*)

  ↑

もはや、締めがムラデノビッチでなくなっている(笑)

 

 

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コメント (21件)

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  1. 大村さん、ウォズニアッキの2017年のスケジュールです。

    http://www.carolinewozniacki.com/schedule/


    注目してほしいのは5月です。

    プラハ、マドリード、ローマ、ストラスブール、全仏と休みなしという馬鹿げたスケジュールにもほどがあります。

    確実にいえるのは全仏を捨てたといっていいでしょうね。

    • ウォズニアッキは、これ、全部出ますかね~。
      もし出るなら、おっしゃるとおり全仏はダメというか、
      GSそのものにあまり興味がないのかもしれませんね。
      そもそも、GS優勝がないためにバッシングされて、
      自分のテニスを見失った選手ですので。

      もしくは、エントリーできるものはバシバシとエントリーして
      ポイントを稼げたら仮病欠場もありえますね。

  2. 大村さん、プリスコバのテーピング姿が痛々しいです。

    クズネツォワ戦も厳しいですし、マイアミはまず優勝候補から外さざる得ないですね。正直マイアミの展望が全く読めなくなりました。

    • プリスコバのマイアミ優勝はなくなったと見ています。

      で、驚くような予想をしてもいいですか。
      ボクは、マイアミ優勝の筆頭はガルビネ・ムグルサだと思っています。
      IWではプリスコバに負けましたが、テニスは決して悪くなかったです。

      それに、ムラデノビッチも覚醒しきれていませんし、
      なによりも、ケルバー、ハレプ、ラドワンスカ、スビトリーナあたりの
      フットワークプレイヤーの調子が今一つですし、
      IWでは「上手い」選手が軒並み早々に敗退しましたので、
      パワーテニスのムグルサが頭一つ抜けているのかな、と。

      全仏のディフェンドはまず無理なので、ここで失う1000ポイントくらいを
      ムグルサはマイアミで補っておきたいところですね。

      もっとも、僕の希望はスビトリーナの優勝ですが(*^^*)

      このあたりはブログに書きますね!

  3. 大村さん、昨年比でいえばベグは調子を落としていると思いますし、サファロバは上がっていると思います。

    ベグはリオ五輪初戦で日比野菜緒に負けてから一向に上がっているとは見えないですね。

    サファロバは台湾オープンから調子は上向きですね。インディアンウェルズはビーナスを振り回すことはしないで力勝負して負けたので調子が落ちたとは見てないですね。なぜにビーナスにセンターセオリーをやったのかと。ベスニナはケルバ戦でもクロスのパッシングショットをボレーしたり、ビーナスを徹底的に振り回したりと勝つ理由がありますからね。

    • IWを観終わって思ったのですが
      (あ、そう言えば、まだ決勝戦がありましたね(笑)
      もはや、女子テニスは何があっても驚かないですね~。

      ベスニナがもしIWを優勝するなら、
      チリコがチャールストンを優勝してもなんの不思議もないと思っています。
      って、まあ願望ですが(笑)

  4. そういえばウォズニアッキとムラデノビッチの試合にふれていませんでしたね。

    この試合のポイントだけでいえばファイナルセット2-1でのウォズニアッキのメディカルアウトでしょうか。

    この後ウォズニアッキのストロークミスが目立ち、ムラデノビッチがダブルブレイクして勝負ありかなと。

    しかしウォズニアッキはいくら耐久力があるとはいえWTAツアーに出すぎですよね? まあセレナみたくさぼりまくれとはいいませんが、ある程度は絞っていかないと重要度が高い試合で体にガタがきてしまいますよね。

    • あのメディカルタイムアウトは、ウォズニアッキはなにか違和感があったのでしょうか。
      それとも、単なるテープの巻き直しでしょうか。
      いずれにしても、おっしゃるとおりトーナメントに出過ぎですね。
      これでは、大会後半で負けますね。

      ウォズニアッキは、昨年の全米からネットプレーを織り交ぜた攻撃もできる選手になりましたが
      フィジカルが弱るとただの守備型選手になってしまうので、
      もう少し万全な状態で臨まないとまずいですね。

  5. すいません、キーズはクレー得意でしたね。キーズを抜いてシードはコンタ、ビーナス、ウォズニアッキを引きたいかなと

  6. あとウォズニアッキも引きたいシードになりますね。

  7. 大村さん、チャールストン公式の出場選手のリストを見てもらいたいのですが。

    http://www.volvocaropen.com/players/field/


    チリコとてこれドロー次第なところありますよね。昨年はカサキナに当然やられてしまったわけで、今年もクレーコーターが十二分にいますね。

    個人的にきつい順だとバーテンズ、カサキナ、サファロバ、ストーサー、ガブリロワ、ラーソンってところですかね。

    逆にキーズ、コンタ、ビーナスはそこまでこわくないかと、チリコとしてはシードはこの3人を引きたいところですね。

    • 強い選手がごろごろいますね(汗)
      個人的には、ベグのループボール作戦もはまると厄介ですが、
      チリコなら対等に勝負できると思います。
      むしろ、ライジングショットプレイヤーがベグには苦戦しそうですね。

