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ケルバーはイップス病なのか、これが実力なのか シュツットガルト2017(女子テニス276)

  

ポール・マッカートニーの東京ドーム公演でテニスが見られないこの日、ホテルでアンジェリック・ケルバーvsクリスティーナ・ムラデノビッチを見ることができました。

 

 

ボクがムラデノビッチが勝つと予想した理由は2つに大別できます。

 

 

1つは、単純にボクは今のケルバーより強いと思われる選手を15人は挙げることができますが、ムラデノビッチもその1人だからです。

 

 

もう1つは、今年のケルバーはとにかくメンタルがガタガタで、先週末のフェドカップは観ていませんが、その前のモンテレイの決勝戦でパブリチェンコワ相手に、体と腕の動きがバラバラで、手打ちになってミスを連発しているケルバーを見て、

 

 

「これはイップス病を通り越して、もはやこれがケルバーの実力なのでは?」

 

 

と目を疑ったからです。

 

 

気持ちが乗っているときのケルバーならば、母国ドイツで威風堂々とディフェンディングチャンピオンらしく戦えるはずですが、今のケルバーにそれを求めるのは無理だと思っていました。

 

 

さらには、マリア・シャラポワがWCをもらってこの大会に出場していることを公然と批判し、自分で自分の首を絞めてしまったのもマイナスに働くと思っていました。

 

 

ちなみに、このシャラポワのWC問題は、多くの選手が公然と批判し、現役選手で歓迎しているのはカロリーナ・プリスコバくらいという状況から、結局は自信のない選手がシャラポワを恐れているだけだとわかります。

 

 

ですから、プリスコバの「シャラポワを倒してこそ真のチャンピオン」とでも言うべき態度にはとても好感が持てますし、ますますプリスコバが大好きになりました(*^^*)

やっぱり巨乳は違いますね。

 

 

プリスコバなら、シャラポワが負けても納得です。

(現在、そのプリスコバが試合をしていますが、相手がココ・バンダウェイなので見ないようにしています)

 

 

また、実はシャラポワはまだ全仏オープンのWCがもらえていないのですが、もしもらえたら、一番脅威に感じるのは当然、ディフェンディングチャンピオンのガルビネ・ムグルサでしょう。

 

 

なぜなら、一昨年のツアーファイナルズの頃のムグルサならともかく、今のムグルサがシャラポワに勝つことはまずありえないからです。

 

 

それでもシャラポワ批判を一切しないムグルサは、武士道を極めた侍のようでほかの選手と違って格好いいですね(*^^*)

だてに美脚ではありませんね。

 

 

話は横道にそれましたが、案の定、ケルバーが負けたわけですが、やはり体と腕の動きがバラバラで、手打ちでネットに引っ掛けるいつものテニス。

 

 

正直、2ndセットは6-0か6-1でムラデノビッチが取ると思ったのですが、このムラデノビッチもメンタルが弱かったです(笑)

 

 

3-0とリードしたところで、ケルバーが時折見せる開き直りの博打テニスを目の当たりにして委縮してしまい、あっという間に3-3に追いつかれました。

 

 

もちろん、これが昨年までのケルバーでしたら、開き直られたら厄介なのですが、今年のケルバーならきちんとラリーをしていれば(ましてやクレーコートなので)ケルバーが自滅するのは明白なのですが、ビビったムラデノビッチが自滅してしまいました。

 

 

そこからは、お互いにメンタルの弱さを競い合うかのようなミス合戦。

 

 

しかし、最後の最後、サーブ力に勝るムラデノビッチがなんとか振り切ったという試合でした。

 

 

ムラデノビッチはサービスエースの本数があまりないので、「ビッグサーバー」というイメージはありませんが、190Km前後のサーブは普通に打ちますし、200Kmを計測したこともある「隠れビッグサーバー」なのですが、このサーブ力の差が勝敗を決しましたね。

 

 

繰り返しになりますが、ケルバーは本当にイップス病なのでしょうか?

 

 

ボクは、「これがケルバーの本当の実力なのでは?」と思い始めています。

 

 

いずれにしても、苦労人のケルバーは、たとえシャラポワ批判をしても好きな選手であることに変わりないので、今後も見守っていきたいと思います(*^^*)

 

 

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コメント (23件)

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  1. シャワポワとムラデノビッチの感想ですけど、シャワポワの失速よりもムラデノビッチのメンタルは本当に強くなりましたね。

    ムラデノビッチのお母さんのコーチングもすごいですよね。タブレット取り出して説明していましたから。当然コーチングの内容はわからないのですが、コーチング後のゲームでほぼドロップショットを使って仕掛けてきてるイメージが強いですね。そしてそのドロップショットのポイント獲得率はかなり高いです。

    あと余談になるんですけどムラデノビッチってああ見えてまだ23なんでしたっけ?個人的には27~8に見えるんですよね。あとムラデノビッチのお母さんもえらい年齢いっているようなイメージですよね・さすがに50代だと思うのですが、見た目にはこれまた還暦すぎているように見えます。私の目がおかしければ遠慮せずにいってほしいのですが、ムラデノビッチのお母さんが夏木マリさんに見えることがあるんですよね。

    これまたおかしなことを言いますが、スマホで大村さんのブログの見る際、大村さんの斜め45度むいた顔写真を幾度となく見るわけですが、予備校講師の林修さんに見えるときがあるんですけど、似てると言われることってありますか?

    • おっしゃるとおり、ムラデノビッチはペテルブルグオープンの優勝で覚醒しましたね。
      2ndセット、0-2からの開き直りテニスは素晴らしかったです。
      ただ、それに気圧されるようなシャラポワではありませんし、
      ボクの記憶では、2ndセット、ムラデノビッチはダブルフォルト2回というゲームが
      2ゲームあったように思うのですが、そこを攻めきれなかったシャラポワ本人が一番無念でしょうね。

      ムラデノビッチは、ボクも20代後半に見えますし、お母さんは夏木マリさんみたいですね(笑)。
      ただ、ムラデノビッチはボクが目を付けた2013年のあたりから(すなわちまだ20歳)
      今のような感じですので、こういう人って逆に30歳になっても老けないんですよね。

      この試合を観ていて、もしこれが地上波だったらと思いました。
      ボクは男目線でしか見られませんが、テレビを付けたら、こんな美人二人が、
      脚もあらわにテニスをしていたら、健全な男性でしたらテレビに釘付けになると思います。
      すなわち、女子テニスは地上波でも視聴率が取れるスポーツで、
      その筆頭がやはりシャラポワなのでしょう。

      ちなみに、林修さんという人に似ていると言われたことはありませんが、
      林修さんという人を存じ上げません(すみません!)

  2. 大村さん、シャワポワの全仏WC発表日が5月16日以降になりそうですね。


    あと全仏予選ですけど予選枠が128だと思うので、シュツットガルトベスト4だけだと足りないですね。まあマドリードとローマでどっちかひとつでギリギリくらいですかね。どっちもひとつずつ勝利すれば間違いなく予選は確実に出場できますね。

  3. 大村さん、プラハとラバトのドローが出ましたが、カサキナはラバトやめてましたね。

    あと大坂なおみは例の腹筋のダメージがひどく(予選2回戦で痛めたとのこと)
    本来コンタ戦を棄権しなければならなかったのに本人が強硬出場した結果、プラハとマドリードを欠場と大坂本人から発表がありました。

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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