クリスティーナ・プリスコバ、ビンチを撃破!ビール/ビエンヌ2017(女子テニス271)
ダリア・カサキナ優勝の興奮も冷めやらぬ中、スイスのビール/ビエンヌで大会が始まりました。
この大会はグレード280のインターナショナル(だと思う)で、ドロー表を見ていたときに今さら気付いたことがあります。
カサキナが優勝したチャールストンはドローサイズ64でしたが、通常のプレミアトーナメントやインターナショナルのドローサイズは32です。
それなのにチャールストンの優勝ポイントは470というのは不公平な話ですが、もっともプレミア5のように900ポイントなら上位選手は全員出ますので、まあ良しとしましょう。
実は、今回のチャールストンはマイアミで優勝したヨハナ・コンタが急遽出場を取りやめて、カサキナは本来は4回戦はコンタ戦でしたので、これもラッキーでしたね。
さて、そのビールオープンで初日から好カードがありました。
クリスティーナ・プリスコバvsロベルタ・ビンチ
試合は予想通りクリスティーナが勝ちましたが、妹のカロリーナがサーブの調子を落としている現在、女子テニス界No.1サーバーは確実にクリスティーナですね。
この試合でも、サービスエース10本も凄いのですが、ビンチがなんとかラケットに当てたというリターンミスにすら持って行けない、昔のルールではサービスエースだったポイントも10本以上ありましたので、感覚的には25本くらいサービスエースを決めていました。
このサーブの高さ、速さ、弾道、プレイスメントなど、完全に妹のカロリーナと同じで、クリスティーナが今後、プレミアトーナメントで活躍できれば、サービスエースのNo.1とNo.2はプリスコバ姉妹で独占でしょうね。
とにかく、クリスティーナのサーブは、ボールが飛んでいるのではなく、空中を滑っています。
そして、着地後もボールが滑ります。
これは、クリスティーナのサーブが絶好調のときには、その時点で相手選手は半分負けを覚悟しなければダメでしょうね。
クリスティーナは、1ブレークしたらあとは自分のサービスゲームをキープするだけという男子テニスのような感じで逃げ切ってしまうので。
個人的には、有明コロシアムで大坂なおみの190Kmのサーブを間近で見ましたが、大坂なおみのサーブよりも、プリスコバ姉妹のサーブの方が相手選手はリターンしづらいと感じました。
ストロークに関しては、以前、ざっくりと次の3種類があると話しましたが、
①ボールが着地する前にテイクバックをする
②ボールの着地と同時にテイクバックをする
③ボールの着地を確認してテイクバックをする
妹のカロリーナは②で、ランニングショットのときには①ですが、クリスティーナは基本的に③のタイプになります。
ランニングショットのときには②ですね。
ですから、深いボールに食い込まれるケースが多く、本人もそれをわかっているからか、ネットプレーがかなり多いです。
もっとも、このネットプレーがため息が出るほど上手なわけではないこと。
また、ネットプレーに出ると先に決めてからストロークをするので、甘いボールでネットに出てパッシングで抜かれてしまうので、ここは改善したいですね。
ため息が出るといえば、クリスティーナの胸の谷間でしょうか(*^^*)
これまで、「胸の谷間女王」はダントツ、ベリンダ・ベンチッチだったのですが、ナイキと契約してウエアが変わり、胸を隠してしまいましたが、クリスティーナはレシーブの時には谷間見せまくりです。
おじさん、実は、これを見たくて試合を観ました。
↑
ウソです。ちゃんとプレーも観ています。
それにしても、クリスティーナはベンチに座っているときには、カロリーナとまったく区別がつきませんね。
いくら一卵性双生児とはいえ、ここまで瓜二つの双子は珍しいのではないでしょうか。
次の試合も、クリスティーナの胸の谷間テニスを観るのを楽しみにしています。
クリスティーナは確実にTOP30近辺に来ますから、そうしたら同じトーナメントに双子がいるという、これは女子テニスファンにはたまらないですね。
しかも、クリスティーナは「二代目胸の谷間女王」ですし(*^^*)
↑
おじさん、くどいです
写真は、クリスティーナの胸の谷間ではなく、ダリア・カサキナです(*^^*)
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