      あと、チリコが負けるとは思いませんが、突然現れた97年組のVikhlyantsevaが
      台風の目になる可能性もありますね。

      おっしゃるとおり、昨年はカサキナに敗れましたが、
      (この試合でチリコを知った記念すべき試合です。
      まさか、その本人と数カ月後に話ができるとは、このときには思いもしませんでした)
      チリコはサファロバを破ってカサキナに挑みました。
      ただ、サーフェイスは違いますが、チリコは武漢でもカサキナに負けてるんですよね。
      ちょっと、カサキナには勝てる気がしませんね。

      ただ、ガブリロワには確か、クレーで勝ったと記憶しています。

      まあ、優勝とは言いませんが、サファロバを破る時点でベスト4の資格はあると思いますので、
      チリコにはそのあたりを目指して欲しいですね(*^^*)

  8. 大村さん、スビトリナのクレー初戦がわかりましたのでお知らせします。

    なんとチャールストンでもなく昨年同様ボゴタでもなく、大村さんが予想したシュツットガルトでもなくイスタンブールでした。

    • イスタンブールは賢明な判断だと思います。
      もちろん、シャラポワの出来は誰にもわかりませんが、
      シャラポワが本来の力を出せれば、対戦相手は初戦敗退もありえますし、
      ケルバーもグランドスラム並みに力を入れてくるでしょうし、
      インターナショナルできっちりと280ポイントを稼ぐというのは作戦として間違っていないと思いますが、
      とにもかくにも陣営が無茶苦茶になっていないことを祈るばかりですね。

      それよりも、クレーとなったらあの選手に注目しないわけにはいきません!
      言うまでもなく、チリコです(*^^*)
      ドロー運に恵まれれば、TOP30も普通にあると思いますが、
      まあ、芝が始まったらそこでおしまいではありますが。
      もっとも、DAZNでは視聴できそうにないのが悩ましいです・・・。

  9. プリスコバは全豪でも調子が悪いままでしたから、なかなかポジティブにはなれないかなと。

    これでIWもさることながらマイアミがもっと混沌としてきますね。

    • 確かに、全豪もカスタネットの女のオスタペンコに負けそうになるなど、
      実際に、同じくカスタネットの女のバローニにもらい事故で負けてしまいましたが、
      そのあとのドーハでは、サービスエース、決めまくっていましたので、
      残り2試合で本来の調子を取り戻せるかどうかですね。

      プリスコバが1st決まらないと、残りの選手はベスニナとクズネツォワですから
      まさかのムラデノビッチのマンダトリー優勝もあり得ない話ではないですね。
      いや、まったくこの展開は予想できませんでした。

      アメリカの女性の解説者が、
      「今シーズン終わるときには、セレナ以外は誰がTOP10なのかは神にしかわからない」
      と言ってましたが、本当にそのとおりですね。
      これから、ラリーが長引くクレーシーズンが始まりますが、
      そうなると、本当にフィジカルとメンタルが試されますね。

  10. 大村さん、報告し忘れたんですが、ムラデノビッチとガルシアはペア解消しました。

    当然今後のフェド杯とかどうするのかわからないですが。

    しかしアカプルコでも準優勝といよいよトップ10級の能力がありながらと言われてあのメンタルのせいでダメだったのですが、これは勝者のメンタリティーを手に入れたからなんですかね。

    • え!全仏優勝コンビが解散ですか!
      ヒンギス、ミルザペアもそうですが、元々アスリートは相当に
      気持ちとプライドが強くなければ世界のトップにはなれませんので、
      「チーム」ならともかく、「ペア」というのは継続が難しいのかもしれませんね。
      実際、ムラデノビッチもガルシアも気が強いですし。

      ムラデノビッチは、「アグレッシブに、しかし雑に戦わなければ勝てる」というメンタルを
      確実に手に入れましたね。
      ちなみに僕は、「これでTOP20の選手だ」のような言い方で混乱を招いて申し訳ないのですが、
      保有ポイントの話ではなく、単純に現時点での強さの話をしているのですが、
      ムラデノビッチは、来週、ランキング20位以内になりますが、
      IWで決勝まで残れば、強さ的には10位以内の選手と見ないとならないと思っています。
      でなければ、ハレプとウォズニアッキには勝てませんので。

      これで、「シングルスって面白い」という気持ちが芽生えてダブルスの出場を制限したら、
      ムラデノビッチは相当手ごわい相手になりますね。
      彼女のドロップショットの精度とネットプレーでのラケットワークは確実にNo.1だと思います。

      あとは、同じクリスティーナでもプリスコバ姉が覚醒したら、
      今年は20代半ばの中堅が活躍しそうですね!
      今ボクは、クリスティーナ・プリスコバに夢中です(*^^*)

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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